2021.09.17
有識者会議メンバーを招いて、ピア・サポーター研修を実施【経済学部】
経済学部では、「授業内ピア・サポーター(PS)」制度を確立し、定期的に研修を行っています。履修説明会に合わせて、授業内ピア・サポータ有識者会議のメンバーを講師として招いて、ハイフレックス型の研修を実施しました。
ここでハイフレックス型とは、対面で参加する教室の様子をライブ中継して、オンライン上からも自由に参加できる仕組みです。三密を避ける工夫と共に、遠隔から出演する講師の便宜も図りました。
今回の研修は、後期の授業が開始されるときに「レベル3」(演習や実験・実習以外はほぼオンライン授業)が見込まれたので、オンライン授業の特性は何か、楽しく学ぶためのコツは何か、というテーマで講演していただきました。
この研修は経済学部の学生全員に公開されたので、履修説明会に引き続き参加していた1年生や上級生もいました。
研修の内容として、授業における双方向性といっても、教員が望む方向と学生が望む方向がズレていること、質問を誘うアプリ(例CommentScreen)を活用すること、雰囲気作りが必須であること、などが挙げられました。この雰囲気作りこそ、教員やピア・サポーターの大きな役割だと締めくくられました。
経済学部では、引き続き、学生が授業へ積極的に関与できる空間作りに取り組んでいきます。
以下、研修の詳細です。
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日時:2021年9月9日(木)11:50~12:50
場所:22号館102教室、およびオンライン会議システム
講師:山本 堅一氏(北海道大学高等教育推進機構 特任准教授)
題名:多様なオンライン授業〜楽しく学ぶために必要なこと〜
対象:現役ピア・サポーター、在校生の見学者
参加人数:対面出席者8名(教員1名、PS 4名、1年生など3名)
オンライン出席者67名(教員3名、PS 32名、1年生など32名)
(事前打ち合わせ研修)
日時:2021年9月2日(木)10:30~11:30
場所:オンライン
論題:9/9のPS研修に向けた事前打ち合わせ
出席者:招聘の講師(山本堅一氏)、教員2名、PS企画班2名
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(参考リンク)
○山本堅一氏の動画(一例;教職員とのメールのやり取りで気をつけたいこと)
○1年生の見学者を招いて、ハイフレックス型のピア・サポーター研修を実施
○メンターを招いて、ピア・サポーター研修を実施
○第2回授業内ピア・サポーター研修を実施
○授業内ピア・サポーターと1年生の合同研修を実施
○新入生・在学生の不安を軽減する試み
○ウェブによるピア・サポーター研修を実施