2025.10.24
龍谷大学にて「しがネイチャーポジティブネットワーク」現地見学会・意見交換会を開催【サステナビリティ推進室】
~ネイチャーポジティブの実現に向け、ともに生物多様性保全の活動を~
| 開催日時 | 2025年11月17日 10:00 ~ 2025年11月17日 15:00 |
|---|---|
| 開催場所 | 龍谷大学瀬田キャンパス 龍谷の森・RECホール |
| お問い合わせ | サステナビリティ推進室:sustainability@ad.ryukoku.ac.jp |
龍谷大学は、世界的に深刻化する生物多様性の急速な喪失を背景として、「龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言」(2024年3月1日付)を発出しました。
日本の大学では初めてネイチャーポジティブに関する宣言の発出となり、これまで宣言の具現化を推進する取組を行ってきました。
さらに本学は、2025年8月26日に滋賀県が事務局となり設立された「しがネイチャーポジティブネットワーク」の立ち上げ団体として参加し、滋賀県の「生物多様性しが戦略2024~自然・人・社会の三方よし~」に基づき、ネイチャーポジティブの実現に向け、生物多様性の保全と社会・経済基盤を確保する取組を進めていくことを表明しました。
この度、しがネイチャーポジティブネットワークの取組みとして、現地見学会と意見交換会が開催されることになり、第1弾の会場として、龍谷大学瀬田キャンパスが選定されました。
【現地見学会】
これからの自然共生サイトへの申請を目指す団体・企業に対して参考となる事例を示すことを目的とする。
【意見交換会】
全国的なネイチャーポジティブに関する動向や、県内の自然共生サイトにおける取組状況の共有することを目的とする。
当日は、現地で実践を学び、得た気づきを共有することで、滋賀県内の取組みをさらに広げ、ネイチャー ポジティブの実現へみなさまとともに、歩みを進めたいと考えております。
これを契機として、今後も「龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言」の更なる具現化に努めるとともに、ネイチャーポジティブの実現に向けて、他大学を先導していきます。
プログラムや参加対象などの詳細は添付のチラシをご覧いただき、興味のある方は、ぜひご参加ください。
▷しがネイチャーポジティブネットワーク~現地見学会&意見交換会の開催~参加者募集!!|滋賀県ホームページ
【本学が「ネイチャーポジティブ」を先導する取組み(一例)】
◆J-GBFの「ネイチャーポジティブ宣言」ポータルサイトに大学で初めて登録
「2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)」は、経済団体・自治体ネットワーク・NGO・ユース・関係省庁等にネイチャーポジティブ宣言を呼び掛けており、ネイチャーポジティブの実現に向けて一歩前進するために、様々なステークホルダーの想いをのせた「ネイチャーポジティブ宣言」ポータルサイトを運営しており、龍谷大学は2024年3月に本ポータルサイトに大学として初めて登録をしました。
◆環境省の「ネイチャーポジティブ経営推進プラットフォーム」に大学で初めて加入
「ネイチャーポジティブ経済の実現」が組織にとって単なるコスト増ではなく、自然資本に根ざした経済の新たな成長につながる機会となるよう、様々な組織間の互助・協業の取組み推進を通じた成長の促進を目的とし、環境省が事務局となり設立された「ネイチャーポジティブ経営推進プラットフォーム」に大学で初めて加入しました。
【サステナビリティに関する情報】
●龍谷大学の新学部について
龍谷大学では、2027年4月に瀬田キャンパスに新たに「環境サステナビリティ学部」(仮称)と「情報学部」(仮称)を設置する構想に至りました。
「環境サステナビリティ学部」(仮称)では、主体的な学びやチームで協働する姿勢などを涵養するとともに、リアルな現場での体験や経験を通して知識・技能の定着を図ることを目的に、体験・共創型のPBL科目「クエスト科目群」を配置します。
また、5つの「専門教育プログラム」(地域デザインプログラム、ネイチャーポジティブ経営プログラム、生物多様性回復プログラム、資源循環利用プログラム、持続的水資源管理プログラム)を配置し、専門性を深めることのできる学びを提供し、実践的に課題解決に向き合える次世代の環境人材育成をめざします。
●本学のサステナビリティに関する情報発信について
本学のサステナビリティに関する情報発信は、様々な媒体で発信していますので、是非アクセスしてください。