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Junior College
短期大学部

学部長メッセージ

短期大学部の学びの灯はこれからも

メモリアルサイトを訪れてくださり、ありがとうございます。

龍谷大学短期大学部は、時代の変遷と教育ニーズの変化に鑑み、70有余年の長い歴史に一つの区切りをつけることとなりました。これまで本学を支えてくださった全ての皆様に、深く感謝申し上げます。

わが国の短期大学は、実践的な職業人・専門職養成、女性の高等教育機会の拡大など、社会全体に貢献してきたことは広く知られています。本学においても、わが国の短期大学制度の開始の1950年と同時期に、浄土真宗の精神に基づき実践的能力を身につけた学生の専門教育を行うことを目的に、短期大学部仏教科を開設いたしました。その後、福祉人材の社会的要請に応えるため1962年に社会福祉科を設置し、これまでの僧侶を中心とした仏教伝道者養成から、保育者、社会福祉人材養成へと教育の対象を拡げてまいりました。

特に保育者養成に関しましては、「保母資格」の時代から着手し、これまで数多くの有為な人材を社会に送り出してまいりました。2011年にこども教育学科を開設したことを契機に、保育士資格に加えて幼稚園教諭二種免許状も同時取得を可能とし、保育の理論と実践力を身につけた保育・幼児教育のエキスパート育成を目指して尽力してまいりました。保育現場からは、本学の学生・卒業生に対して高評価をいただいております。

また、本学は全国でも数少ない「社会福祉士養成課程」をもつ短期大学でした。社会福祉士国家試験では、福祉系大学等ルート(福祉系短大等+実務経験 受験者10人以上)において全国1位を記録したこともあるなど、高い合格率を誇っておりました。

さらに本学は様々なことにもチャレンジを重ねてまいりました。2003年、2006年には、文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に採択されました。また2006年は、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」もダブルでの採択となりました。加えて2015年には、本学「オープンカレッジふれあい大学課程」が、公益財団法人糸賀一雄記念財団の障がい者福祉の分野で顕著な活躍のある個人および団体が表彰される「糸賀一雄記念賞」を受賞するという栄誉もいただくなど、本学の教育における取り組みが高く評価されてきました。

このように高い社会的評価を得た龍谷大学短期大学部で学んだ学生の知識や経験は、卒業後も社会に溶け込み、未来へと続いていくと確信しております。

先日、短期大学部として開催する最後のソーシャルワーク現場実習報告会を開催いたしました。出席してくださった実習施設の指導者の中には、本学の卒業生も含まれていました。卒業生が実習指導者となり、かつての指導者と同じ席で学生指導をするという光景に、本学の長い教育の成果が垣間見られました。まさに、本学の教育はこれから先も卒業生によって現場に息づいて継続されていくのだと実感いたしました。

メモリアルサイトでは、これまで短期大学部を支えてくださった教職員、短期大学部・専攻科の卒業生・修了生からのメッセージも掲載しております。ぜひご覧ください。そしてご自身の短期大学部・専攻科での学びと思い出を振り返っていただけたらと思います。

これまでの多大なるご支援、ご厚情に心より感謝申し上げます。

2026年4月

龍谷大学短期大学部

学部長  黒川 雅代子