challenger48

社会学部

社会共生実習『The First Aid』(栗田修司)
防災活動を通して、地域との共生を図る。
DIG訓練に参加して

2019.10.15DIG訓練に参加して

社会学部 社会共生実習『The First Aid』(栗田修司)

私たちは9月5日に湖南広域消防局南消防署においてDIG訓練(Disaster Imagination Game訓練)に参加しました。当日は、老上中学校の生徒さんも職業体験の一環として参加され、一緒に訓練を行いました。

DIG訓練とは、災害が発生した際に予測される危険を地図に書きこみ、その対策を検討する訓練のことです。以前、私たちはこのDIG訓練に備えて、老上中学校周辺を観察して回り、地域の防災状況を確認していました。
(第3回野洲市自主防災組織リーダー研修会への参加とDIG訓練前の準備)

https://www.ryukoku.ac.jp/challenger/challenger48/20190902/index.html

今回、私は初めてDIG訓練に参加しました。想像と違って、ゲーム感覚で行うことができました。私たちは、DIG訓練に使用した地図の地域が地元ではないので、どこに何があるだとか、ここの道は狭くて危ないという詳しいことは分かりませんでした。しかし、普段通っている中学校の周辺ということもあり、中学生は地図を指さしながら、情報を教えてくれました。地図上の川を青色のペンで塗ったり、避難所指定されている場所にシールを貼ることで、その地域の防災状況などが分かりやすくなりました。

こういったDIG訓練は小学校や中学校の授業でも取り入れることができるのではと思いました。また、地域で周辺住民が集まり、DIG訓練をすればその地域の防災力向上につながると思います。

津隈 日菜美(滋賀県立八日市高校卒業)