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震災を語り継ぐモニュメントを和顔館に設置

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2015年2月4日

震災を語り継ぐモニュメント
和顔館B2Fに硯石が設置
2014年12月24日(水) (左から)赤松学長、藤原さん、前田さん、雄勝硯石生産販売共同組合の高橋頼雄さん
2012年11月18日(日)硯石スレート磨き作業
2011年12月15日(木)大宮キャンパスでの雄勝物産品販売の様子
2011年6月25日(土)ボランティア(撤去作業) 宮城県石巻市大街道地区 民家とその周辺の瓦礫撤去
2014年9月28日(日)『おがつスポレクまつり』(@大須小学校) 地区別対抗の綱引きの様子
2014年11月16日(日) 『おがつ店こ屋街3周年記念ホタテまつり』 地元の方とクラフトした後の様子

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、広範かつ深刻な被害をもたらしました。
この未曾有の大震災に際し、龍谷大学は、建学の精神の具現化として、大学としてなし得る活動を模索しながら、学生・教職員が様々な形で復興支援に取り組みました。こうした状況の中で、約600年前から続く硯石の産地である宮城県石巻市雄勝地域とのご縁を頂き、2011年11月より雄勝で復興支援ボランティア活動を継続的に実施しました。
当初の主な活動の一つは、地場産業の復興支援として、硯石のスレートを一枚一枚洗浄することでした。夏は暑く、冬は寒い屋外での作業でしたが、参加した学生・教職員が協力しあい、「チーム龍大」として取り組み、2万枚以上を洗浄しました。
和顔館・光庭に敷かれている硯石のスレートは、「チーム龍大」が洗浄し、地元の職人が加工したものです。この一枚一枚の硯石のスレートを通して、雄勝での復興支援ボランティア活動を後世に伝え、被災者・被災地に想いを馳せることを念じ、名盤を設置しました。

< ボランティア活動に参加した学生の声 >
石巻市雄勝とのご縁は、2011年11月11(金)~14(月)に実施した第4回東日本復興支援ボランティアの活動から始まりました。現在、龍谷大学のボランティア活動は地元の人と相談しながら、多様な活動を展開しています。硯石のスレート磨きは、その一部です。一見単純な作業ですが、チームワークと工夫を必要とされ、それぞれの回のチームが個性を発揮しながらの活動でした。1度の活動で9000枚近くを磨いたこともありました。枚数が多い上に手洗いによる作業のため重労働でしたが、地元の人々が復興のために尽力している様子を見たり、当時の話を聞いたりする中で「微力ながらも力になりたい」と思うようになり、活動に力が入りました。活動の中で磨いた硯石のスレートは地元の職人の方の手によって、東京駅舎の屋根材や食器などに加工されたそうです。私達が雄勝で活動する際にお世話になっているのが、雄勝硯生産販売協同組合の高橋頼雄さんです。雄勝復興のため、一人で何役もこなして尽力されている方で、ボランティアに向かった際には、震災の経験や雄勝の現状などについてお話していただいたり、地元の皆さんとの交流の機会を作っていただいたりしています。

今回、和顔館で使用する硯石のスレートを加工し、京都の深草キャンパスまで車で自ら運んできてくれました。車で約12時間かかる道のりを1人で運転されたそうです。高橋さんが、龍大まで来て下さったのは初めてではありません。初めて来学されたのは、2011年12月です。11月にご縁が出来、急遽、学内で雄勝を応援するための物産品販売を行うことになったのです。その販売する物産品を深草キャンパスまで自らの運転で運んでこられたのです。驚くことに1時間だけ休憩して、雄勝に帰るというハードスケジュールでした。「雄勝を応援してくれる学生さんに会いたい。感謝の気持ちを伝えたい」と、多忙な中、運んできてくれました。「1つでも多くの品を売って、復興に貢献したい」という思いのもと、学生同士で協力して宣伝活動や販売を行いました。来客者の中には遠方からわざわざ大学まで足を運んでくださった方もおられました。また、2012年には、瀬田キャンパスで開催された夕照コンサートに雄勝の皆さんとブース出展してくださり、雄勝の物産品販売と震災の被害について報告を行ってくれるということもありました。

今、私たちが雄勝に行くと、「今年も来てくれたね」と地元の方が声を掛けてくれます。「貴方達がこうして来てくれるから、パワーがもらえる。頑張れる」と言ってくださる方もいます。活動していると差し入れを持ってきてくれる方もいます。そんな雄勝の方々を見ていると支援に行っている私達が逆に元気をもらっていました。
雄勝と龍谷大学のご縁は、少しずつ強くて広がりがあるものになってきていると感じています。これからも雄勝のこと、震災のことを忘れずに繋がっていきたいと思います。

峰松 優丞 (文学部 日本語日本文学科 4年生)、前田 剛志 (政策学部 政策学科 4年生)

東日本大震災への本学の対応について

新棟「和顔館」竣工式を執りおこないました

ボランティア・NPO活動センター

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