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Health Care Center

保健管理センター

保健管理センターだより11月号

2013年11月

医薬品を正しく使用していますか?
~知っておきたい薬の基礎知識~

使用する前に薬の説明文書をよく読もう!

薬には、必ず説明文書(病院や薬局からもらう説明文書、一般用医薬品には添付文書)がついています。説明文書には、用法・用量・効能・効果のほか、使用上の注意や副作用などについて書いてあります。
必ず読んでから使用する習慣を身につけ、読んだ後も保管しておくようにしましょう。

用法・用量を守ろう!

薬は、たくさん飲めばよく効くというものではありません。逆に多く飲み過ぎることによって副作用がでる場合があります。自分の判断で使用量や回数を増減してはいけません。定められた用法・用量を守りましょう。
また、医師に処方されたお薬は、他の人にあげないようにしてください。

薬は、決められた時間に飲もう!

【薬の服用時間】
起床時・・・朝起きてすぐ(食事の前)に服用する
食 前・・・食事をはじめる30分くらい前に服用する
食 後・・・食事をとって30分くらい後に服用する
食 間・・・食事の後2時間くらいに服用する
寝る前・・・寝る30分くらい前に服用する
頓 服・・・食事に関係なく症状が出た時に服用する
錠剤・カプセル剤・・・勝手にカプセル剤を開けて中の薬を出したり、錠剤をつぶすことはやめましょう。薬によっては効果がなくなる場合があります。
液剤・・・薬の成分を均等にするために、よく降ってから飲んでください。
目薬・・・容器の先が目やまつげに触れないようにしましょう。2種類以上の目薬を使用するときは、少なくとも5分間あけて使いましょう。

薬はコップ1杯程度の水・または、ぬるま湯で飲むようにしましょう!

お茶:薬の効果が弱くなることがあります。
牛乳:薬の効果が発揮されるのに時間がかかり過ぎることがあります。
コーラ・コーヒー:カフェインの作用により、眠れなくなることがあります。
ジュース:果物や野菜の成分は目的とする効果を変えてしまうことがあります。

薬の飲み合わせに注意しましょう!

2 つ以上の薬を併用すると、その種類によって作用が強く現れて思わぬ副作用が生じたり、効き方が弱くなったりすることがあります。 「病院を受診するとき」「薬局で薬を買うとき」には、必ず医師や薬剤師などの専門家に、現在使っている薬のことを伝えるようにしましょう。