2017.01.20京友禅の商品製作に向け、準備開始！【製作協力依頼編：伏見区老人クラブ連合会とのコラボ】

経営学部　松永敬子ゼミ

「京都マラソン2017×龍谷大学スポマネlab. ×京友禅」の実現へ　3

松永ゼミでは京都の伝統工芸関連組織とコラボし学生が企画・製作し、製作には地域住民の方にも協力していただき京都マラソン会場（みやこめっせ）内で販売しています。
売上は義援金として全額、東日本大震災被災地の小・中学校を対象とした「スポーツこころのプロジェクト」に寄付するプロジェクトを2012年から行っています。
今回で6年目となるこのプロジェクトでは、初めての試みとなる京友禅協同組合連合会様にご協力していただくため、企画の実施・商品化に向けて試作品の製作を経て、商品化の許可を頂くことができました。次に、製作開始に向けて協力していただける団体様に協力依頼を交渉することとなりました。

「完成度の高い商品を目指して」
商品化の許可を頂き、いよいよ商品の製作にとりかかるのですが、松永ゼミは「スポーツ×地域活性化」をコンセプトとしています。そこで製作に関しては地域住民の方にも協力していただきたく、まず、協力してくださる団体様をリサーチし、リストアップするところから始まりました。そのリストをもとに交渉を進め、2016年12月29日（木）に、一般社団法人京都市老人クラブ連合会の伏見区老人クラブ連合会に所属する「淀老人クラブひまわりサークル様」と、「納所老人クラブ手芸クラブ様」に製作協力の依頼へ伺いました。
今回のプロジェクトの趣旨や依頼内容を説明したところ、とても興味をもってくださり協力していただけることになりました。
淀老人クラブひまわりサークル様と納所老人クラブ手芸クラブ様には、普段の活動で作られた作品も見せていただき、手編みものとは思えないような出来栄えのものばかりでした（写真参照）。また、製作に関して不安な部分もあるのでご指導していただきました。これからも京友禅の良さを生かすにはどうしたら良いのかアドバイスをいただきながら、商品を作っていきたいと思います。

「いよいよ始まる製作活動！」
まずは、1月15日（日）、18日（水）、19日（木）の予定で、淀老人クラブひまわりサークル様と納所老人クラブ手芸サークル様に龍谷大学町家キャンパスにおこしいただき学生とともに商品製作にとりかかります。2月中にもう一度集まり、その際には、小学生にも参加してもらい一緒に製作を行いたいと考えています。
地域の高齢者の方や小学生に協力していただき作成した京友禅のブレスレッドと巾着は、2017年2月17日（金）18日（土）19日（日）に、京都マラソン2017おこしやす広場（みやこめっせ）で販売予定です。京友禅の魅力を伝えられるような商品を製作したいと思っておりますので、ぜひ会場へお越しください。

赤尾 里奈（富山・高岡龍谷高校卒業）
中谷 佳乃子（大阪府立摂津高校卒業）