文学研究科は、建学の精神に基づき、各専攻領域に関わる文献資料・史料に依拠し、確固たる基礎学力を基盤として独創的かつ精緻な研究を継承発展させ、自立して研究活動を行うのに必要な高度な研究能力、又は高度の専門性を要する職業等に必要な能力を培い、学術の振興と文化の発展に寄与することを目的とする。
修士課程は、インド・中国・日本にわたる浄土教思想の流れ、親鸞の教義とその伝道、真宗教学の歴史的変遷の3分野について研究・教育することを目的とし、広い視野に立って真宗教学の真理性を究め、現代社会の諸問題に対応できる人材を養成する。
博士後期課程は、3分野を基軸として、諸文献を書誌学的・思想的に深く研究し、専門的な知識と高い研究能力を身につけることを目的とし、他の学問領域との関連交流をふまえ、現代社会の諸問題に対応できる人材を養成する。
修士課程では、広い視野に立って豊かな学識を身に付け、各専攻の学術の基本を修得した上で、さらに進んで各専攻分野における基礎的な研究能力を高め、加えて積極的な学術研究への取り組みを通じて、より高度な専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培うことを目的とし、洞察力に富んだ人材を養成することを目指している。このような観点から、次のような人を求めている。
博士後期課程では、各専攻分野において、進取の気概をもって学術研究を推進し、研究者として自立した研究活動に従事することができ、加えて、より高度に専門的な学術業務に従事するのに必要な研究能力、及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目標とし、積極的に学術文化の向上と社会の発展に寄与する人材を養成する。このような観点から、次のような人を求めている。