安田 純平 氏
一橋大学社会学部卒業後、1997年に信濃毎日新聞入社し、脳死肝移植問題などを担当していましたが、この間に休暇を取得して、アフガニスタン、イラクなどを取材。2003年には同新聞社を退社し、フリージャーナリストに転身。その後も中東を取材し、著書『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(集英社新書)などを発表していました。そして、2015年6月、トルコからシリアに入国後に行方不明となり、シリアの武装勢力に拘束されていることが明らかになりました。安否が心配されていましたが、2018年10月23日に解放され、3年4ヶ月ぶりに帰国しました。
【公開講演会概要】
1. 日 時:2019年3月3日(日)13:00〜15:30
2. 場 所:龍谷大学 深草キャンパス 紫光館4階 法廷教室
3. 講演者:安田純平 氏(ジャーナリスト)
4. 申 込:専用フォーム( http://u0u0.net/Q6JU )から事前申し込み制
※定員100名(先着順)・参加無料
5.モデレーター:石塚 伸一(本学法学部教授・犯罪学研究センター センター長)
6.主 催:龍谷大学 犯罪学研究センター
7.用語解説
1)龍谷大学 犯罪学研究センター
「犯罪学」(英:Criminology)とは、犯罪にかかわる事項を科学的に解明し、犯罪対策に資することを目的とする学問。実証的な犯罪学研究は19世紀後半のヨーロッパで始まり、現在、欧米諸国の総合大学では「犯罪学部」として学問・研究分野が確立されている。一方で、統計的にも世界の中で最も犯罪の認知件数が少なく、安心・安全とされる日本社会における犯罪をとりまく司法制度や刑事政策は、世界からも注目を集めている。そこで、当センターでは、犯罪現象を人間科学、社会科学、自然科学の観点から明らかにし、対人支援に基づく合理的な犯罪対策の構築を目指している。
2)自己責任と私的自治の原則
私的自治の原則とは、各人の法律関係、社会関係を、それぞれの自由な意思によってその欲するとおりに規律させるもので、一切個人の自主的決定にまかせ、国家がこれに干渉してはならないとする。この原則により各人の意思活動の自由が保障されるが、他方では、自己の故意・過失による行為については責任を負担するとされる。
3)被害者学
「被害者学」(英:Victimology)とは、被害者の側から犯罪現象を考察しようとする学問。かつては、犯罪学の一部門とされ、被害者の犯罪を誘発する側面から犯罪原因を究明しようとしていた。しかし、現在の被害者学は、刑事司法過程における被害者に対する人権侵害、マス・メディアによるプライバシーの侵害、その結果としての社会的不適応や自己破壊など、「被害者化」の過程を研究対象とし、被害者の回復策を提案する学問として再定義されている。
8.補足
本イベントの詳細・申込フォームへのリンク・フライヤーは、龍谷大学 犯罪学研究センターHP上に掲載。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-3097.html
問い合わせ先 : 龍谷大学 犯罪学研究センター
[Tel]075-645-2184 [FAX]075-645-2240
[E-mail]crimrc2016@ad.ryukoku.ac.jp [URL] https://crimrc.ryukoku.ac.jp/
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