建学の精神に基づいて、経済学が培ってきた基礎的理論や社会の経済的諸現象を論理的に分析する能力を修得し、さらに国際的・地域的な多様性を理解して、課題の発見と解決に努める人間を育成することを目的とする。
経済学部の「教育理念・目的」を達成するために、すべての学生一人ひとりに必要と考えられる培うべき基本的な資質・能力は、次の通りである。
○教養教育科目により保証する資質・能力 ●専攻科目により保証する資質・能力
①:建学の精神の具現化 | ○建学の精神の意義について理解している |
②:(③の基礎となる)「知識・技能」の修得 | ○外国語を媒介としたコミュニケーション能力の基礎を身につけている。 ○諸学の基本を理解し、幅広い教養を身につけている。 ●経済学(およびその周辺科学)の理論を理解し、言語や情報機器を含めて、質的・量的な分析スキルを身につけている。 |
③:(④の基盤となる)「知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力(「思考力・判断力・表現力」)」の発展・向上 | ○外国語を媒介としたコミュニケーション能力の基礎を活用して異文化を理解することができる。 ○幅広い教養を活用して多角的に思考・判断・表現することができる。 ●経済学の論理的な分析に基づいて、具体的な政策を立案し、様々な方法で表現・発表できる。 ●国際的・地域的な多様性を理解する。 |
④:主体性をもって多様な人々と協働する態度(「主体性・多様性・協働性」)の発展・向上 | ●周囲と協力しながらも、常に主体的に課題の発見と解決に努める。 ●社会が必要とする職業観・勤労観と生涯を通した持続的な就業力を身につけている。 |
また、学部共通コースの学生に保証する基本的な資質・能力は以下のとおりである。
①:建学の精神の具現化 | ― |
②:(③の基礎となる)「知識・技能」の修得 | ●世界の国・地域に関する幅広い知識と外国語による一定のコミュニケーション能力を身につけている。 |
③:(④の基盤となる)「知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力(「思考力・判断力・表現力」)」の発展・向上 | ●幅広い知識と一定のコミュニケーション能力を活用して、国際社会が直面する諸問題について多角的に思考・判断・考察するための能力を身につけている。 |
④:主体性をもって多様な人々と協働する態度(「主体性・多様性・協働性」)の発展・向上 | ●異なる価値や文化に関心を抱き、それらを積極的に理解しようとする態度を身につけている。 |
①:建学の精神の具現化 | ― |
②:(③の基礎となる)「知識・技能」の修得 | ●英語圏での日常生活に支障のない英語の技能を身につけている。 ●英語圏の言語や文化を理解し、国際的視野を備えている。 |
③:(④の基盤となる)「知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力(「思考力・判断力・表現力」)」の発展・向上 | ●異なる文化や価値観を理解した上で、英語で他者と意見交換できる柔軟な思考力・表現力を身につけている。 |
④:主体性をもって多様な人々と協働する態度(「主体性・多様性・協働性」)の発展・向上 | ●自らもしくはチームで目標を定め、英語を用いて積極的にコミュニケーションを図ることができる。 |
①:建学の精神の具現化 | ― |
②:(③の基礎となる)「知識・技能」の修得 | ●現代のスポーツ関連領域で提起される諸問題について、的確に評価・分析するために、経済・経営・法・政策の社会科学とスポーツ科学の知識や方法論とをあわせた複合的な視点を身につけている。 ●客観的な評価・分析を行える基礎的スキルを身につけている。 |
③:(④の基盤となる)「知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力(「思考力・判断力・表現力」)」の発展・向上 | ●現代社会におけるスポーツ諸事象について学際的・多面的視点から理解・探求する思考力や判断力を身につけている。 ●導き出した見解を文章等にまとめ、発表し、議論することができる。 ●健康づくりや競技力向上のための指導といったスポーツの現場に必要なコミュニケーション能力やマネジメント能力の基礎的知識と応用力を身につけている。 |
④:主体性をもって多様な人々と協働する態度(「主体性・多様性・協働性」)の発展・向上 | ●スポーツ諸事象を人間・社会への洞察にもとづいて理解し、スポーツを社会の発展のために役立てようとする意欲や態度を身につけている。 |
①:建学の精神の具現化 | ― |
②:(③の基礎となる)「知識・技能」の修得 | ●環境問題発生のメカニズムを文献と現場から理解し、人と自然とが共存する資源循環型の持続可能な社会を構築するための知識を身につけている。 |
③:(④の基盤となる)「知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力(「思考力・判断力・表現力」)」の発展・向上 | ●自然、社会、人文に関する幅広い知識・技能を活用して、持続可能な社会の実現のために環境学の視点から必要な技術や制度について思考・判断・考察するための能力を身につけている。 |
④:主体性をもって多様な人々と協働する態度(「主体性・多様性・協働性」)の発展・向上 | ●人と自然とが共存する資源循環型の持続可能な社会の実現のために多様な人々と協働しながら主体的に行動する態度を身につけている。 |