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2025.10.10

「龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言」に基づく取組みが「J-GBF ネイチャーポジティブ宣言」取組事例集に掲載【サステナビリティ推進室】

~他大学を先導し、ネイチャーポジティブの実現へ~

龍谷大学は、世界的に深刻化する生物多様性の急速な喪失を背景として、日本の大学では初めて「龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言」(2024年3月1日付)を発出しました。

 

日本の大学では初めてネイチャーポジティブに関する宣言の発出となり、これまで宣言の具現化を推進する取組を行ってきました。

 


 

この度、「2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)」の作成した「「ネイチャーポジティブ宣言」発出・賛同団体による取組事例集」で、本学の「ネイチャーポジティブ宣言」に基づく取組事例が紹介されました。

 

(詳細)「ネイチャーポジティブ宣言」発出・賛同団体による取組事例集

 

「2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)」は、経済団体・自治体ネットワーク・NGO・ユース・関係省庁等にネイチャーポジティブ宣言を呼び掛けており、ネイチャーポジティブの実現に向けて一歩前進するために、様々なステークホルダーの想いをのせた「ネイチャーポジティブ宣言」ポータルサイトを運営しています。

 

本学は、2024年3月に本ポータルサイトへ登録しました。

本ポータルサイト登録については、日本の大学で初めての登録となりました。

 


 

今回の取組事例集の作成にあたり、J-GBFは、このように述べています。

 

【J-GBFのコメント(抜粋)】
ネイチャーポジティブの実現への取組みの機運は確実に高まっています。
9月30日に、J-GBF(2030生物多様性枠組実現日本会議)「ネイチャーポジティブ宣言」への賛同数は1,000者に達しました。
J-GBFは企業、団体、自治体など幅広いセクターが連携できる点が強みです。
そこで、今回、J-GBFネイチャーポジティブ宣言に賛同、発出された企業、団体、自治体にご協力いただき、取組事例をとりまとめました。
ぜひご覧いただき、さらなる取組の発展にお役立ていただけますと幸いです。

 


これを契機として、今後も「龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言」の更なる具現化に努めるとともに、ネイチャーポジティブの実現に向けて、他大学を先導していきます。



【本学が「ネイチャーポジティブ」を先導する取組み(一例)】

滋賀県の「しがネイチャーポジティブネットワーク」に立ち上げ団体として参加
2025年8月26日、滋賀県は「生物多様性しが戦略2024~自然・人・社会の三方よし~」に基づき、企業や地域団体等の多様な主体による持続的な生物多様性の取組を促進することを目的とし、滋賀県が事務局となり設立された「しがネイチャーポジティブネットワーク」の立ち上げ団体として参加しました。

 

環境省の「ネイチャーポジティブ経営推進プラットフォーム」に大学で初めて加入
「ネイチャーポジティブ経済の実現」が組織にとって単なるコスト増ではなく、自然資本に根ざした経済の新たな成長につながる機会となるよう、様々な組織間の互助・協業の取組み推進を通じた成長の促進を目的とし、環境省が事務局となり設立された「ネイチャーポジティブ経営推進プラットフォーム」に大学で初めて加入しました。

 


 

 


●龍谷大学の新学部について

龍谷大学では、2027年4月に瀬田キャンパスに新たに「環境サステナビリティ学部」(仮称)と「情報学部」(仮称)を設置する構想に至りました。

 

「環境サステナビリティ学部」(仮称)では、主体的な学びやチームで協働する姿勢などを涵養するとともに、リアルな現場での体験や経験を通して知識・技能の定着を図ることを目的に、体験・共創型のPBL科目「クエスト科目群」を配置します。

また、5つの「専門教育プログラム」(地域デザインプログラム、ネイチャーポジティブ経営プログラム、生物多様性回復プログラム、資源循環利用プログラム、持続的水資源管理プログラム)を配置し、専門性を深めることのできる学びを提供し、実践的に課題解決に向き合える次世代の環境人材育成をめざします。

 

●本学のサステナビリティに関する情報発信について

本学のサステナビリティに関する情報発信は、様々な媒体で発信していますので、是非アクセスしてください。

サステナビリティに関する取り組みHP

サステナビリティ推進室公式X

サステナビリティ推進室公式Instagram

瀬田キャンパス公式Instagram

「龍谷の森」特設サイト