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2026.09.19

政策実践・探究演習(海外)韓国PBL 現地レポート(2)【政策学部】

政策学部では2026年度と2027年度の2ヵ年、アジアプログラムとして「最低賃金に関する比較研究」をテーマに韓国PBLを開講しています(担当:安 周永教授)。

2026年9月6日〜9月13日、ソウルでフィールドワークを行い、受講生12名と安周永教授、櫻井あかね実践型教育助手が参加しました。滞在中のレポートをお伝えします。


9月8日(火)
ソウル駅から朝早い新幹線に乗り、オソン市にある政府機関庁舎ビルへ。雇用労働部の最低賃金委員会事務局を務める南ホヒョン研究員から、最低賃金政策の展開と最低賃金委員会の役割と機能についてレクチャーを受けました。本日は、韓国で地域政策を研究している根本真嗣氏に通訳いただきました。


新幹線ホーム


最低賃金委員会を開催する会議室にて

以下、受講生の報告です。
〈午前〉
高速鉄道に乗り、宿泊先から2時間かけて最低賃金委員会の事務局を訪問しました。南ホヒョン研究委員から「最低賃金政策の展開」について話を伺い、韓国の最低賃金制度の導入や沿革、決定過程について学びました。韓国では、労働者の生計費、類似労働者の賃金、労働生産性、所得分配率の4つを基準に最低賃金が決められていることを知りました。

日本で最低賃金を決める時は、世帯における生計費はあまり重要視されておらず、企業の支払い能力を軸にして決定しており、日本と韓国の違いに興味深かったです。

お昼ご飯は、政府機関で働く方々が使用する食堂にお邪魔しました。ボリューム満点のメニューで韓国の食文化に触れることができました。

(政策学部2回生 栗原梨緒)


講義を聞く様子


お昼ご飯

〈午後〉
部屋を移動して午後は立派な会議室にやってきました。実はこの部屋は、最低賃金委員会を開催する会議室だそうで、韓国の最低賃金はここで決定されてきました。そんな荘厳な場所で私たちは「韓日最低賃金決定体系の比較」をテーマに、韓国と日本の最低賃金決定のプロセスと特徴、メリット・デメリットを学習しました。

韓国と日本では最低賃金の制度自体が異なります。韓国では全国一律最低賃金、日本では地域別最低賃金を採用しています。それだけではありません。特に違いを感じたのは、法の条文の違いです。両国共に法で最低賃金決定について定められていますが、韓国では最低賃金の決定権を委員会が持っています。これは他のアジア諸国では見られず非常に珍しいのだそうです。


最低賃金委員会を開催する会議室


講師の南研究委員(右)

ソウルに戻り、夕方からの自由時間にミョンドンへ行きました。ミョンドンはソウル最大の繁華街で私たちが訪れたときにはすでに屋台がズラーッと並んで人がたくさんいました。日本語で話す観光客もちらほら見かけ、韓流ブームの影響に改めて気づかされました。今夜は飲食店で石焼きビビンバをいただきました。「これが本場のビビンバか〜」と思っていましたが、後々調べてみたら石焼きビビンバは韓国発祥という説と日本発祥という説があるみたいです。現地滞在中にリベンジかな、と思います。

(政策学部 2回生 美坂英寿)

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