2017.01.27京友禅の商品製作スタート!@深草町家キャンパス1月15日(日)【商品製作編:松永ゼミ+伏見区老人クラブ連合会】
経営学部 松永敬子ゼミ
「京都マラソン2017×龍谷大学スポマネlab. ×京友禅」の実現へ 4
私たちは、京都の伝統工芸関連組織とコラボした商品を学生が企画・製作し、京都マラソン会場(みやこめっせ)内で販売し、売上は義援金として東日本大震災被災地の小・中学校を対象とした「スポーツこころのプロジェクト」に全額寄付するというプロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトには「スポーツと京都の伝統工芸を通じた復興支援の輪を広げよう」というメッセージが込められています。今年で6回目となる京都マラソン2017では、京友禅の商品開発にチャレンジすることになりました。1月15日(日)には、龍谷大学町家キャンパスにて伏見区老人クラブ連合会の方々にもご協力いただき、実際に商品を作るという段階に入りました。
「歴史的な大雪」
1月15日(日)、いよいよ商品を作るところまでやってきました。今回の商品化にあたり、淀老人クラブひまわりサークルと納所老人手芸クラブのみなさまにご協力をお願いしています。しかし、この日京都では珍しい大雪に見舞われ、一時はどうなるかと思いましたが、淀老人クラブひまわりサークルの方々が元気に足を運んでくださいました!平均年齢80歳とは感じさせないとてもお元気な方たちでした。
「歴史的風情がただよう昔ながらの町家」
今回、商品作りをする場として初めて利用させていただいた町家キャンパスの印象です。 “昔ながらの町家”と書きましたが、設備は整っており作業をスムーズに進めることができる環境となっていました。
まず、今回どのようなものを作りたいかなどのコンセプトをお話しし、試作品を見せ、作業スタートです!いざ実際に作業をすすめると、これもいるあれもいるなどといった準備の少なさや本当に間に合うのか?といった不安や焦りに直面しました。ただ作るだけではなく生地の柄が一番映えるように工夫して裁断したり、生地によって商品をかえたり、1つ作るだけでも手縫いの箇所があったり、なにより商品にするものなので手は抜けません。何事の作業も四苦八苦しつつ、老人クラブの方々との楽しい雑談も交えながら取り組んでいたら休憩なしで4時間があっというまに経過していました。
今回、天気に恵まれない中来てくださり、率先して作業に取り掛かかり、更にご指導までしてくださいました。そしてノルマを聞いて私たちよりも焦ってくださっていたので、本当に頭がさがりました。ありがとうございました。
今も着々と作業を進めております。その活動報告もしていくので楽しみにしていてください。また2017年2月17~19日の京都マラソン(みやこめっせ内)で行う私たちの「京都マラソン2017×龍谷大学スポマネlab.×京友禅」の出展ブースにも是非お立ち寄り下さい。心よりお待ちしております。
和久 華織(滋賀県立長浜北高等学校卒業)