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保健管理センター

保健管理センターだより6月号

2013年6月

梅雨を乗り切るための健康管理

梅雨の時期、なんだか身体がだるく何をするにも疲れるという経験、ありませんか?

人の体には、恒常性(ホメオタシス)という性質があります。気温の変化に合わせて体温を調節するのもそのひとつ。4月から気温が上がり始めますが、6月頃、体がやっと暑さに慣れ始めたときに梅雨が始まります。梅雨は、雨の日は肌寒く感じたり、晴れの日は暑かったりと気温や湿度が大きく変化します。その結果、体の恒常性がついていかなくなり体調が悪くなってしまうのです。冷房など室内の温度管理も難しいので、極端に寒く感じることもあり、自律神経も乱れがちになります。

梅雨の時期に起こりやすい体調変化
気分の憂鬱さ  /  体のだるさ
疲れ  /  風邪を引きやすい
頭痛  /  食欲不振
カビ・ダニの発生増加 → アトピーの原因

梅雨の季節の健康管理ポイント

ポイント1 天気・天候に合わせた調節を!

梅雨時期、天気予報チェックは欠かせません!
雨が降る・降らないだけではなく、気温の確認もして最高・最低気温も把握しましょう!
気温差が大きいほど疲れが出やすくなったり、風邪をひきやすくなります。気温が下がりそうなら、上着を持ってでかけるなど、衣類で調整するといいですね。

ポイント2 生活リズムを整えよう!

良質な睡眠は、疲労を回復し、気分の沈みを改善させ、生活リズムを整えます。毎朝の起床時間を一定にして、起きたら曇りの日でもカーテンを開け、日光(光)を浴びましょう。この日光の刺激により、1日25時間といわれる体内時計がリセットされ、夜の良質な睡眠につながります。寝る前にぬるめのお風呂に入ったり、自分に合った枕や布団を選んだりすることも効果的ですよ。

ポイント3 積極的に体を動かそう!

晴れた日にはなるべく外へでかけましょう。少しだけ散歩するだけでも違います。
太陽の光に当たり、憂鬱になりがちな気分をリセットしましょう!!
また、梅雨時期は運動不足になりがちです。晴れた日を狙って散歩やウォーキングなどを行うのもいいですね。

ポイント4 カビ・ダニによるアレルギー対策を十分に!

梅雨時期はダニ・カビの繁殖でアトピーなどにも悪影響!!
気圧や温度差の影響で気管支喘息も起こりやすくなり、喘息にもダニは天敵です。
こまめな掃除と除湿、また晴れた日には家の換気を必ず行いましょう。
気温も高くなり、湿気も多いので汗をかきやすい時期に入ります。
アトピーには汗対策は必須!汗はまめにふき取りましょう。

体調を崩しやすい梅雨の時期。
溜まっている疲れやだるさなどをリセットして元気に乗り切りましょう!!