2020.03.24
ウェブによるピア・サポーター研修を実施【経済学部】
経済学部では、上級生が1年生を入門演習などで支援する「授業内ピア・サポーター(PS)」制度を確立し、定期的に研修を行っています。今回は、新たな試みとしてPS自身も準備に参加した「Zoom会議システムを使った研修」を実施しました。
日時:2020年3月16日(月)13:00~14:30
場所:和顔館B105教室
対象:ホスト役教員:教務主任、ピア・サポーター担当教員、ほか4名
ねらい:①来年度初めて配置される新PS(新2年生)の疑問・不安に答える
②PSの役割(伝達・模範・世話)を改めておさらいする
例年、この時期は、フレッシャーズ・キャンプ及び入門演習へのクラス配置が間近なため、様々なPS研修を実施しています。しかし、今回は、様々な事情を考慮し、初めてウェブを活用したインターネット上の研修を試みました。
2月の研修旅行(淡路島)で活躍した新3年生を中心に、前日・前々日に5回ほどZoomへのアクセス試行を準備しました。当日は約30名(うち教員6名)のアクセスがあり、無事にウェブ研修を終えることができました。
まず担当者(会議ホスト)がチャット機能を使い、出席者の確認を行いました。次に、音声(ミュートのオン/オフ)や映像(バーチャル背景の有無)などの機器を確認しました。事前に、アクセスすべき会議URL(または会議IDとPASS)を関係者に周知しておきます。
研修の前半では、担当者がパソコン画面を全員に共有させ、パワーポイントのスライドを用いて、ゆっくりと話しました。後半では、新2年生があらかじめ提出していたPS活動の疑問・不安のスライドを見せながら、上級生や新2年生1人1人に発表してもらいました。「手を挙げる」機能などを用いて、双方向性にも留意しました。
最後に「投票」の機能を用いて、簡単なアンケート調査を実施しました。ホスト側の失敗を記録に残すことはできませんでしたが、瞬時に投票結果を共有することができました。録画機能を用いて、この時間にアクセスできないPSにも、事後学習ができるよう環境整備にも努めています。
その後、教員のみで情報交換を行い、ウェブ研修について、次のような点が指摘されました。
・ホスト側は、有線の簡易マイクをパソコンに繋ぐとクリアに聞こえる。
・視聴側は、ミュート機能を自在に使い、発言する時だけ、ミュートを解除すべきでは(雑音をすべて拾っている)。
・同一の空間で複数のアクセスがあると、音声のハウリングが起こってしまう。
・視聴側のインターネット回線について、速度・料金の問題がある。
・スライド画面の共有は良いが、(タブレットで可能なように)その画面にリアルタイムで強調線が描けるような工夫が欲しい。
経済学部では、引き続き、ウェブ会議を含め、学生が授業へ積極的に関与できる空間作りに取り組んでいきます。
〇授業内ピア・サポーターによる1年生向け特別企画を実施
〇「授業内ピア・サポーター説明会及び全体研修会」を実施
〇寸劇を取り入れた「授業内ピア・サポーター研修」を実施
〇「授業内ピア・サポーター研修」を実施
〇「授業内ピア・サポーター研修」を実施
〇授業内ピア・サポーターに関する学生向け研修会と教職員向けFD研修会を開催
〇寸劇を取り入れた「授業内ピア・サポーター研修」を実施
〇法学部、政策学部と連携した「授業内ピア・サポーター研修」を実施