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2022.01.24

英語専修免許状取得を目指す在学生にインタビューしました【言語コミュニケーション専攻】

修士課程 国際学研究科言語コミュニケーション専攻では、中学校・高等学校英語教員(専修免許)の課程を併設。専攻内の定められた科目を修得することで取得可能です(※第一種免許状を有している方が対象です。)
今回は、専修免許の取得を目指している在学生(修士2年SKさん)に、インタビューしました。


SKさん(国際学研究科修士課程 言語コミュニケーション専攻2年)

Q  国際学研究科言語コミュニケーション専攻で専修免許の取得をめざそうと思ったきっかけは何ですか?
国際学研究科言語コミュニケーション専攻に進学して、専修免許の取得をめざそうと思ったきっかけは、専修免許が管理職になるための必須条件になるなど、教員になってからの待遇が、専修免許を持っているか持っていないかで大きく違うと言うアドバイスを受けたからです。
また、大学卒業の時点では、教員として人を育てられる自信が自分にはなく、人を成長させる以前にまずは自分がもっと成長しないといけないと感じていました。そのため、大学院で英語教育に関する知識を深め、専修免許を取得してから教員になろうと考えました。
専修免許の取得をめざすことにも価値はあると思いますが、専修免許を取得するプロセスでのたくさんの学びにも意味があると感じています。教員になってから役立つであろうことをたくさん学ぶことができていますので、教員になった際の引き出しが増えたと実感しています。まだ教壇に立っていないので、未知数な部分も大きいですが、修士課程の学びによって、「他の人よりも勉強したぞ!」と自信を持って教員人生を歩めると思います。


Q 言語コミュニケーション専攻に入学する前と後で、イメージ通りだった点や、イメージと異なった点について教えてください。
◆イメージ通りだった点
①深い議論

・少人数授業のため、深い議論ができる。教授や他の院生と意見交換をすることで、学びが深まったと思います。これは入学前に思い描いた通りでした。
②夜遅くまで残って勉強
・研究室も含め、勉強する環境が整っていますので、遅くまで残って勉強することが多いです。修士論文を書き始めてからは、夜10時ごろまで残って勉強するのは当然になっています。
◆イメージと異なった点
①「勉強や研究だけ」ではない
・入学前、大学院生は勉強や研究しかしないと思っていましたが、入学してみるとそんなことはありませんでした。TAなどの業務もたくさんあります。加えて、時間の使い方次第では、自分がやりたいことに費やす時間を十分に確保できると思います。
②お堅い感じのなさ
・入学前は、大学院生はお堅い人ばかりだと思っていました。しかし、実際に入学してみると、先輩、後輩、同期問わず、人間味のある人が多く、思っていたよりも過ごしやすいと感じました。特に言語コミュニケーション専攻のメンバーはユニークな方が多いように思います。


Q 専修免許の取得を迷っている後輩へのアドバイスやメッセージをお願いします。
大学院修了間近になって、大学院での2年間の学びの大きさを実感しています。学部を卒業する際は「すぐに教壇に立って人を育てられるか?」と問われると自分の答えは「No」でした。修士課程の2年間を経て、今では「Yes」と自信をもって答えられます。
教員を目指す方なら、専修免許の取得ももちろん価値があると思います。しかし、免許を取ることだけではなく、免許を取得するプロセスで学んだことを現場に還元することに意味があると思います。大学院は教員になるための勉強ではなく、教員になってから生徒を育てるために勉強をするところだと感じています。大学院での勉強は自分自身の成長にもつながるが、自分が将来指導する生徒たちの成長にもつながるはずです。
大学院に進学するかどうか迷ってる人には、「将来教員になりたいのであれば、大学院に進学して損はない」と伝えたいです。


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国際学研究科修士課程言語コミュニケーション専攻

教職センター 過年度教職免許状取得者数(実績)