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龍谷大学ジェンダーと宗教研究センター(GRRC) ユニット4で、オンライン講演会を開催します。

誰ひとり取り残さない社会を⽬指して
― ⽼いと死をめぐる課題 ―

単⾝世帯が増えるなか、ひとりで⾃宅で最期を迎えたら、なぜ「孤独死」といわれるのか。住み慣れた地域で⾃分らしく⽼い、幸せに⼈⽣を終えるにはどうしたらいいのか。そのためには社会の仕組み、ジェンダー格差の問題をどのように変⾰していくべきか。
『おひとりさまの⽼後』シリーズが⼤ベストセラーとなった社会学者の上野千鶴⼦⽒をお迎えし、講演会を開催いたします。また僧侶の⽴場から在宅医療に取り組む⼤河内⼤博⽒より、地域社会における介護や看取りと寺院の役割についてご紹介いただきます。⿓⾕⼤学が推奨する「仏教SDGs」の取り組みの⼀環として「誰ひとり取り残さない社会を⽬指して」議論を深める機会にしたいと思います。

[日時]2021年12月10日(金)13:30-16:00
[会場]Zoomウェビナーによるオンライン開催(要・事前申し込み 先着500名)
[料金]無料
[申込方法]
 参加をご希望の方は、下記のURLよりお申し込みください。
 開催前にイベント参加用URLをお申し込み時のE-mail宛にお送りいたします。
 URL: https://forms.office.com/r/6tdkin1jqX

【プログラム】
・総合司会  清⽔ 耕介 (⿓⾕⼤学国際学部教授、GRRC ユニット1 リーダー)
・開会挨拶  ⼊澤 崇  (⿓⾕⼤学学⻑、GRRC 研究員)

・趣旨説明  中村 陽⼦ (⿓⾕⼤学⽂学部教授、GRRC ユニット4 リーダー)

・講演    「在宅ひとり死のススメ」
       上野 千鶴⼦ (社会学者、東京⼤学名誉教授、認定NPO法⼈ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事⻑)

・実践紹介  「地域共⽣社会のためのお寺の役割とは―さっとさんがの試み―」
       ⼤河内 ⼤博 (訪問看護ステーション「さっとさんが願⽣寺」共同代表/チャプレン)

・質疑応答

・閉会挨拶  岩⽥ 真美  (⿓⾕⼤学⽂学部准教授、GRRC センター⻑)

【主催】
龍谷大学 ジェンダーと宗教研究センター(GRRC)

【共催】
龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC)

【後援】
龍谷大学 世界仏教文化研究センター 応用研究部門
花園大学 人権教育研究センター

[お問い合わせ]
龍谷大学 ジェンダーと宗教研究センター(GRRC)
MAIL: grrc-toiawase@ad.ryukoku.ac.jp



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2021年10月17日(日)、日本犯罪社会学会 第48回大会*1において、ラウンドテーブル形式のテーマセッション「龍谷大学構想にみる新時代の犯罪学」が開催されました。
これまで犯罪学研究センターは、「研究・教育・社会貢献という学術の発展サイクル」を構築し、学術的な営みの成果である「知」を次世代へ受け継いでいくことを目標に、日本独自の犯罪学カリキュラム「龍谷・犯罪学」の構築・発信に取り組んできました。当センターが提示する犯罪学の基本理念は、「人に優しい犯罪学」「生きづらさを抱えている人に柔軟に対応できる力を持った人と地域の創生」です*2。


犯罪学カリキュラム構想より【司法の枠を越え、広く地域社会へ】

犯罪学カリキュラム構想より【司法の枠を越え、広く地域社会へ】


大会当日は、当センターの嘱託研究員であり、犯罪学カリキュラム構想の検討会メンバーとして犯罪学部に必要だと思う講義のシラバス(案)を提案した若手研究者より報告がおこなわれました。コメンテーターに法曹三者や矯正・保護の実務家、ジャーナリスト、研究者など多様なステークホルダーを迎え、新たな犯罪学のニーズや可能性について意見交換がなされました。

