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Junior College
短期大学部

教員メッセージ

氏名
伊藤 優子
所属学科
社会福祉学科

短期大学部で学んだ卒業生として、そして現在は教員として関わる者として、ここに言葉を残します。
これまで本学部で学んだ先輩方や卒業生は、福祉の現場をはじめ、それぞれの場で、ここで培った学びを生かして活躍してきました。社会福祉学科での学びは現場の実践にとどまるものではなく、人の中に根づき、日々の実践として受け継がれていくものだと思います。
短期大学部としての歩みは一区切りとなりますが、私たちが学び、過ごしてきたキャンパスは、ここにあり続けます(校舎はめっちゃ変わりましたが)。
これからも、共に過ごした時間が、未来へとつながっていくことを願っています。

氏名
黒川 雅代子
所属学科
社会福祉学科

龍短(龍谷大学短期大学部)に就職し、気がつけば20年を超えました。毎年授業で学生に、祖父母にインタビューし、その人生物語をまとめる課題を課していました。20年前の学生の祖父母は、戦争を体験されておられました。中には、「戦争中のことを語りたくないと言われました」と、未だなお癒えない傷の大きさを感じた、とレポートに書いてくれた学生もいました。また卒業論文で阪神淡路大震災の被災経験を書いてくれた学生もいました。卒業論文で自身の被災体験に区切りをつけたいと言っていたことは今でも印象に残っています。
校友会の支部総会に出席させていただくと、龍短を卒業したという大先輩の方に出会うことも少なくありません。
本当に長い歴史を刻み、18,19,20歳という人生における大切な時期に寄り添った龍短を誇りに思います。

氏名
阪口 春彦
所属学科
社会福祉学科

 私は1997年4月に短期大学部の講師として着任しました。短期大学部の廃止については、私の着任前からも検討されては廃止の決断は見送られてきたと聞きます。私の在任中も短期大学部の廃止に向けた検討組織が何度か立ち上げられ、その検討メンバーになったこともありましたが、廃止の決断の見送りが繰り返されてきました。
しかし、2023年5月26日開催の理事会において、短期大学部の学生募集の停止が決定されました。この理事会での決定の前には、短期大学部教授会で短期大学部の廃止の是非についての審議が繰り返され、最終的に短期大学部教授会として廃止の決断がなされました。
自らが所属する組織の廃止を決断した日の悔しさや悲しさ、短期大学部の卒業生・専攻科修了生やこれまで短期大学部のために尽力されてこられた方々への申し訳なさは忘れられません。

氏名
佐々木 大悟
所属学科
社会福祉学科

龍谷大学短期大学部は、1950年、仏教科の設立とともに誕生しました。数多くの著名な講師陣が講義を担当され、卒業生の多くが各界で活躍しています。建学の精神について学ぶ「仏教」の講義は、実に75年以上続きました。創部当時18歳であった学生は、いま93歳になっておられます。
仏教の教えは、聞き手である私たち自身の成長や人生経験とともに、その受けとめ方が変化していくものです。18歳の時に仏教を聞き「ふーん、そういうものか」という程度の印象であったとしても、やがて人生のどこかで困難に直面したときに、教わった仏教の内容がふとよみがえり、その人生を静かに支える瞬間があるかもしれません。そのような時間が一度でも訪れるとすれば、それは教育に携わってきた者にとって、これ以上ない喜びです。

氏名
須賀 英道
所属学科
社会福祉学科

短期大学部の終わりは時代の流れで一つの区切りと言えるでしょう。今後の大学教育での他大学にはない龍谷大学の強みをアピールしていくことが望まれます。
過去を振り返ると、短大学生には毎年笑顔が見られ、教壇に立つ側にも安らぎの感じられるひと時でした。そうした中で数年前の学生たちのアスピレーションには心が打たれ、当方のアクティビティが高まったことが思い出されます。それは私が学会の全国大会を受けた時のことです。その話を学生たちにした際に、「先生!手伝えることがあったらやらせてください!」と何人かが言ってきてくれたのです。私も「じゃあみんなでやろう」と盛り上げ、その学会が大成功に終わったのです。最後の懇親会の際には参加者と学生とのコミュニケーションも見られたことに、私は嬉しくなりました。このアスピレーションの素晴らしさを今後の龍谷大学の学生さんも続けていけたらと思います。

氏名
中村 美智代
所属学科
社会福祉学科

龍谷大学短期大学部は、長きにわたり多くの学生が夢を見つけ、仲間と支え合い、心を育ててきた大切な場所でした。短い期間ではあっても共に築いた学びと交流の時間は今も多くの心に深く刻まれてることでしょう。
これまで、地域の皆さまや関係機関の皆さまにおいては学生を温かく受け入れ、行事や実習で惜しみない支援を寄せてくださり、感謝申し上げます。
廃止を迎えても、ここで紡がれた学びの軌跡と感謝の思いは決して色あせず、これからの教育の歩みに深く息づいて、未来へと灯り続けていくことでしょう。

