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2020.02.14

専攻科目「地域活性化プロジェクト 京都ものづくりⅠ」において、「京都老舗の会」総会で受講生が作成したパネルを展示【経済学部】

経済学部では、専攻科目「地域活性化プロジェクト 京都ものづくりⅠ」(担当:辻田 素子 経済学部 教授)を開設し、龍谷大学、京都老舗の会、京都府が連携して、京都府内の老舗経営者の方々を特別講師に迎え、連続講義を行っています。

今年度は、2019年5月9日(木)から6月27日(木)にかけて、(株)小丸屋住井【深草うちわ、京丸うちわ、京うちわ製造・販売】、(株)鳥羽屋【邦楽器糸製造・販売】、(株)堤淺吉漆店【漆精製・販売】、(株)進々堂【パン製造販売・カフェ/レストラン】、(株)福寿園【日本茶製造・販売】の5社の経営者の方々にご講演いただきました。

また、今回初めての試みとして、2020年1月28日(火)に、ANAクラウンプラザホテル京都で開催された「京都老舗の会」の総会で、受講生が作成したパネルを展示させていただきました。

テーマは「老舗企業とSDGs~エシカル消費を通して~」、「老舗企業とコト消費の可能性」、「老舗×BRANDING」、「伝統産業のイノベーションに必要な経営者の要素」です。それぞれグループに分かれて、老舗企業が直面している様々な課題について取り組みました。

龍谷大学でご講演いただいた(株)小丸屋住井と(株)堤淺吉漆店の事例を踏まえて、「老舗企業はあまり意識していないが、その価値観や行動様式がSDGs、エシカル消費につながっている。企業イメージの向上にとってもプラスである。」との報告や、京都駅、嵐山、稲荷大社の3ヶ所で独自に実施した観光客アンケートを踏まえて、「福寿園のように、企業体験型観光の導入は市場開拓の手段として有効であり、老舗のブランドを保てる規模で体験型事業を展開することが望ましい」といった提案を行いました。

こうした経験により、受講生の学びがより豊かなものとなりました。

〇「京都老舗の会」とのコラボレーション講義を開催(一般聴講者を募集中)
〇専攻科目「地域活性化プロジェクト 京都ものづくりⅠ」の成果報告会を開催