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特色ある大学教育支援プログラム 2003年度採択

「実習事前指導の体系的な実施
-ボランティア活動の活用を中心とした取組-」 短期大学部

本年度短期大学部より行った特色ある大学教育支援プログラムへの申請が、この度採択されました。

特色ある大学教育支援プログラムは、大学教育の改善に資するさまざまな取組のうち特色ある優れたものを選定し、選定された事例を広く社会に情報提供することで、今後の高等教育の改善への活用を目指したものです。これにより、国公私立大学を通じ、教育改善の取組について、各大学及び教員のインセンティブになるとともに、他大学の取組の参考になり、高等教育の活性化が促進されることを目的としています。

本学では、今後とも採択された取組のより一層の発展をめざしていきます。

取組概要

「社会福祉現場実習」は福祉領域の人材を養成する重要な柱であり、それを充実させることが社会から強く求められています。本学短期大学部では、その実習教育の効果を向上させるために、事前指導がカギであることに着目し、多様で体系的な実習事前指導の教育プログラムを構築しました。

実習事前指導の教育プログラムの中に、ボランティア活動などの福祉体験活動を取り入れたことが本取組の最大の特色です。現場実習を行う前に実施したボランティア活動の体験は学内での学習にフィードバックされ、学生の学習意欲や理解力を高めています。また、福祉現場に慣れ、現場実習において求められる実践力を修得する機会ともなり、現場実習の教育効果を向上させています。そして、この実習事前指導の多様な教育プログラムを確実に実施するために、

  • (1)担当教員間の情報共有・連絡のための情報管理システムを整備していること
  • (2)ボランティア活動をコーディネートするセンターを全学単位、学部単位ともに設置するなど重層的な支援体制を整備していること

が、組織上の特色です。

採択された本学短期大学部の「実習事前指導の体系的な実施-ボランティア活動の活用を中心とした取組」概要