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農学部

淡路和則ゼミ
持続可能な社会における食と農を探る。
大型スーパーでの地物野菜の販売

2019.07.27大型スーパーでの地物野菜の販売

農学部 淡路和則ゼミ

私たちのゼミ活動で行っている滋賀県産野菜の販売活動は、4月の下旬から始まって6回(のべ11日間)実施しています。

生産者の方のもとへお話を聞きに行ったり、商談の段階から参加させてもらったりと、おそらく通常では学生が体験できないであろうことを経験させてもらい、売り場作りに繋げています。
商談は、ニコニコした裏側に、パソコンの画面を凝視する姿や電卓を弾く姿、そして交わす会話から駆け引きが感じられ、すごくおもしろいなと思いました。口上手なのは、この業界では必要不可欠だと思います。

また、生産者や流通業者、イオンの方だけでなく、お客さんと直接話すことで得られることもたくさんあります。
おいしい野菜の見分け方、商品の取りやすさ、そして野菜についてだけでなく、世間話もたまにあり、たくさんの方とコミュニケーションをとることができる機会でもあります。

5月26日の販売では、特別に朝採りの完熟トマトを販売しました。
その試食販売をした際に、トマトが苦手というお子さんがいたので、「1回食べてみ!めちゃくちゃ美味しいから!」と声をかけてみると、「美味しい!」と言って食べてくれました。それを見たご家族は嬉しそうにトマトを購入され、この光景を目にしたときは、わたしもすごくしあわせな気持ちになって嬉しくなりました。

イベントのマルシェとは違う、スーパーとも違う、龍大生らしい売り場。
そんな売り場を追求して行きたいと思います!

田口 萌(京都市立日吉ヶ丘高校卒業)
浅田 直輝 (私立京都大谷高校卒業)