はじめに、テーマセッションのコーディネーター・司会を務める暮井真絵子氏(ATA-net研究センター/リサーチ・アシスタント)より企画の趣旨説明と犯罪学カリキュラム構想の紹介が行われました。暮井氏は「昨今の再犯防止のための施策をめぐって、さまざまな取組みがなされるなかで、必ずしも法曹三者が共通の視点を共有しているわけではない。犯罪学・刑事政策の関係を整理し体系化することが急務である。裁判員裁判が導入され、一般市民も刑事裁判に関わる機会が増えた。市民の犯罪学リテラシーを高めるために、どのような形で犯罪学の知見を提供できるかが課題だ」と述べました。


犯罪学カリキュラムのグレード・イメージ

犯罪学カリキュラムのグレード・イメージ


犯罪学カリキュラムのシラバス案

犯罪学カリキュラムのシラバス案

つづいて、3名の嘱託研究員より犯罪学・刑事政策学の動向、犯罪学の意義、犯罪学に求められていることについて話題提供が行われました。

大谷彬矩氏(日本学術振興会特別研究員)より、「刑事政策学の観点から見た 龍谷大学構想の批判的検討」と題した報告がおこなわれました。大谷氏は龍谷犯罪学構想が、刑事政策学(法学)のニーズに即したものであるのか、近年の研究動向を振り返りながら検証。大谷氏は、刑事司法の領域で犯罪に対する法的処理に偏りがちであった刑事政策学の外縁を拡大させ、多様なアプローチを模索・提示する龍谷犯罪学構想に一定の評価をしながらも、伝統的な刑事政策学の理念からは離れていると指摘。その理由として大谷氏は「対人支援の面では充実しているが、公権力による刑事政策を批判的に検証するという刑事政策学のアイデンティティに関わる面についてはやや弱い印象だ。伝統的な立場からは、世の中の施策が法律や制度の趣旨に沿って正確に行われているかどうかを評価し、刑事政策の評価基準から見て適正であるかどうかが議論されてきた。“つまずき”それ自体は未だ犯罪ではない。本人の利益を図るという名目で、際限のない国家の介入や、介入の早期化をもたらす危険がある」と述べ、再犯防止施策の名のもとに治安維持のために対象者を監視する動きがみられる条令策定等の状況を紹介。そして、犯罪学部においても物事を公平に扱える能力や、多面的な利益への視点を身につけるために法学的素養を高める授業が必要であることを指摘し、報告を終えました。

ディビッド・ブルースター氏(金沢美術工芸大学・講師)からは、イギリスにおける犯罪学研究や教育に関する話題が提供されました。ブルースター氏は冒頭「①犯罪学の専門知識の価値とは何か、②犯罪学は、何のために、または誰のためにある学問なのか」という論点を提示。イギリスにおける犯罪学教育は「Subject Benchmark Statement」によってカリキュラムの基準が策定され教育水準が保たれています*3。ブルースター氏は「犯罪学が世論やジャーナリズムなどの情報よりも正当な知識を提供するために、科学の理想である真実の探求、厳密な方法論による社会現象の観察と測定、現象を説明できる理論的な知識の構築が必要だ。したがって、犯罪学には方法論のトレーニングが不可欠である」と述べました。つづけて「犯罪学の知見を活用し社会をより良い方向へ導くためには、政府機関や刑事司法機関、関連団体との連携が必要不可欠だ。研究のための資金援助、データ収集やアクセスを通して得られた知見によって犯罪学は発展し、実務家にも還元される。一方で、このような密な連携は、管理的犯罪学“administrative criminology”と言われているが、学問の自由を侵害する恐れをはらんでいる。犯罪統制機関や権力者を批判する自由がなければ、犯罪学は監視・統制の強化を正当化するだけの学問になってしまう」と主張。まとめとして「犯罪学教育は、学生に対してさまざまな環境や状況に応じて活用できるスキルとしての理論と方法論を提供すべきだ。また、学問としての犯罪学は、自由で批判的な思考を維持しながら、犯罪統制政策と実践に関連する組織と、研究・教育の面での連携を確立し強化する必要がある」と述べ報告を終えました。

