【本件のポイント】
・三重・森本地区の小学生と生き物調査を実施。(過去に京都府絶滅危惧種のゲンゴロウ類2種を発見)
・「ゲンゴロウの故郷米」は、昨年度秋から道の駅「丹後王国」で販売をしており、今年度は販路拡大予定。
・16日は本学学生と地域女性団体「まんぐるわ三重森本」の軽トラ朝市を実施。
【本件の概要】
龍谷大学政策学部では、金紅実 准教授・谷垣岳人 准教授の演習科目「政策実践・探求演習IAⅡA※1」 において、2015年度より京丹後市大宮町三重・森本地区の住民の皆さんと地域づくり・地域活性化活動を行っています。
一昨年に行った水田での生き物調査で、京都府絶滅危惧種のゲンゴロウ類2種が見つかったことから、昨年度は生き物に配慮した農業実践による地域ブランド米「ゲンゴロウの故郷米(別添チラシ参照)」開発および販売を行うプロジェクトを始め、秋からは、道の駅「丹後王国」での販売も開始しております。
今年度は、そのプロジェクトを更に発展させるため、ゲンゴロウの故郷米の地域独自の農法基準の作成、販路の拡大をテーマに龍谷大学と住民の皆さんで取り組む予定です。今回下記日程においてゲンゴロウの故郷米の田植えを行いますので、お知らせいたします。
なお、この取り組みは、「京丹後市夢まち創り大学※2」の活動の一環として実施するものです。
1.生き物調査詳細
日 時:6月17日(日) 9:00(雨天決行)
場 所:大宮町三重・森本地区 京丹後大宮インターチェンジ近くの水田
参加者:三重・森本地区の小学生、龍谷大学政策学部生20名程度、
金准教授、谷垣准教授
2.活動全体スケジュール
6月16日(土)
8:00 ※本学学生は3班に分かれて実施
①地元女性グループまんぐるわ三重森本※3と本学学生が、低農薬無化学肥料を使用
して栽培した地元野菜を軽トラ朝市で販売
場所:大宮町三重・森本地区 京丹後大宮インターチェンジ近くの水田
(前頁地図参照)
②地元協議会の竹チップ ※4 作成作業のお手伝い
場所:未定 お問い合わせ先にあります、当日連絡先へご連絡ください。
③生き物調査(ゲンゴロウ水田以外)
場所:三重神社のため池等 お問い合わせ先にあります、当日連絡先へご連絡ください。
13:00 竹チップ作業
場所:未定 お問い合わせ先にあります、当日連絡先へご連絡ください。
14:00 京丹後市農業振興課へのヒアリング
場所:三重生活改善センター(京丹後市大宮町三重507−2)
16:00 終了
参加予定者:三重・森本地区の住民、龍谷大学政策学部生20名程度、
金准教授、谷垣准教授
6月17日(日)
9:00 地域の子どもたちと生き物調査
13:30 農法の基準の作成に関わる活動(学生による提案、地域との話合い)
場所:三重生活改善センター(京丹後市大宮町三重507−2)
参加予定者:三重・森本地区の住民、龍谷大学政策学部生20名程度、
金准教授、谷垣准教授
3.補足
※1 政策実践・探求演習IAⅡA京丹後プロジェクト
2015年度より三重・森本地域において「一次産業の多機能性について」というテーマで活動しており、これまで同地区において、生物調査や水質調査、耕作放棄地の調査、京丹後市内のスーパーにおける地産地消の調査、地域活動の手伝いなどを行ってきました。
昨年度、地域の生物調査を行う中で、環境省及び京都府の絶滅危惧種に指定されているゲンゴロウをはじめ、多くの生き物が生息していることがわかったことから、今後は地域の豊かな自然や生物を守る農法で栽培したお米を 「ゲンゴロウの故郷米」として販売するなど、農家・地域・大学などが連携して取り組むこととしています。
※2 京丹後市夢まち創り大学
大学が蓄積してきた高度な知識、技術及び情報並びに若い大学生の活力を市内に導入することで、京丹後市の地域と大学が互いに学び合い協働して地域課題の解決や地域の活性化を図ることを目的として、全国11大学の参画を得て「京丹後市夢まち創り大学」を組織。
※3まんぐるわ三重森本
地域で有機野菜を栽培する京丹後市三重・森本地域のお母さんグループ。地域の農地維持・耕作放置解消などを目的に取り組んでおり、地域のトラック市での直接販売及び大阪市天王寺区に商品を出荷しています。
※4 竹チップ
集落内の放置竹林の整備と、そのために採集した竹をチップスに加工し、地元の女性グループまんぐるわ三重森本の有機肥料として活用しています。
問い合わせ先・・・龍谷大学 政策学部教務課 担当:奥村・石倉 Tel 075-645-2285
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