2022.02.28
ATA-net研究センター・RISTEX事業最終シンポジウム
回復支援のこれまでと現在、そして未来へ
開催日時 | 2022年03月15日 13:00 ~ 2022年03月15日 17:00 |
---|---|
開催場所 | オンライン |
お問い合わせ | 研究部(人間・科学・宗教総合研究センター)ATA-net研究センター事務局 Tel 075-645-2154 Web https://ata-net.jp/ |
龍谷大学 ATA-net研究センターは、下記イベントを3月15日(火)に主催します。
【>>お申込みページ】
※お申し込み期限:3月14日(月)17:00まで
〜回復支援のこれまでと現在、そして未来へ〜
〔趣旨〕
わたしたちATA-netは、2016年9月の発足以来、薬物やアルコールへの依存、DVや虐待、性暴力、ギャンブル、万引き・摂食障害、インターネット依存などの多様な嗜癖(しへき)・嗜虐(しぎゃく)行動からの回復のために活動してきました。さまざまなアディクションの背景には「孤立」があります。社会的孤立に対応するには「公」と「私」の壁を越えた回復支援モデルが必要です。
そこで、多様化するアディクションを再定義し、「課題共有型“えんたく”」というスキームによって、当事者と支援と協働者の新たな関係性を創り出し、新たな公共空間としての「ゆるやかなネットワーク」の構築を目指しました。
ATA-netに対するJST/RISTEXの助成は、2022年3月で終了します。この最終シンポジウムでは、“えんたく”スキームを活用し、6年間の総括と展望を示したいと思います。テーマは、「回復支援のこれまでと現在、そして未来へ」です。
〔日時〕2022年3月15日(火)13:00-17:00(終了予定)
〔形式〕オンライン(YouTube Liveを予定)
※登壇者のみ対面会場に集い、深草キャンパスよりライブ配信します。
〔参加費〕無料
【>>お申込みページ】
※オンライン参加のための情報は、開催当日までに連絡します。
〔プログラム(予定)〕※変更となる場合があります。
【セッション1_成果報告】
13:00-13:05 開会あいさつと趣旨説明/石塚 伸一(本学法学部教授・ATA-net研究センター長)
13:05-13:20 事業報告書 総括/山口 裕貴(ATA-net研究センター 嘱託研究員)
13:20-13:50 理論構築サークル 総括
- 治療的司法/指宿 信(成城大学法学部 教授)
- デジスタンス/中村 正(立命館大学 応用人間科学研究科 / 産業社会学部 教授)
- ハーム・リダクション/石塚 伸一(本学法学部教授・ATA-net研究センター長)
13:50-14:15 研究ユニット 総括
- 暴力行動/中村 正(立命館大学 応用人間科学研究科 / 産業社会学部 教授)
- 性問題行動/藤岡 淳子(大阪大学大学院名誉教授)
- 万引き・摂食行動/後藤 弘子(千葉大学大学院 社会科学研究科 教授)
- ギャンブリング/西村 直之(精神科医)
- 物質依存・嗜癖/丸山 泰弘(立正大学 法学部 教授)
<小休憩(10分程度)>
【セッション2_課題共有型円卓会議“えんたく”】
司会:森久 智江(立命館大学 法学部 教授)
14:25-14:50 問題提起「”えんたく”構想」/石塚 伸一(本学法学部教授・ATA-net研究センター長)
14:50-15:40 1st Session/司会およびセンターテーブルメンバー
センターテーブル・メンバー:
- 中村 正(立命館大学 応用人間科学研究科 / 産業社会学部 教授)
- 土山 希美枝(法政大学 法学部 教授)
- 加藤 武士(木津川ダルク代表・ATA-net研究センター嘱託研究員)
- 丸山 泰弘(立正大学 法学部 教授)
15:40-16:10 わかちあい/司会および全参加者
16:10-16:40 2nd Session/司会およびセンターテーブルメンバー
16:40-16:50 来賓等コメント
16:50-17:00 総括/石塚 伸一(本学法学部教授・ATA-net研究センター長)
17:00 終了予定
主催:龍谷大学 ATA-net研究センター | JST/RISTEX(社会技術研究開発事業)「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」領域 「多様化する嗜癖・嗜虐行動からの回復を支援するネットワークの構築」ATA-net
共催:龍谷大学 犯罪学研究センター 企画・運営:一般社団法人刑事司法未来
【関連News】
2020.02.10 ATA‐net研究センター キック・オフ・シンポジウム 第1部レポート
動きはじめた世界の薬物政策 いま、なにが問われているのか?
2020.02.10 ATA‐net研究センター キック・オフ・シンポジウム 第2部レポート
「メディアスクラムとソーシャル・インクルージョン〜当事者の位相、支援者の位相、協働の位相〜」をテーマに“えんたく”を開催
2021.07.29 龍谷コングレス2021「課題共有型“えんたく”大麻論争とダイバーシティー(多様性):薬物使用は、犯罪か?〜使用罪は、何を奪おうとしているのか?〜」を開催
日本における大麻政策の在り方とは?アジア犯罪学会 第12回年次大会記念サイドイベント3日目
2021.10.19 オール京都で再犯防止に取り組む!支援者が集いえんたく会議を実施【ATA-net研究センター/犯罪学研究センター】
ATA-netが考案した討議スキーム課題共有型“えんたく”を活用