2021.11.10
経済学部同窓会が「第6回ビジネス・ミーティング」を開催 【経済学部】

11月3日(水・祝)、経済学部同窓会の主催、経済学部の共催により、第6回ビジネス・ミーティングをハイフレックス配信にて開催しました。つまり、多くのパネリストは成就館多目的ホールに集まりつつ、メインの講演者および参加者はオンラインで視聴いたしました。
これまでビジネス・ミーティングは、基調講演とパネルディスカッション、懇談会といった構成で2019年度まで4年間実施しており、今年度も対面での準備を進めてまいりましたが、今回のコロナ禍において実施方法を再検討し、ハイフレックス配信での開催に至りました。
まず、田中正勝氏(経済学部同窓会・会長)から開会の挨拶がありました。
第一部では、山口周氏(独立研究者/パブリックスピーカー)に「ビジネスの未来」と題して、基調講演をしていただきました。山口氏は文学部哲学科を卒業後、大学院で美術史学を修められました。その後、広告代理店やコンサルティング会社などで組織開発・人材育成に従事されました。近年では「アートとサイエンスの融合」というテーマで、講演や著述の活動で活躍されています。
当日は近著『ビジネスの未来』(プレジデント社、2020年)のエッセンス(大量消費社会の限界、人間性を回復させる経済のあり方など)を学生にも分かる形で、図表を駆使しながら、軽妙な語り口で話されました。1時間ほどの講演があっという間に感じるほどでした。
第二部では、パネルディスカッションとなりました。加藤秀弥准教授(キャリア生活主任)の司会のもと、山口氏を交え、新たに、竹中正治教授(アメリカ経済論)、松田一朗氏(卒業生;株式会社ナイトレイ・データコンサルティング部)、今井杏さん(国際経済学科4年生)、檜浦大河さん(現代経済学科4年生)を加えた5名のパネリストで、討論を行いました。主に学生からの様々な質問に、山口氏を始めたパネリストが答えるという形になりました。
山口氏はここで退出され、新たに田中会長と小峯敦教授(学部長)を加え、第三部はパネリストとオンライン視聴者の懇談となりました。
このビジネスミーティングでは、最大180名ほどの同窓生・学生が参加しました。参加者からは、山口氏の説得的でわかりやすい説明に感嘆を受けた、学生の質問が的を射ていて我が意を得た、教授たちの知識・経験が聞けて良かった、など、様々な感想がありました。
経済学部では同窓会とさらに緊密な関係を築き、在校生と卒業生を結びつける機会を提供したいと考えております。
(参考リンク)
○経済学部同窓会が「第5回ビジネス・ミーティング」を開催(2020.8.03)
○第4回 ビジネス・ミーティングを実施(2019.10.10)
○メンターシップ制度を始動(2021.6.14)
○メンターを招いて、ピア・サポーター研修を実施(2021.6.17)