2017.02.063大学スポーツマネジメント研究室合同ゼミ合宿:龍谷×立命館×同志社
経営学部 松永敬子ゼミ
2月2日・3日は龍谷大学、立命館大学、同志社大学のスポーツマネジメント研究室・スポーツマーケティング研究室に所属する学生が参加する、「3大学合同ゼミ合宿」へ行ってきました。この合宿は毎年行われている恒例行事であり、3大学が輪番で幹事を担当し、合宿自体のマネジメントをすることも学びとなっています。今年は立命館大学が幹事で、スポーツマネジメントに関する知識及び理論の発展的共有、他大学のゼミに所属する学生同士の交流を目的として展開されました。合宿は、自己紹介を兼ねたアイスブレイクから始まり、他大学混合でグループを作り、ユニーク共通点探しゲームを行い、様々な共通点が見つかりみんなで盛り上がりました。以下では、主な活動プログラムを紹介します。
チーム対抗「スポマネディスカッション」
各グループに分かれてスポーツマネジメントに関して意見や考えを共有するスポマネディスカッションを行いました。お題は3つあり、1つは大学生の立場で、スポーツを使って地域の人と学生のつながりを深めるための提案すること。2つめは企業の経営者の立場で自社内を中心とする生産世代(20~50代)のスポーツ実施率を高めるための施策を提案すること。3つめは海外旅行者に対して、日本の文化を感じさせる為に、日本の魅力を活かしたスポーツツーリズムを提案することです。最後はディスカッションした内容をグループごとに発表し、各大学のゼミの担当教員からフィードバックを頂きました。施策を提案することはただ提案して終わるのではなく、効果としてどういったものが付いてくるかを明確に考えることが大事だと改めてわかりました。次はグループマネジメント能力を身に付けることを目的として、グループ毎に疑似企業経営ゲームを行い、ディスカッションを行いました。
「ゼミ活動報告会」
夕食後は、各ゼミのゼミ活動報告会を行いました。わたしたち松永ゼミは今までの活動の代表例として2つ報告しました。1つ目は、前の記事にも掲載されている、過疎の長野県阿智村で行った「スポーツと地域活性化」をテーマにした合宿です。報告内容は、廃校になった村の中学校の再利用の検討と提案や地域子どもスポーツイベントのマネジメントの活動です。もう1つは、現在、取り組んでいる京都マラソン2017の活動です。自分達の活動を何も知らない人の前で活動内容を伝えきることは難しく、他の大学の方からたくさんの質問を頂きました。質問を頂き、答えることで自分達の活動の意義や目的を改めて考えるいい機会になりました。
「徹底!夢スピーチ」
最後には、各グループに分かれて、1人ずつ自分の夢について10分間語りました。10分間と言われると最初は非常に長く感じました。しかし、実際に話してみると10分間をすぐに感じ、改めて自分の夢を口に出して言葉にする事で自分の中で考えがまとまっていく事を感じました。グループでお互いに質問し合う事で自分では思いつかなかった考え方を知り、自分とは違う人の夢を聞くことで自分自身の視野が広がりました。
今回のゼミ合宿では、意見を交換し合い、お互い相手の事を知ることで、他大学同士刺激し合うことが出来たと思います。こういう場所で出会えた人との繋がりを大事にしていきたいと思いました。今回の雪の影響で、楽しみにしていたスポーツの時間はカットとなりましたが、非常に充実した2日間でした。
さらにパワーアップしたので、京都マラソンまで約2週間完成に向けて駆け抜けたいと思います。
岩崎 みのり(大阪府立東住吉高等学校)
山田 早織 (大阪府立芥川高等学校)