上田光明氏(同志社大学・高等研究教育院・准教授)から、日本における犯罪学研究の動向に関する報告がおこなわれました。上田氏は、「犯罪学をディシプリンとして確立するには、理論研究が必須である。日本では、実践活動に基づく研究が増加しているのに対して、理論研究は衰退の一途をたどっている。その背景には理論研究の間違った理解・認識があるのではないか。理論研究の衰退は海外も同様だが、この傾向が進むと研究交流の場面でミスコミュニケーションにつながる」と指摘。上田氏は自身の提案する講義案(犯罪学理論入門)を示しながら「犯罪学は、犯罪はなぜ起きるのか、どのような行為が犯罪とされるのか、どのようにしたら犯罪は防ぐことができるのかを考える総合的・学際的学問である」として、自由意志論と決定論の対立を軸にシラバスの構成を説明します。そして理論史を振り返る中で、2つの事象をターニングポイントとしてあげました。①ロンブローゾ、フェリによる古典派への批判と、実証主義的犯罪学(Positive Criminology)の誕生、②マイケル/アドラー報告(1932年)を境に、アメリカで犯罪学不要論が起こった際の、サザランドによる犯罪社会学の再興です。これに対して日本における犯罪学の理論研究について上田氏は「日本における犯罪学は、海外の犯罪学を輸入/翻訳することで受容されてきたが、実証的な調査研究は少ない。日本犯罪社会学会においてもアメリカのような転換が望まれる」と述べ報告を終えました。

3名の話題提供をうけて、参加者からは以下のコメントが出されました。(一部抜粋)

日本における犯罪学のニーズ:
・日本ではルール(法律)に基づいて権力を行使することになっている。裁判官も検察官も同様に、ルールに基づいて権力を行使する存在なので、司法分野に限っていえば、大きな変革はできない。あくまでもルールの範囲内での微調整となる。犯罪学を通じてルールを変えるには、世論に訴えかけること、すなわち、加害者/被害者の視点を含めて刑事分野について国民の理解を仰ぐことが大事ではないか。
・政府や公的機関との連携については、資料アクセスが制限されている日本の状況下で、はたしてどこまで実現できるのか。理論構築/理論検証のためのデータ収集の困難さを強く指摘する。
・日本でも研究者が行き過ぎた管理的評価や施策に迎合するという問題がある。バランスをとるためには、犯罪学の視点や外部組織とのコラボも有意義であるだろう。その対応を考えていく必要があると思う。
・日本独自の犯罪学が望まれる。日本の実務現場を、他国の理論だけを用いて批判することに違和感がある。理論的・方法論的な研究リテラシーがあって、その研究がどこの誰のために繋がっていくのかという視点で考えられる研究者を養成すること、さらに市民との協働や共生、地域創生という概念が必要ではないか。


犯罪学教育に関して:
・海外で言われているCriminologyと、龍谷犯罪学の掲げる犯罪学との兼ね合いをどう考えるか。現状の構想は、法学部と社会福祉学部の中間のような印象だ。
・他学部、他大学のプログラムを履修できるような仕組み作り、実務家との連携や現場でのインターンなど、実社会を知り自ら体感できるような科目の充実が望まれる。
・犯罪学教育に対する社会的な「ニーズ」を踏まえて、入口(入試広報)をどう設計するのかを検討する必要がある。出口(進路)については、思い切って留学を義務化し、国際的なスタンダードを早期に知る機会があると良いのではないか。また進路については手っ取り早く資格とつなぐのが良いのかもしれないが、日本では中々難しい状況だ。
・実学的になることの功罪もある。再犯防止のために対人支援をうまく使えないかという方向になっていきがちなので、あくまでも実践を通して、批判的な視点を身につけることが大切ではないか。
・法科大学院教育において法医学の教育が不足しているように聞いた。法曹の実務家に向けた法哲学や社会調査などのリカレント教育のニーズがあるのではないか。

セッションに参加した石塚伸一教授(本学法学部・犯罪学研究センター長)は、「刑事政策の担い手は法律家ではなく市民だ。市民が担い手となるためには、加害者・被害者・被疑者を中立・公平な視点で共感性をもって見ること。理論に基づいてデータを集め、科学的に見ることが必要だ」と述べ、日本における犯罪学教育の可能性を強調しました。
今回のセッションを通して、当センターの犯罪学カリキュラム構想については、①対人支援をどう段階的に教育するか②学際性・学融性をどう考えるのかという2点が今後の課題として共有されました。

────────────────────────────
【補注】
*1 日本犯罪社会学会第48回(2021年度)大会
2021年10月16日、17日、龍谷大学が大会開催校となりオンライン形式で開催。大会実行委員長を津島昌弘教授(本学社会学部、当センター研究部門長)が務めた。
[参照]日本犯罪社会学会第48回大会プログラム
http://hansha.daishodai.ac.jp/meeting/Programforweb_48.pdf

