2023.03.14
[案内]トルコやウクライナからの留学生が2022年度卒業式にトルコ・シリア大地震に対する募金活動を実施
龍谷大学では、2023年2月6日に発生したトルコ・シリアでの大地震の被災者に対する援助として、学内各所に募金箱を設置し募金活動をおこなっています。これは本学にトルコからの留学生が在籍しており、大学として積極的に復興活動をサポートしたいとの思いから実施しております。
今般、そのトルコからの留学生や本学が避難民として受入れているウクライナからの留学生たちから「トルコにおける被災者のための募金活動をサポートしたい」との相談が大学にあり、留学生らが卒業式の会場周辺で募金活動を下記のとおり行うこととなりました。
記
■募金方法及び期間
○卒業式での呼びかけ募金活動
深草キャンパス 2023年3月16日(木) 13時~18時 ※予定
なお、大学では以下のとおり学内でも募金箱を2月16日から4月30日まで設置しております。
【深草キャンパス】
紫英館守衛所前、グローバル教育推進センター事務部内(和顔館1階)、ボランティア・NPO活動センター事務部内(成就館1階)※深草キャンパスマップはこちら
【大宮キャンパス】
文学部教務課内(西黌1階)※大宮キャンパスマップはこちら
【瀬田キャンパス】
ボランティア・NPO活動センター事務部内(青志館横)※瀬田キャンパスマップはこちら
■問い合わせ先:
グローバル教育推進センター事務部 E-Mail r-globe@ad.ryukoku.ac.jp
■救援金の引き渡し先
日本赤十字社
トルコからの留学生のコメント:
2023年2月6日、トルコでマグニチュード7.8及び7.4の2つの大地震による災害が発生しました。この地震はトルコ中部地方ほどの面積を襲い、ハタイ県、マラシュ県、アドゥヤマン県を完全に地図上から消し去ってしまいました。トルコ政府による公式発表では、5万人以上が命を落とし、100万人以上が家を失ったとされています。もちろん、被害の大きさは数字で表せるものではありません。瓦礫の中から救助されたとしても、家族のほとんどを失った子どもたち、帰るべき家を失った家族がいます。現在もなお、現地ではテントや医療品、食料が不足しているのが現状です。
この震災を通して、他者の苦しみを分かち合うことに政治的・物理的な境界がないことを、初日から教えられました。トルコには、遠く離れた日本から、そして外交問題を意に介さずに助けの手を差し伸べるギリシャやアルメニアまで、世界中から多くの支援が寄せられています。しかし、その惨状は私たちの想像以上に大きく、地図から消えた街の再建だけでなく、破壊された生活の再建やトルコ人の未来への希望のため、私は1円でも多くのお金をトルコに送り、日本にいながら出来る限りの援助をしたいと思っています。
皆様のご協力をよろしくお願いします。
プルトゥジュ ジャンさん(国際学研究科1年)

[関連情報]