氏名
生駒 幸子
所属学科
こども教育学科

こども教育学科開設の1年目から本学の保育者養成にかかわらせていただき、たくさんの出会いと学びに感謝しています。
2年間という短い在学期間に、懸命に学ぶ学生のみなさんの姿にどれほど励まされたかわかりません。
本学での学びをふまえて、これからもみなさんが子どもの人権や尊厳を守る存在になってくださるよう願っています。
これまで出会った学生のみなさま、先生、事務職員のみなさまに、たくさんの学びを与えていただいたこと、心より感謝申しあげます。

氏名
堺 恵
所属学科
こども教育学科

児童福祉施設に就職したにもかかわらず、何の貢献もできないまま離職した私が、短期大学部でこころざしのある若者と関わり、児童福祉施設で活躍できるようサポートする役割を得たことは、とても幸せなことでした。大袈裟な表現ですが、人生のちょっとした失敗を、違う形でやり直しさせてもらえたのだと思っています。
短期大学部での学びや実習を通して、2年間でぐっと成長する学生の様子をそばで見守ることができたこと、とても幸せでした。また、卒業生の活躍を見聞きするたびに、元気で明るくて優秀な学生と巡り合えたことを嬉しく思います。今までありがとうございました!

氏名
竹下 柊
所属学科
こども教育学科

短期大学部には非常勤講師で1年、その後こども教育学科の特任教員として4年間お世話になりました。特にこども教育学科に着任した時の印象は「学生も先生方もとても元気!!明るい!!」でした(笑)心理畑出身の私にとっては、それがとても新鮮で、非常にまぶしく思いましたし、今でも変わらずその印象を抱いています。残念ながら、短期大学部は長い歴史に幕を閉じます。そのうち私が短期大学部に所属していた期間はとても短い時間ですが、私の人生にとってはとても濃密で、楽しい5年間でした。ありがとうございました。

氏名
田中 知子
所属学科
こども教育学科

卒業生の皆さんへ
短期大学部の歴史が幕を閉じる今、思い返すのは、「子どもにとって何が一番幸せなのか」という問いに向き合う皆さんの真っ直ぐな姿です。保育の本質を模索し、葛藤しながらも実習の苦労を乗り越えて成長していく皆さんの傍らで、私自身も多くのことを学びました。
子どもたちの小さな変化を喜ぶ皆さんの瑞々しい感性や、他者に寄り添うその優しさに触れることは、教員である私にとって大きな誇りでした。
学び舎の形はなくなりますが、皆さんとここで紡いだ「保育への思い」は消えることはありません。皆さんの伴走ができた時間は、私の大切な財産です。
素晴らしい時間をありがとうございました。

氏名
中根 真
所属学科
こども教育学科

龍短の思い出は、社会福祉学科時代における学生や教員の寝食を共にする時間、withの時間です。フレキャン、見学実習旅行、教員夏合宿、ゼミ合宿…とにかく寝食を共にした時間の多さが懐かしいです。他方、こども教育学科では両免許・資格に対応するタイトなカリキュラムのなか、withの時間が乏しくなりました。学生も教員も食べる、しゃべる、遊ぶなかで、遊び心や童心が豊かに刺激され、柔軟性を育む大切な時間であったのではないかと、失って気づきました。短大廃止を前に、デジタル全盛の時代や社会だからこそ、withの時間の真価、秘密基地を作るようなワクワクドキドキ感、アナログ感覚を逆に愛でたいと思う今日この頃です。

氏名
畠山 寛
所属学科
こども教育学科

歴史ある短期大学部の最後の3年間を、教員として共に歩めたことを大変光栄に思います。在職期間は短いものでしたが、学生たちのひたむきな姿と、アットホームで温かな校風に触れた日々は、私にとってかけがえのない財産です。
多くの学生がここから巣立ち、社会で活躍されている事実こそが本学部の誇りであり、その功績が消えることはありません。学び舎としての役割は一区切りを迎えますが、ここで培われた「建学の精神」と温かな絆は、皆様の心の中で生き続けると確信しております。
短期大学部を支えてこられた全ての皆様に敬意を表するとともに、皆様の更なるご活躍を心より念じております。

氏名
広川 義哲
所属学科
こども教育学科

実習でつらいことがあっても、それでも、自分なりにできることを信じて実習に取り組んできた学生たち、実習報告会の場で、こどもや社会をめぐるさまざまな問題をとらえて、それに挑んできた学生たち。これまでに教員として、講義や実習などに真剣に取り組む学生たちの近くにいて、本当に多くの勇気と力を感じていました。短期大学部の廃止は残念ですが、しかし、すべての卒業生のご活躍を祈っています。多くの出会いをありがとう、短期大学部こども教育学科!