*2 犯罪学研究センターが提示する犯罪学カリキュラム
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/curriculum/
[関連News]
龍谷コングレス2021「バーチャル犯罪学カリキュラム構想〜こんな犯罪学部で勉強してみたい!」をオンライン開催【犯罪学研究センター】(2021.06.25)
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-8719.html

*3 Criminology Benchmark Statement
https://www.qaa.ac.uk/docs/qaa/subject-benchmark-statements/subject-benchmark-statement-criminology.pdf?sfvrsn=8f2c881_4(QAA)
[参考]
『英国の高等教育の質保証システムの概略(2021年1月時点)』(独立行政法人大学改革支援・学位授与機構)
https://www.niad.ac.jp/consolidation/international/info/uk.html
イギリスでは、QAA(Quality Assurance Agency for Higher Education)という非政府組織が、イギリスにおける高等教育の評価を担当し、教育の質の保証に関する普及活動等の事業を行っている。


龍谷大学ジェンダーと宗教研究センター(GRRC) ユニット4で、オンライン講演会を開催します。

誰ひとり取り残さない社会を⽬指して
― ⽼いと死をめぐる課題 ―

単⾝世帯が増えるなか、ひとりで⾃宅で最期を迎えたら、なぜ「孤独死」といわれるのか。住み慣れた地域で⾃分らしく⽼い、幸せに⼈⽣を終えるにはどうしたらいいのか。そのためには社会の仕組み、ジェンダー格差の問題をどのように変⾰していくべきか。
『おひとりさまの⽼後』シリーズが⼤ベストセラーとなった社会学者の上野千鶴⼦⽒をお迎えし、講演会を開催いたします。また僧侶の⽴場から在宅医療に取り組む⼤河内⼤博⽒より、地域社会における介護や看取りと寺院の役割についてご紹介いただきます。⿓⾕⼤学が推奨する「仏教SDGs」の取り組みの⼀環として「誰ひとり取り残さない社会を⽬指して」議論を深める機会にしたいと思います。

[日時]2021年12月10日(金)13:30-16:00
[会場]Zoomウェビナーによるオンライン開催(要・事前申し込み 先着500名)
[料金]無料
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 参加をご希望の方は、下記のURLよりお申し込みください。
 開催前にイベント参加用URLをお申し込み時のE-mail宛にお送りいたします。
 URL: https://forms.office.com/r/6tdkin1jqX

【プログラム】
・総合司会  清⽔ 耕介 (⿓⾕⼤学国際学部教授、GRRC ユニット1 リーダー)
・開会挨拶  ⼊澤 崇  (⿓⾕⼤学学⻑、GRRC 研究員)

・趣旨説明  中村 陽⼦ (⿓⾕⼤学⽂学部教授、GRRC ユニット4 リーダー)

・講演    「在宅ひとり死のススメ」
       上野 千鶴⼦ (社会学者、東京⼤学名誉教授、認定NPO法⼈ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事⻑)

・実践紹介  「地域共⽣社会のためのお寺の役割とは―さっとさんがの試み―」
       ⼤河内 ⼤博 (訪問看護ステーション「さっとさんが願⽣寺」共同代表/チャプレン)

・質疑応答

・閉会挨拶  岩⽥ 真美  (⿓⾕⼤学⽂学部准教授、GRRC センター⻑)

【主催】
龍谷大学 ジェンダーと宗教研究センター(GRRC)

【共催】
龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC)

【後援】
龍谷大学 世界仏教文化研究センター 応用研究部門
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October 28th, 2021
(Announcement) Lowering of the [Activity Restriction Level]

In consideration of the recent circumstances concerning the Covid-19 infection rate, Ryukoku University will lower the [Activity Restriction Level] to [Level 1] from November 8th (Monday), in accordance with the [Ryukoku University Action Guidelines for Prevention of Infection by the Novel Coronavirus]. However, due to the need for class preparation, those based on [Level 1] guidelines will commence on Saturday, November 13th. The period of November 8th (Monday) to November 12th (Friday) will be a transition period. Concerning courses that will be changed from an online to face-to-face format, the instructor will contact the students via manaba. Please be sure to check your manaba for any such announcements. While the activity restriction level will be lowered, classes will still be conducted while being mindful of Covid-19. Thorough measures are being taken to prevent infection. We thank everyone in advance for also continuing their infection prevention efforts.

