Need Help?

News

ニュース

2022.03.29

掲示法語 「遠く宿縁を慶べ」親鸞聖人

ああ、弘誓の強縁、多生にも値ひがたく、真実の浄信、億劫にも獲がたし。たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ。
(『顕浄土真実教行証文類』総序/『浄土真宗聖典─註釈版─』132頁)

【正門前掲示】

☆.。:・✶.。:*・☆.。:*☆.。:*・✶.。:*・*・☆.

 龍谷大学の建学の精神は浄土真宗の精神です。
 浄土真宗を開かれた親鸞聖人は、ご主著である『顕浄土真実教行証文類』の冒頭に、
「ああ、この大いなる本願は、いくたび生を重ねてもあえるものではなく、まことの信心はどれだけ時を経ても得ることはできない。思いがけずこの真実の行と真実の信を得たなら、遠く過去からの因縁をよろこべ。」(『教行信証 現代語版 5頁』/本願寺出版社)
とお示しになられました。
 親鸞聖人は、ご自身が他力念仏の救いに出あったのは遠い過去世からの思いはかれない因縁によるものであり、阿弥陀仏に願われ続けてきたからこそ、今やっと救いに出あうことができた、と念仏との出あいを慶ばれました。
 対して、私達は今恵まれている様々なことを「あって当たり前のもの」と受け止めてはいないでしょうか。当たり前だと受け取るところには感動や感謝が生まれることはないでしょう。あるはずがないものが今恵まれていると受け取ることができたなら、そこに感動や感謝が生まれてきます。

☆.。:・✶.。:*・☆.。:*☆.。:*・✶.。:*・*・☆.


●一人で悩まないで

学内外に相談できるところは沢山あります。
一人で悩まず、相談してください。

龍谷大学 宗教部 オフィスアワー ~お坊さんと話してみませんか?~
龍谷大学 こころの相談室
厚生労働省 こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~



その他の法語解説はこちらから
【掲示法語一覧】

法語PDFファイルダウンロード
寺院での掲示伝道などにご活用ください
↓↓↓