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Health Care Center

保健管理センター

保健管理センターだより9月号

2014年9月

デング熱について

2014年8月以降、70年ぶりにデング熱の国内感染例が複数確認されています。
現状における正しい情報と知識について理解を深め、健康管理に努めましょう。

感染経路

デング熱は、デングウイルスを持った蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ)に刺されることによって生じる感染症です。
ヒトからヒトへ直接感染することはありません。

症状

蚊に刺された後3~7日頃から、急な発熱、頭痛、筋肉痛や発疹などがあり、一週間程度で回復します。
すべての蚊がデングウイルスを持っているわけではないので、蚊に刺されたというだけで心配する必要はありませんが、蚊に刺された後、上記のような症状が出てきたら、念のため早目に医療機関を受診して下さい。

予防

デング熱に対する特別な治療法はなく、予防接種もありません。

予防としては、蚊に刺されないように注意することが大切です。具体的には、次のことに注意しましょう。

①袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きなどは避ける
②虫除け剤などを使用し、屋外だけでなく屋内でも蚊に刺されないように注意する
③室内の蚊の駆除を心がける
④蚊幼虫の発生源を作らない(古タイヤや植木鉢の受け皿などの水溜りをなくす)

参考リンク