2013年7月
熱中症とは、暑い環境で発生する障害をまとめたもので、次のようなものがあります。
原因: 大量に汗をかいたときに水だけしか補給しなかったために起こります。
症状: 足やうで、腹筋などに痛みのあるけいれんが起き、(腹痛を訴えるときもある)たくさん汗をかいたり、めまいや頭痛、吐いたり吐き気がしたり、皮膚の温度が上昇(38℃以下)します。
原因: 長時間、日光が首の後ろあたりに当たっていたり、運動をやめた直後に起こりやすい。
症状: 失神(数秒間程度のもの)、顔色が悪い、脈が速く弱くなる、呼吸の回数が増える、唇がしびれる、めまいなどがみられる。
原因: 脱水による症状
症状: めまい、疲労感、頭痛、脱力感、失神、吐く・吐き気などの症状が重なり合って起こります。
血圧や意識の低下、脈が速くなる、皮膚が青白く、多量の汗がでるなどのショック症状がみられます。
症状: 頭痛、吐く・吐き気、めまいなどの症状が先に現れることがある。反応が鈍い、言動がおかしい、意識がないなどといった意識障害が起こり、死亡する可能性の高い緊急事態です。
体を冷やしながら、集中治療のできる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。
疲労・発熱・下痢など、体調が悪いときは熱中症を発症しやすくなってしまいます。体調不良のときは、無理に運動はしないことです。運動中に調子が悪くなった場合もがまんせず、すぐに休みましょう。
しばらく運動をしなかったときに急に激しい運動をすると熱中症の危険があります。
暑さに慣れるまでは短時間で軽めの運動から始めるようにしましょう。