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2022.08.26

2021年度 春季国内体験学習プログラム・福島スタディツアー(延期分) を8月に実施しました【ボランティア・NPO活動センター】

~福島の“今”を見、福島を生きる人々の“言葉”を聴き、そして“自分”を見つめる~

ボランティア・NPO活動センターでは、2015年より毎年2月に春季国内体験学習プログラムとして、「~福島の“今”を見、福島を生きる人々の“言葉”を聴き、そして“自分”を見つめる~」と題した福島スタディツアーを実施しています。
21年度も2月に実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で延期することになり、8月6日(土)~8月10日(水)の4泊5日で実施いたしました。
参加者は学生8名と、筒井センター長、竹田コーディネーターの計10名で訪問しました。
このプログラムでは、福島の浜通りと中通り地域を訪問し、そこで福祉関係者やNPOのスタッフ等の様々な立場の方からお話を聴かせていただきました。また、震災遺構や伝承館なども見学しました。
たくさんのことを学び・考え・悩んだ5日間となりました。貴重なお話を聴かせてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

参加学生の満足度は高く、「一人では絶対にできない学び(いろんな方のお話しを聞くこと)ができた」「このツアーに参加したからこそ学べたことがたくさんあった」などの意見が出ていました。
このプログラムでは、事前学習会を行ってから実際に福島に赴きました。また、帰宅してからはレポートの提出があり、来週(8/29)には事後学習会等を行って学びを深めます。
報告会も実施する予定です。報告会の詳細は追って、センターSNS・HPを通してお知らせしますので、ぜひ、ご参加ください。

報告会の開催案内はこちら

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東日本大震災・原子力災害伝承館を見学している様子


フィールドワークの様子(大平山)

・1日目:8/6(土)
 深草キャンパスを8:00に出発し、20:00前に福島県広野町にバスで到着しました。車中では参加者同士が知り合うためのワークや福島県クイズ、明日からの確認などを行いました。
・2日目:8/7(日)
 午 前:東日本大震災・原子力災害伝承館を見学し、語り部さんのお話を伺った後、周辺地域をフィールドワーク
 昼 食:道の駅 なみえ
 午 後:震災遺構 請戸小学校の見学後、南相馬市に移動
     特定非営利活動法人サポートセンターぴあ 代表理事の青田氏から震災直後の様子や「てんでんこ」についてお話を伺いました。
     一日のふりかえりを全員で行った後、活動は終了。 
・3日目:8/8(月)
 午 前:農家民泊いちばん星を見学後、オーターの星氏から南相馬市内をご案内いただき、相馬野馬追で活躍する厩舎などを見学させていただきました。
 昼 食:里山キッチン
 午 後:南相馬市社会福祉協議会を訪問し、地域福祉課の佐藤課長から、現在の南相馬市の様子や震災直後のことなどについてお聞きしました。
     その後、福島市に移動し、特定非営利活動法人 市民公益活動パートナーズの方々から、震災直後から現在に至るまでどのような活動をしてきたのか等についてお話をお聞きしました。
     一日のふりかえりを全員で行った後、活動は終了。
・4日目:8/9(火)
 午 前:福島市の梨農園を見学させていただきながら、安全な食べ物を作るためにどのような努力をしているのかについてお話を伺いました。
     その後、土湯温泉に移動し、昼食兼自由時間
 午 後:特定非営利活動法人うつくしまブランチの方々から、震災前、震災後の活動についてお話を伺いました。
     この4日間全体のふりかえりを行い、20:30に土湯を出発し、京都に向かいました。
・5日目:8/10(水)
 朝、7:00頃 京都駅を経由し、深草キャンパスに到着・解散。

今回は、出発前日に全員抗原検査をして陰性を確認後出発し、毎日の健康チェックなどを行うなど、出来うる限りの感染防止対策に講じながら実施しました。
そのため、今まで行ってきた地域の皆様との交流が出来なかったことはとても残念に思いますが、次回にはそういった機会も持てればと考えています。

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南相馬市内の見学中


南相馬市社会福祉協議会にて


農園を見学している様子


ふりかえりの様子


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参加学生の活動報告書