October 28th, 2021
Ryukoku University ・Ryukoku University Junior College


2021年10月16日(土)、政策実践・探究演習(国内)伏見深草プロジェクト(以下、伏見プロジェクト)(担当:松浦さと子教授)の第1回フィールドワークに3名が参加しました。学生たちは、神戸映像アーカイブ実行員会事務局主催のもと開催された「ホームムービーの日in神戸」と「玉岡コレクション9ミリ半ホームムービー」の2つの催し物にて、学びと交流を深めました。
ホームムービーの日(Home Movie Day)」とは、毎年10月第3土曜日に子どもの成長記録、地元のお祭りなど、地域や家庭に眠るフィルム映像を内容を問わず持ち寄って上映する国際的な記念日として、世界17カ国100都市で開催されています 。

伏見プロジェクトでは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響により、当初予定していた名古屋方面へのフィールドワークから訪問先を神戸に急遽変更することとなりました。十分な準備期間がなかったにも関わらず、学生たちは事前学習やイベントへの積極的な参加・お手伝い、関係者への取材活動など精力的に活動しました。

◆ 「ホームムービーの日in神戸」
一般公募より集められた個人的な記録(映像)を来場者で囲い語り合う「ホームムービーの日in神戸」に参加しました。貴重な8ミリフィルムで撮影された家族や友人たちとの思い出を記録した「ホームムービー」を4名の方が持参され、学生3名を含む30名弱の一般来場者とともに語り合いながら鑑賞しました。司会進行には、地元神戸にて活躍されFMわぃわぃ理事長である金千秋さんと神戸映像資料館研究員の衣川太一さんが務められ、映像提供者へ当時の様子や映像の背景などを質問しながら、当時の記憶を会場みんなで思い起こし、蘇らせる貴重な時間となりました。
このような取り組みは、阪神淡路大震災後、より盛んになっており、過去の記録(映像)を通じて人々の記憶を蘇らせるフィルム上映への関心が益々高まっています。

学生たちは事前打ち合わせにて、当日のプログラム内容や会場内での動き方を確認し、イベント最中では、映像持参者へのマイク渡しなどを行い、幕間では座席の消毒作業なども手伝いました。






イベント後、学生たちは映像提供者の方へ個別取材を行いました。取材に応えて下さった映像提供者の横山行夫さんは、「世界各地で行われている「ホームムービーの日」にて、個人の記録映像を公開し語り合うことの尊さと大切さを感じることができた。次の機会があれば、また映像を提供し参加したい。」と感想を述べられました。


◆ 「玉岡コレクション9ミリ半ホームムービー」
活動写真家・玉岡忠大さんは、戦前からムービー・カメラで撮影したフィルム映像を鑑賞しながら、その貴重さと当時の暮らしを垣間見る「玉岡コレクション9ミリ半ホームムービー」に参加しました。戦前・戦後のみならず、太平洋戦争中にも撮影された貴重な9.5ミリフィルムの映像は、2016年没後ご家族によって、神戸映画資料館に数多く寄贈されました。司会解説は、神戸映画資料館研究員の衣川さんによって行われ、寄贈された映像のうち5本を上映しながら、戦前・戦中・戦後の貴重な神戸の様子や玉岡家のホームムービーを鑑賞し、その貴重さと当時の暮らしや人々の様子を思い起こす時間となりました。
特に、赤と緑のコマを交互に映すキネマカラー方式のフィルム映像は、玉岡さんによる自作フィルムで撮影された貴重なものもありました。
上映中、学生たちは展開よく進む映像を前のめりになりながら鑑賞し、衣川さんによる解説では丁寧にメモを取りながら聴講しました。
イベント後、学生たちは解説された衣川さんへ個別質問・取材を行いました。その中でも、2色フィルムの映像について興味を持った学生が多く、上映中に感じた疑問点や感想などを交えながら理解を深めました。


