challenger48

社会学部

社会共生実習『The First Aid』(栗田修司)
防災活動を通して、地域との共生を図る。
社会共生実習報告会を終えて

2020.04.27社会共生実習報告会を終えて

社会学部 社会共生実習『The First Aid』(栗田修司)

1月10日龍谷大学にて行われた社会共生実習報告会に参加しました。1年間を通して活動してきたことを発表しました。

発表では、自助・共助・公助に分け活動してきたことを発表しました。自助では防災士を取得したことや、京都市市民防災センターなど様々な施設を訪れたことを話しました。共助では、岡山に行ったことを話しました。(2019.9.11更新の記事)公助では、大津市市民防災センターについての話をしました。1年を通して学んできたことも多く、どれを発表するのかとても迷いました。

この報告会で、私が伝えたいことは2つありました。
1つ目は自助、共助の重要性です。阪神淡路大震災の際には、ほとんどの人が自助・共助によって助かっています。また、1年間の実習を通して、ローリングストックという考え方や、地域間の交流は減災にもつながると学びました。特に共助では、現代的な考え方の中には近所同士の付き合いが面倒であるとか、プライバシーの関係上コミュニティが形成されていない地域もあるようです。
しかし、被害を少なくしたり、復旧が早く進んだりするためには、地域の人々が顔の見える関係にあることが大切と学習しました。

2つ目はいつかくる災害に備えてほしいということです。日本ではこれから、南海トラフ地震や首都直下型地震などの地震災害が起こると予測されています。また、地球温暖化の影響などによって起こる、豪雨による災害もいつどこで起きるかわからないと言われています。平常時から、少し意識して自分のまちを見てみることや、家族間で避難所等について話し合っておくことが重要だと学び、伝えました。

大辻 明莉(滋賀県立河瀬高校卒業)