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大学紹介

理工学部の「教育理念・目的」と「3つの方針」

<2019年度入学生>

理工学部の教育理念・目的

建学の精神に基づいて、科学と人間の調和を重視し、理学と工学における基礎から応用にいたるまでの広範な教育・研究を通じて技術の高度化に対し貢献できる高い倫理観を持った科学技術者を育成することを目的とする。


卒業認定・学位授与の方針[学士(理学・工学)]

理工学部の「教育理念・目的」を達成していくために、すべての学生一人ひとりに必要と考える、獲得すべき基本的な資質、学位授与に必要とされる単位数及び単位認定の方法を次に掲げる。

理工学部の学生に保証する基本的な資質・能力

建学の精神

  • 仏教、ことに浄土真宗に根ざす建学の精神の意味を深く理解している。
  • 建学の精神に基づいて、豊かな人間性と高い倫理観をそなえ、社会的責務に対する自覚を持っている。

知識・理解

  • 科学技術の進歩に対応できる専門分野の基礎から応用にいたる知識を身につけている。
  • 英語についての基本的な知識を持ち、英語と日本語の基本的な成り立ちや機能の違いを理解している。
  • 幅広く社会全体を見渡すために必要な知識や教養を身につけている。

思考・判断

  • 科学技術が自然や社会に対してどのような影響力を持っているかをよく理解し、グローバルな視点から自律的にまた論理的に判断することができる。
  • 基本的な論理的思考能力を持ち、外国の文化や事情について柔軟かつ公正な思考、判断ができる。
  • 論理的能力・問題解決力を身につけている。

興味・関心

  • 問題を解決するために必要となる専門的知識を自ら進んで修得し、時代の変化や社会の要請に合致した学習を継続的に行うことができる。
  • 広く日本を取り巻く国際情勢や文化に対する興味を持ち、国際的な視野から幅広い知識を身につけている。

態度

  • 高い倫理性をもって、専門的知識と技術を総合的に活用することができる。
  • 世界的な視野をもって社会が直面するさまざまな課題に主体的・積極的に対応することができる。
  • 日本語だけでなく英語を通じても、外国からの情報を得、文化を理解吸収しようとする姿勢を持つ。

技能・表現

  • 科学技術の進歩に対応できる基礎から応用にいたる専門の技術を身につけている。
  • 知的生産の技術を身につけている。
  • 国際化時代に対応できる英語で読む・書く・聴く・話すという四技能の基礎的運用能力を持っている。

学位授与に必要とされる単位数及び卒業認定の方法

  1. 学部に4 年以上在学し、所定の科目を履修しその単位を修得した者に対し、学長は教授会の議を経て卒業を認定する。
  2. 卒業認定を受けるためには、所定の124 単位以上の単位数を必要とする。
  3. 卒業認定を受けるためには、「特別研究論文(卒業論文)」を提出し、審査に合格しなければならない。

教育課程編成・実施の方針

理工学部の「教育理念・目的」、「卒業認定・学位授与の方針」に明示したすべての学生に必要な基本的な資質・能力が獲得できるよう、多数の教養教育科目及び固有科目から構成される、体系的かつ系統的な教育課程を編成する。また、学生一人ひとりが有する学修目標に柔軟に対応できるように学習環境の向上・学習支援態勢を整備する。

理工学部の教育内容

  • 仏教の思想と高い倫理性を養うための科目である「仏教の思想」(2 科目)を必修科目として設置する。
  • 視野の広い技術者となるために必要な幅広い教養を身につけるため、教養教育科目を人文社会学系学部と共同で開講する。
  • 国際化に対応できる語学力を身につけるため、読む・書く・聞く・話すことを基礎とする英語科目を1 年次から連続して開講し、その後、理工学部専任教員による科目においてより専門的かつ実践的な英語教育を展開する。
  • 固有科目を1 年次から配置して、基礎から応用への体系的なカリキュラム体制とする。専門基礎科目においては、講義科目と演習を組み合わせ、知識を確実に身につけさせる。加えて、外部講師による最先端の科学に関する講義科目や「学外実習」等の企業現場や実地研修を行うインターンシップ型科目を専門の講義科目と併せて開講する。

教育方法

  • 学生が自らの学修目的にあわせて各科目の性格やその科目の開講時期(配当セメスター)を考慮しながら系統的に履修できるよう科目(講義・演習・講読・実技・実験・実習等)を開設する。
  • 全ての科目は、講義概要・到達目標・講義方法・授業評価の方法・授業計画等を掲載したシラバスに沿って実施する。

学修成果の評価

  • 学修成果の有無やその内容を評価するために、科目の特性に応じて、おおよそ次の4種類の方法のうちのひとつまたは複数を合わせて評価を行う。
    • ①筆答試験による評価
    • ②レポート試験による評価
    • ③実技試験による評価
    • ④授業への取組状況や小テストなど、担当者が設定する方法による評価
  • 「特別研究」の評価は、論文等の成果物の評価と口述試問評価によって行う。

入学者受け入れの方針

理工学部では、現代の自然科学を代表するキーワードである「情報」「システム」「エネルギー」「材料・物質」「環境」に対応し、人間と地球環境に調和した科学・技術の発展を支える6学科で構成されています。それぞれの学科において、最新の理学と工学を融合させることにより、新しい視点に立った学問の道を開き、時代の要請にかなった先端技術の発展に寄与しうる人材の育成を目指しています。

そのため、次のような人が入学することを求めています。

  1. 広い分野にわたり基礎学力に優れ、科学的センスを持っている人
  2. 明確な目的意識と勉学意欲を持っている人
  3. 知的好奇心や自然科学への関心を持っている人

ついては、高等学校等での学習では、科学技術を学ぶ上で不可欠な英語・数学・理科を中心に、理工学部で教育を受ける上で基本となる高校での教科を幅広くしっかりと勉学していることを望みます。