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第1回東日本大震災復興支援ボランティア 無事終了!!

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2013年9月13日

灯籠作り
地元の皆さんやボランティアの方と一緒に1000基の灯籠を作りました。
灯籠流しの準備
一つ一つ手渡しリレーで灯籠を船に運びました。
灯籠を流風景
灯籠を海に流したところ。雄勝の皆さんの大切な原風景です。
石巻社会福祉協議会で話を聞いているところ
石巻社会福祉協議会でお話を伺っているところ。

 2013年8月12日∼16日に宮城県石巻市雄勝にて、学生30名による復興支援ボランティアがおこないました。
 雄勝地区の灯籠流しに関わる作業全般のお手伝いをメインに、地場産業の支援として硯スレートを磨く作業や、子ども達が遊ぶキッズスペースのガラス片などを取り除く清掃作業をおこない、どの作業も炎天下で厳しい作業でしたが、黙々と協力しながら一生懸命作業に打ち込んでいました。
 今回で通算5回目の雄勝での活動でしたので、地元の皆さんが「また、龍大生が来てくれた。」と、昼食時にはスイカやトマトなどを差し入れてくださったり、学生に気さくに話しかけてくれていました。学生は、作業の合間には、地元の方から発災当時のお話や灯籠流しへ思いなどを伺ったり、実際に自分で海辺を歩いたりしていました。
 被災した建物が撤去され、更地が広がる風景に、当初、学生から「被災地であることの実感がもてない。」という声が出ていました。しかし、地元の皆さんとの触れあいのなかで少しずつ実感を高めたようです。特に地元の方が学生に「このあたりの風景は一変した。この辺りには家がたくさんあったが、今は更地ばかりだ。灯籠流しは、自分たちに残された唯一の原風景だ」というお話しをしてくださり、その言葉をきっかけに、この幻想的な光景に込められている地元の皆さんの深い思いに気づき、被災によって失ったものの大きさと、自分たちが今果たしている役割について考えることができたようでした。
最終日には、石巻社会福祉協議会に訪問し、長年お世話になっている阿部氏を始め、発災当時はボランティアとして石巻を訪れ、その後職員となって石巻復興のために尽力している谷氏・金子氏のお話しを伺い、質疑応答をおこないました。活動最終日に3時間じっくりと震災について学び、これからについて考える時間が取れたことは大きかったように思います。ただ単に被災について学ぶだけでもなく、美談でもなく、現実を伝えてくださいました。そして、共に考える時間を作ってくださったことに感謝すると共に、学生にとっては将来を考える上でも大きなインパクトになったと感じています。
 灯籠流しは、人手を多く必要とする作業です。被災前は、地元の人たちが1つの家庭で3つと言うような形で灯籠を作り、持ち寄って灯籠流しを実施していたようですが。今年は、仮設住宅の皆さんが800個作り、後は、学生を含むボランティアと地元の有志で1000個作りました。
人口が減り、高齢化率が60%を超えるこの地域で、この催しを地元だけで運営するのは非常に厳しいと思います。地元の僧侶が灯籠流し直前に行われた法要で、「ボランティアの若者がこうしてきてくれるだけで、雄勝が元気づけられる。」とおっしゃってくださいました。同じ場所に通い続けることに意味があると思います。来年も、ぜひ、お手伝いすることができればと思います。
お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

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