2016年12月
<出展元:厚生労働省のエイズ動向委員会(2016年5月発表)、UNAIDS>
治療法の進歩により、エイズの原因ウイルスであるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染したHIV陽性者が長く生きていくことが期待できるようになった。これは、社会的に既に多くのHIV陽性者が働き、学び、生活していることを示している。
職場や学校、医療機関など生活の様々な場所でHIV/エイズに対する差別・偏見の解消等を図り、HIV陽性者が社会で安心して生活できるよう、環境を整えることが一層重要となっている。
近年、HIV感染者・エイズ患者新規報告数は1,500件程度で推移しており、また、累計報告数も25,000件を超えるなど、依然として予断を許さない状況である。
HIV/エイズは、まだ終わっていない。知っていても、分かっていても、具体的な行動が伴わなければ、効果的なHIV感染予防にはつながらない。
だからこそ、それぞれの立場から「予防、検査、治療、支援、理解」という具体的行動をとることが求められる。そして、そのためには、一人ひとりがHIV・エイズの正しい知識を得て、5つの行動を実施していくことが重要である。 (一部抜粋)
「世界エイズデー」キャンペーンテーマ 全文 (リンク先:API-Net エイズ予防情報ネット)
※12/1(火) 12:00 ~ 13:00 瀬田学舎:青志館前にて大津保健所と協働で啓発グッズ及びパンフレットの配布を行いますので、お立ち寄りください。