氏名
福田 豊子
所属学科
こども教育学科

非常勤講師として1年、特任として4年お世話になりました。この5年間、新しいステージにむけての出会いがたくさんありました。人生は出会いと別れの連続です。人・モノ・事との出会いを、一期一会の縁として、これからも大切に育み慈しんでまいります。世の中の神羅万象との出会いの中でも、この5年間の出会いは特に素晴らしいものでした。素敵な輝きを放ち、魂が共振する縁の数々は、ずっと心に残る宝物です。「今・ここ」を共有できた幸せに感謝です。「…こよなく愛せ、ほどなく別れ去るべきものを」(シェイクスピア)

※所属学科は2025年度現在のものです

退職された先生

「往事茫々」

氏名
若原 道昭
所属学科
社会福祉科

私は2011年3月に退職するまで29年間、本学に勤務させていただきました。1982年4月に専任講師として着任したのは仏教科と社会福祉科の2学科の時代で、社会福祉科には杉本一義、西光義敞、寺嶋久男、品川清治の4人の教授がおいででした。そのいずれの先生方も今はもうご存命ではありません。私の在任中には仏教科の廃止や社会福祉科の改編があり、先生方の顔ぶれも変わり、キャンパス風景もすっかり一変いたしました。この度、2000年発行の『短期大学部50年史』をあらためて読み返してみて、在任中の出来事の数々やお出会いした方々を懐かしく思い出させていただきましたが、我ながら記憶の覚束なさにも驚きました。また毎年発行してきた『卒業論題集』の頁をめくりますと、かつての学生の皆さんの顔が思い浮かび、それと同時に今さら上書きしようのない私自身の未熟さと至らなさがほろ苦くよみがえります。お付き合いくださった先生方、職員、学生の皆さんには誠に忝く厚くお礼を申し上げます。

『想い出の「わが龍短」』

氏名
加藤 博史
所属学科
社会福祉科

1998年から20年間、「龍短」に勤務した。一貫して、社会福祉原論を担当し、初期の頃は、大宮学舎で社会事業史を、瀬田学舎で精神保健福祉論を受け持った。志水宏行先生とは、西本願寺のプロジェクトで指導を享けた。教職員は若原先生中心に呑み会好きで、毎宵のように四条に出ていた。仏教科の先生には、山頭火の朝枝、一茶の龍渓、唯識の楠、サンスクリットの能仁、寛容の谷本ら、教養の厚みを持った諸先生が多くいた。宴席で私が衒って「力囲希咄」と軽く挟んで挨拶してみると、山田明爾先生がニヤニヤと笑いかけてこられた。社会福祉科は、井原、浜上、飯田、早川、橋本、西井ら、福祉現場出身の先生方が多く、受容共感的雰囲気に溢れていた。その中にあって、何よりもの想い出は、学生たちとの出会いである。学生たちに教わりながら、夢のような龍短の日々であったと思う。

氏名
窪田 和美
所属学科
社会福祉科

70年以上の歴史ある短期大学部がなくなるのは残念ですが、これも社会の変遷ですね。
授業を通じた学生との活動は私の財産であり、その一つが「学まちコラボ」事業です。
大学コンソーシアムが募集するこの事業は、学生のプレゼンが採択の可否を決めます。その活動成果は翌年3月の活動報告プレゼンで一般公開されます。2015年6月から毎年応募して、5年間継続して採択されました。
テーマは、「伏見深草・東高瀬川の環境保護と地蔵盆プロジェクト」。不法投棄の目立つ川が、学生と住民の清掃や草刈りを通じて、蛍が飛び交い、河岸で開く「竹灯籠の地蔵盆」には、参加者が増え地域の活性化を促しました。2017年の活動には、審査委員長から「優秀賞」を戴くことができました。

公益財団法人大学コンソーシアム京都HPより

氏名
内田 眞理子
所属学科
こども教育学科

在任中は、保育士を目指す学生たちに、食べることの大切さをどうしたら理解してもらうかを、試行錯誤しながら授業をしていました。そして、この授業を受けた学生たちが卒業後、子ども達に食べることの楽しさを様々な方法で伝えてくれることを願う日々でした。
教務課の方々が、就任当初の慣れない私に、授業や調理実習等いろいろなところでサポートしてくださったことを思い出します。先生方もゆったりと受け入れてくださり、私にとって楽しい思い出ばかりです。これからも保育士養成は社会的に必要な事と思っていますので、学部がなくなることがとても残念ですが、卒業生が様々なところで活躍してくれることを祈ります。