2025.03.28
だれでもトイレについて(2025.3.28更新)
龍谷大学では、誰もが気兼ねなく、安心して自らが必要とするトイレを選択して利用することができるよう、男女別トイレに加えて「だれでもトイレ」を整備しています。
「だれでもトイレ」には、それぞれ入り口の扉にどんな機能を備えているかを表示しています。性別や障がいの有無などにかかわらず、広めのスペースや静かな環境を必要とする方、その他どなたでもご利用いただけます。
深草キャンパス灯炬館1階のだれでもトイレと入り口表示
設置の経緯
龍谷大学は、2018年から、性別にかかわらず利用できる多機能トイレの名称を「だれでもトイレ」とし、多様なトイレニーズに対応してきました。
2021年には、学生グループから「ダイバーシティを実現するためのトイレに関する提言書」が学長に提出されたことをきっかけとして、「みんなのキャンパストイレフォーラム」を開催し、車いすユーザーやトランスジェンダーの卒業生、トイレメーカーの方、先行的に取り組んでおられる大学の職員らを交えて意見交換をおこない、その中で「多機能トイレが足りない」、「洋式化が遅れているトイレがある」、「女性のトイレブースが少ない」といった課題が明らかとなり、「だれでもトイレ」を含む多様なトイレを設置して選択肢を増やし、機能を分散化することが提起されました。
このたびの深草キャンパスの施設整備では、これらの取り組みの具現化の一つとして、あらたに建設したすべての建物に「だれでもトイレ」を設置しました。これらは、学生と教職員が「トイレは大学の縮図である」を合言葉に、配置やピクトグラムの検討を重ねて実現したものです。
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