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2021.03.19

【報告】春季国内体験学習プログラム(近江八幡)実施しました

近江八幡の左義長祭~コロナ禍において伝統文化の継承について考える~

 国内体験学習プログラムは、訪問した地域の地域住民やNPO/NGOとの交流を通じて、その地域の抱える問題に触れるとともに、体験学習を行うことにより、より深く社会の問題について考え、その問題解決に向けて自身の問題として考えるきっかけを作ることを目的として、実施しています。
 感染拡大予防のため、日帰りのフィールドワークとオンラインでの事後学習会の2日間の日程で実施しました。
 近江八幡市内で左義長への熱い思いや、新型コロナウイルス感染症の影響などについてのお話を伺うことができました。


白雲館にて、左義長祭や観光のお話を伺う


商売と左義長祭の話や左義長祭の運営のしくみを変えてきたお話を伺う

【プログラム内容】
3月3日(水)
 午前:白雲館にて左義長保存会会長の安田さん、観光物産協会事務局長の田中さんへのヒアリング
 昼休憩:食堂ヤポネシアで地元食材をつかった昼食の後、自由にまち歩き
 午後:じゅらくの北川さんのヒアリング
    旧伴家住宅(左義長展示など)を見学
    まちや倶楽部にてヒアリングしたことの整理をするワークショップ


左義長の展示を見学


ふりかえりと次につなげるためのワークショップ

3月12日(金)13:00~15:15
 13:00~13:30 チェックイン(アイスブレイクとふりかえり)
          ジャムボードを使って、自身で深めてきたテーマを共有
 13:30~14:00 グループワーク①:テーマ別ディスカッション
          伝統文化と経済・伝統文化とまちづくり・伝統文化と郷土愛の
          3つのテーマに分かれてディスカッションを行った。
 14:00~14:15 結果の共有と次の課題説明
 14:15~14:45 グループワーク②:伝統文化の新しいカタチ
 14:45~15:00 結果の共有
 15:00~15:15 チェックアウト(感想と総括)


事後学習でのジャムボードを活用したワークショップ


オンラインでの事後学習会での集合写真

【参加学生の感想】
・左義長祭りは子供から年配の方まで関係なく楽しめ、世代を超えて共通の話題にすることができるという話が印象に残りました。

・変えることで伝統を受け継いでいく、という考え方も今まで自分自身では考えつかなかったので衝撃的で考えさせられた。

・左義長祭りを運営する側、参加する側の両面から、貴重なお話を聞けたので、対比もさせながら、深く左義長祭りについて考えられたことが良かった。せっかくだから巡行のルートを歩ければ良かったなと思った。

・いろんな人の視点や感想を聞けたことで、そういう見方があったのかと感じることが多かった。自分の意見を言うのが苦手だから、もっと伝えられるようになりたいと思った。

・今回学んだことを、1人で終わらせるのではなくて周りの人に伝えたいです。自分の住んでいる地域についてもっと知ってみたいと思うようになりました。

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