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保健管理センター

保健管理センターだより7月号

2015年7月

あなたは大丈夫?熱中症の予防

7月に入ってからここ数日の間に、猛暑日や熱中症という言葉を聞くようになりました。
瀬田学舎では、急いで坂を登ってきているのでしょうか?朝の通学時に校門前で熱中症の症状を訴えるケースが増えています。走っているときは、風を感じていても降りた途端、汗がどっと出たという経験をした人も多いと思います。自転車も運動です。十分注意しましょう。

熱中症とは?

熱中症とは、室温や気温が高い中での活動や運動により、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体がだるい、ひどいときにはけいれんや意識障害など、様々な症状をおこす病気です。
家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、熱中症になる場合がありますので注意が必要です。

熱中症の予防

1)扇風機やエアコン等での温度調節
2)透湿性、通気性のよい服装
3)冷却グッズ等の使用
4)屋外での帽子着用、日陰の利用
5) こまめに水分・塩分補給
  のどがかわく前に定期的(20~30分ごと)に飲む
6) 休憩時間にしっかり休む
7) 睡眠不足、体調不良、飲酒、朝食の未摂取、発熱、下痢等に注意

熱中症を疑った時の対応

<意識のある場合>
・涼しい場所へ避難させる。
・衣服を脱がせ、濡れタオルや氷水などで体を冷やす。
・水分・塩分を補給する。
<意識がない・反応がおかしい場合>
・すぐに救急車の要請をする。
※呼びかけても応答がない場合は、AEDを用意して救命活動を行う。
・涼しい場所へ避難させる。
・衣服を脱がせ、身体を冷やす。
・救急隊の指示に従い医療機関に搬送する。
(倒れた時の状況がわかる人が医療機関に同行しましょう)
※水を自力で飲めない、または症状が改善しない場合は直ちに救急車を要請しましょう!