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2021.11.30

【報告】瀬田キャンパスでボッチャ体験会を実施しました【ボランティア・NPO活動センター】

11月27日(土)、瀬田キャンパスの青雲館にてボッチャ体験会を実施し、18名の学生が参加しました。開催にあたっては滋賀県を中心に活動されているボッチャのチーム『ライトニング滋賀』にご協力いただき、5名の選手と2名のアシスタントの方にお越しいただきました。

ボッチャは重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障害者のために考案されたスポーツで、ヨーロッパで生まれました。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのカラーボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競う競技で、パラリンピックの正式種目です。


普段は食堂として使われているスペースの椅子や机を片付けて、室内競技用のラインテープを貼って体験用のコートを2面準備しました。

一面は実際にボールを投げてみるコートとして使用し、選手のみなさんから投球する際に狙うところなどのアドバイスや、絶妙な投球コースを見せていただきました。学生たちは、初めて体験するボッチャの投球に一喜一憂していました。

もう一面では、ランプと呼ばれる補助器を使ってボールを転がすためのアシスタント役を体験。普段は触れることのない貴重な機会に、高価なランプを慎重に扱ったり、投球コースの位置を定めるのに奮闘する様子が見受けられました。



体験後は、選手のみなさんからボッチャを始めたきっかけや大変だったこと、競技の魅力などをお話いただいたり、技術的な高みを目指すためにもボランティアが必要であることも伺いました。
 

【参加した学生の感想】

・誰でもできるということで、簡単なスポーツというイメージがあったのですが、実際やってみるとものすごく奥が深いスポーツだと感じました。想像以上に頭を使う競技で、ボールを投げるのも難しかったですが、それ以上にどこに投げるかを考えるのが難しかったです。
・障がい者スポーツと聞くと障がいを持つ人がするスポーツという認識でした。しかし、サポートなどで障がいを持つひと以外も関わることができると知りました。


投球体験の様子


企画学生スタッフたち

【本イベントを企画した学スタッフの声】

身近な地域に障がい者スポーツに取り組んでいる人がいることを広めたい、ボッチャの知名度を向上させたい、という想いでボッチャ体験会を企画しました。準備段階で大変なこともありましたが、参加学生が楽しそうに競技をしたり、選手と交流したりする様子をみて、企画して良かったと思えました。一回の体験会で終わらせず、引き続き様々なイベントを企画していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【協力団体の声】

この度は、ボッチャ体験会を企画、運営していただきありがとうございました。沢山の方にボッチャを知ってもらうことができ、また、学生の皆さんが楽しそうに競技を体験している姿を見ることができて良かったです。交流会では、ボッチャの魅力や日々の練習の大変さなど、色々な話をしましたが、皆さん真剣に聞いてくださり嬉しかったです。今回のイベントをきっかけに我々「ライトニング滋賀」に関わってくれる人が増えてくれると、なお嬉しく思います。


ライトニング滋賀の皆さんから手ほどきを受けている様子


今後もセンターでは、ボランティアの一歩となるような様々な機会を作っていきたいと考えています。


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