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2020.11.04

だれでもトイレについて

龍谷大学では、だれもが安心して過ごせるキャンパスづくりのため、男女トイレと別に設置されている多目的トイレの表示を2018年から「だれでもトイレ」に変更いたしました。

「だれでもトイレ」は、性別などを問わずどなたでもご利用いただけます。車イス対応のほか、オストメイト、衣服の着脱やおむつ交換などができる多目的シートやフィッティングボード、ベビーチェアなどの機能を備えているところもあります。「だれでもトイレ」の設置場所や機能については、以下の「だれでもトイレの設置場所・機能について」をご覧ください。

広めのスペースや介助を必要とする方、その他このトイレを必要とする方が優先してご利用いただけるようご理解をお願いします。

※「だれでもトイレ」への表示変更は、2017年度に人権問題研究委員会が実施した「龍谷大学におけるセクシュアルマイノリティの現状とニーズに関するアンケート」の結果を受け、「性のあり方の多様性に関する基本指針」等にもとづいて実施したものです。性のあり方の多様性と「だれでもトイレ」に関する基本的な考え方は次のとおりです。

1)トイレは、誰もが気兼ねなく安心して利用できることが求められる。そのため、どの性別のトイレを使うかは、戸籍上の性別等にかかわらず、自認する性別にしたがって自らが選択できる権利を有する。

2)ジェンダーの多様性にもとづく多様なトイレニーズに対応するため、男女別トイレ以外の選択肢として性別にかかわらず利用できるトイレを整備する。

3)性別にかかわらず利用できるトイレは、セクシュアルマイノリティ以外の人の利用を制限するものではなく、誰もが使えることを主旨とする。

4)機能の分散化や全体的な配置バランスを勘案しつつ、すべての人にとって安全で快適な環境整備に取り組む。

5)性別にかかわらず利用できるトイレ等の環境整備とともに、ジェンダーやセクシュアリティの多様性を理解し互いの価値観や個性を尊重する文化の創造に向けた教育・醸成活動が不可欠である。