◆ 第1回フィールドワークを終えて ~学生レポートより
深草のアーカイブ事業に関わる中で昔の写真を見る機会が多くあった一方でフィルムなど動画に触れる機会が少なかったため、今回初めて生でデジタル化されていない原物のフィムルの映像を見ることができた。フィルムを再生する機械のカタカタという音や映像に写り込む気泡や赤や緑がかった画面など全てが新鮮で、デジタルの映像で見るのとはまた違った臨場感を感じた。フィルムの映像を、昔の懐かしい記録を見ることで自然と心の中で暖かさが生まれるのだと実感した。イベントの中でホームムービーは写っている人へ撮影者が愛情を向けて撮影しているから映画から愛情が滲み出ているのだという言葉が出た。記録を残して共有することは時を超えて撮影者の愛情を受け取る行為であると思った。このように記録を残して共有することが、地域のコミュニティの繋がりを深めてくれるのではないかと思う。【政策学部3年】

「ホームムービーのin神戸」で私は映像を持ってきてくださった4人の一般の方にマイクを向けるという仕事をした。マイクについては、7月のワークショップで一度経験済みだったため、スムーズに出来たと思う。「玉岡コレクション9ミリ半ホームムービー」では、太平洋戦争の前から終わった後までの映像もあったが、戦争感は全く見られなかった。そのため、私は7月のワークショップでお世話になった小山帥人さんの映像と通ずるものがあると感じた。終了後、衣川さんへの取材で、二色フィルムはなぜ赤と緑だったのか、字幕の色付けの仕方、ホームムービーデイに対する思いなど様々な話を聞くことができた。私たちの活動中心地は深草だが、過去の映像を神戸ではどのように扱っているのか、一日を通して知ることができた気がする。【政策学部3年】

実際に資料館を訪問する前までは、初めての神戸で赤の他人の映像を何の知識も無い状態で見るのに本当にホームムービーを純粋に楽しむことができるのかといった思いもあった。しかし、イベントが始まってすぐに「場の雰囲気がとても穏やかである」と感じた。普通、映像や映画は黙って観るため硬くなってしまうが、会場の参加者も発言し、赤ちゃんが映ると笑みや「可愛い」といった声が聞こえ、映像の中で場所がよく分からない場面では、「〇〇が映ってますわー」「昔の〇〇じゃない?」など場所を特定するために議論が沸き起こった。楽しく、アットホームな雰囲気になったのは、「ホームムービー」からあふれ出る“家庭的な幸せ”がそうさせたのではないかと思った。そしてホームムービーは、映像の提供者だけでなく、その場にいる全員が家族のように話し合いながら映像を見ることによってはじめて成り立つものだと感じた。今回のフィールドワークを通して映像が現在、不足している地域コミュニティの活性化のきっかけになると確信することができた。【政策学部2年】


提供され上映された映像は、個人的に撮影されたホームムービーであり、そのどれもが被写体への愛情をもって撮られています。そのため、会場からは自然と笑いや驚きの声が起こり、参加者は画面を食い入るように観ていました。撮影当時はあくまでも個人的な記録に過ぎなかったものが、このように後世に残され数十年後に掘り起こされた記録は、映像を見返す場を通じて、皆の思い出や記憶を呼び起こす貴重なものとなっていました。



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作成日2016/04/26

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    国際学部 履修<履修登録手続編> ■履修<履修登録手続編>重要 &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 履修<履修登録手続編>(通し)「時間割の組み方、登録の仕方、注意事項など」 20分 ※以下の動画は履修<履修登録手続編>(通し)を分けたものです。 1.履修登録の準備 基本事項の確認「基本事項を確認しよう」 3分半 2.履修登録の流れ「履修登録の流れ」 1分 3.時間割 必修科目編「時間割を組んでみよう 必修科目編」 2分半 4.時間割 教養科...

  • 国際学部 履修<履修登録手続編>

    ■履修<履修登録手続編>重要 履修<履修登録手続編>(通し)「時間割の組み方、登録の仕方、注意事項など」 20分 ※以下の動画は履修<履修登録手続編>(通し)を分けたものです。 1.履修登録の準備 基本事項の確認 「基本事項を確認しよう」 3分半 2.履修登録の流れ 「履修登録の流れ」 1分 3.時間割 必修編 「時間割を組んでみよう 必修科目編」 2分半 4.時間割 教養科目編 「教養科目で残りの科目を決めよう」 4分半 5.予備・事前登録 「科目を決めたら登録しよう 予備・事前登録」 2分半 6.本登録 「本登録しよう...

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作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL沖

作成日2017/05/08

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作成者KDL沖

作成日2017/05/08

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/15

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作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/01

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