2016.09.30過疎の村×こどもスポーツイベント×笑顔のマネジメント
経営学部 松永敬子ゼミ
「長野県阿智村 地域こどもスポーツイベントのマネジメント」
このプロジェクトのテーマは、“村の子どもたちに、スポーツの楽しさを伝えよう!”というものです。私たちのような大学生の世代と触れ合う機会が少ない村の子どもたちにとって、1つの夏の思い出として心に残るイベントにしたいと事前準備から気合いも入りました。結果、私たちにとっても最高の夏の思い出となりました!
8月11日山の日の朝から阿智第二小学校で子どもスポーツイベント「チャレンジフェスティバル」を開催。阿智村のスポーツ推進委員さんをはじめとする地域住民のみなさんや、総合型地域スポーツクラブ「チャレンジゆうAchi」、阿智村公民館のみなさんと協働して、このイベントに参画してから12年目。形を変えながら現在に至ります。
昨年までは秋の体育の日あたりに行っていましたが、今年は山の日の祝日を活用することを検討し、時期の変更にチャレンジ。夏休みの時期だったこともあり、村の子どもたちが約40名も参加してくれました。久々の参加者増です。
松永先生からの指導を受けながら、子どもたちの緊張を和らげ、テンションを上げるために、アイスブレイキングを実施、子どもたちや村のみなさんともコミュニケーションを深めるプログラムをマネジメントしました。その後、バトミントン、サッカー、バスケットボール、キンボール、ドッジボールの計5種目を体験する時間には、村のスポーツ推進委員さんの指導のもと、子どもたちと一緒に楽しく活動しました。
暑い中、子どもたちは元気に走り回り、積極的にスポーツに取り組んでくれました。
緊張も解け、ただ「身体を動かすこと」を楽しんでいる子どもたち。次第に笑顔になっていく姿を見て、私たちは子どもたちからパワーをもらいました。このプロジェクトを通してスポーツの素晴らしさを再確認。過疎が進む村の子どもたちにも、もっともっとたくさんのスポーツ活動の経験をしてもらいたいと改めて感じました。
また今回、当時小学生としてこのスポーツイベントに参加し、現在は大学1年生になった阿智村出身の学生がスタッフとして参加してくれました。この出来事は初めてで、私たちは、継続することの意味や大事さを実感しました。
小さなことでも、活動の1つひとつの意義を確認しつつ、継続的にマネジメントを実践していくことの重要性を切に感じました。来年もがんばります!
中谷 佳乃子(大阪府立摂津高等学校卒業)