2025.05.02
【報告】海外体験学習プログラム報告会を実施しました
2025年2~3月の春休み中に、9名の学生たちがNGOのスタディツアーに参加した海外体験学習プログラム『出会う、知る、気づく アジア体感スタディツアー』の報告会を、以下の内容で開催しました。
◇『出会う、知る、気づく アジア体感スタディツアー』報告会◇
日 時:2025年4月30日(水) 17:15~18:15
会 場:
・深草キャンパス 和顔館アクティビティホール
・オンライン(Zoom配信)
参加人数:32名(登壇者/関係者含)
学生たちを引率いただいた以下のNGOの方にもご参加いただきました。
・公益社団法人アジア協会アジア友の会 川本裕子さん(会場参加)
『インドネシアの教育と環境を考えるスタディツアー』
・認定NPO法人アクセス-共生社会をめざす地球市民の会 野田沙良さん(Zoom参加)
『フィリピンスタディツアー』
内 容:
①野呂センター長の開会挨拶
②海外体験学習プログラムの意義・特徴/今回の協力団体の紹介
③インドネシアスタディツアー参加学生4名からの報告(うち、1名は動画発表)
④フィリピンスタディツアー参加学生5名からの報告
⑤引率いただいた協力団体の方からのコメント
⑥2025年度海外体験学習プログラム参加者募集説明会 他センター事業のアナウンス
【報告会参加者の感想】
・今回の海外体験スタディツアーは、インドネシアとフィリピンの2つのプログラムということで、その2ヶ国の現状や文化の比較ができて非常に面白かったなと思います。同じごみ山、ごみ処理の問題であっても、インドネシアは環境という観点から、フィリピンは貧困という観点から問題について考え、1つのトピックであっても様々な問題が結びついているのだなということを学びました。どちらに行った学生も、帰国してから日本ではどうなのだろうと比較して考えるというような学びを深めることをしていたり、考えを言語化して他の人に伝えたり、アクティブに活動されているのが印象的でした。事前学習で学んでから、現地に行って肌で感じることによって、問題に対する考え方も変化していくのかなと思えたので、自分も興味・関心のある活動に参加したいなと思いました。貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございます。
・環境、教育、戦争と言った、それぞれが分野として分かれているようで、根本は全てが繋がって社会問題が生み出されているということに改めて気付かされました。それを目で見て感じて、伝えたいと思ったことを一人一人の言葉や思いで訴えかけていたことが伝わりました。社会問題はどこにいても存在していて、見て見ぬふりをする人もしない人も、そもそも気づくことができていない人もいると思います。私自身も、何かにおいていずれかの立場に立っていると思っています。でも、今回のツアー参加者の皆さんのような存在によって気づかせてもらえたことを、無駄にはしたくないと思いました。「ひとりの力は微力だ」と思わずにいられないことにも共感するところがありますが、「一緒に考え続ける」1人になりたいです。
参加者の皆さん、報告会お疲れ様です、ありがとうございました。現地の雰囲気など、気になることはまだまだあるので、またお話しをお聞きできればと思います。
また、参加報告の他にも以下のことに取り組みました。
・ツアー参加後に各自が参加レポートを作成し、レポート集を報告会会場で配布しました。
・4/18『留学WEEK』にてフィリピンスタディツアーに参加した学生が、ツアー参加によって学びが深められ、その後の就活にもどのように活きたかを話しました。
・ツアーの様子を知ってもらうため、参加学生自身が写真をセレクトして、4/23-4/30まで成就館にて展示しました。
ここ数年、本プログラムにはたくさんの応募があり、高い倍率となっています。
そこで、少しでも多くの学生に参加して欲しいという想いから、今年度は一人当たりの補助額を少し下げ、その分たくさんの学生に機会を与えることになりました。
プログラムへの応募を考えている人は、まず募集説明会に必ず参加してもらうことになっています。
リアルタイム参加が難しい場合は、後日センターHPに説明会動画を掲載予定ですので、そちらを視聴してください。
2025年度海外体験学習プログラム参加者募集説明会