2025.06.23
SDGsに対応した「THEインパクトランキング2025」で私大4位にランクイン
6月18日、英国の教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)社による「THEインパクトランキング2025」の結果が発表されました。
THE インパクトランキングは、SDGsの枠組みを使って各大学における社会課題解決に資する取組を評価する世界的な大学ランキングで、近年注目度も高まっています。
龍谷大学は、この「THEインパクトランキング2025」の総合順位において、日本国内の私立大学「4位」にランクインしました。
本学は社会課題解決に向けた取り組みを様々に展開してきました。今回の結果はそうした取り組みが評価されたものと思います。本学の取組の一部をご紹介します。
龍谷大学学生気候会議
龍谷大学は、カーボンニュートラルを先導する大学として2022年1月に「龍谷大学カーボンニュートラル宣言」を発出し、創立400周年を迎える 2039年の達成を目指しています。「龍谷大学学生気候会議」は同宣言の達成や地域の脱炭素化などについて、学生目線から考える取り組みです。
2024年11月には、第4回目となる学生気候会議を開催しました。参加学生は地域や大学の脱炭素化に向けた議論を行い、その成果を提言にまとめました。
スマートシティ ハッカソン
2025年6月現在、「スマートシティ ハッカソン」が進行中です。株式会社ソフトバンクおよび大津市と連携し、市の課題解決を図ります。瀬田キャンパスが位置する大津市のスマートシティについて、「AIの力+産官学連携」のハッカソン※で考えていきます。
※ハッカソン
「ハッカソン(Hackathon)」とは、プログラムの改良を意味するハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語です。
IT技術者がチームを組み、与えられたテーマに対して、定められた期間に集中的にソフトウェアやサービス、モノを開発し、アイデアの斬新さや技術の優秀さなどを競い合うイベントのことです。
龍谷大学サステナビリティDays
2024年9月に「龍谷大学サステナビリティDays」を開催しました。サステナビリティの実現に向け、具体的な行動を促進することを目的としたイベントです。再生燃料で走行する車型タイムマシンとしてハリウッド映画に登場した「デロリアン」 の試乗体験、サステナビリティに取り組む経営者の講演、企業や学生によるブース出展を実施し、多くの学生や教職員、地域住民の方の参加がありました。
「環境サステナビリティ学部(仮称)」「情報学部(仮称)」を設置予定
本学では上記のような取組や、これまで培ってきた教育・研究をもとに、「環境サステナビリティ学部」(仮称)※と「情報学部」(仮称)※を設置することを構想しています。2学部の開設により、社会課題解決に向けた取り組みをさらに推進していきます。
※設置計画は予定であり、内容に変更が生じる可能性があります。
なお、本学におけるSDGsに資する取組は、特設サイト「ReTACTION(リタクション)」で発信しています。「社会課題の解決拠点」をめざす本学の取組にぜひご注目ください。