2021.11.16
【報告】ボランティア入門講座終了実施しました【ボランティア・NPO活動センター】
11月13日にボランティア入門講座受講者を対象としたボランティア体験の全プログラムが終了しました。 8月初旬から始まった体験活動は、前期と後期に分けてスケジュールを組み、実施いたしました。途中、緊急事態宣言の発出等により、体験が中止・延期になる活動もあり、予定通りに進まず、ボランティア体験を断念する学生も出ましたが、出来る限り活動を振り返るといったことを行いながらのプログラム実施となりました。 以下の通り、10月~11月に実施した体験について報告します。
①子どもと一緒に遊ぶ@梅小路プレイパーク
(京都市) 10/9(土)10名
【学生の感想】
初めの方は、子どもとあまり関わったことがなくてどのように話しかけたら良いかわかりませんでした。でも少しずつ向こうから来てくれて教えているうちに自分から積極的に声をかけていけるようになりました。そこは、自分がすごく成長した部分だと感じました。
子ども達と一緒に遊べたこと、遊んでいる時、帰る時、子ども達が手を振って楽しそうに笑ってくれたこと、全てが幸せでした。
②子ども食堂@晴嵐みんなの食堂(大津市)
10/2(土)3名
【学生の感想】
私はボランティアに参加するのが初めてで、緊張し自分が話しかけて受け入れてもらえるか心配でしたが、話しかけてみると元気に笑顔で答えてくれたのが嬉しかったです。このようなコロナ禍の中、素敵なボランティアに参加できはじめの一歩を踏み出せた事をすごく嬉しく思います。
③森林整備@森の風音(大津市)
11/7(日)11名
【学生の感想】
・今回のボランティアの前後で文化公園への見方がもの凄く変化した。風音さんのように影で支えて貰っている方の事を忘れてはいけないと思った。
・団体の方とコミュニケーションを取りながら活動でき、さらに普段自然と触れ合う機会が少なかったので、とても有意義な時間になりました。
④竹林整備@京都風緑(京都市)
11/13(土)13名
【学生の感想】
団体の方の、「今に一生懸命でいなさい」というお言葉が非常に勉強になりました。 無農薬で野菜を作ったり、放置竹林を一から整備したりと、困難なことをやり遂げる秘訣なのだと納得致しました。また、竹林整備についても、今までは誰かが整備してくれているのだろう、くらいの認識でいたのですが、実際の現場を目の当たりにし、工夫や試行錯誤のうえで成り立っていたのだと知り、勉強になりました。
8月初旬から始まった体験活動は、途中、緊急事態宣言の発出等により、体験が中止・延期になる活動も出てきました。
特に、JICA関西滋賀デスクが実施予定だった多文化共生イベントにボランティアとして参加する予定だった学生2名は、活動のための事前学習会なども行っていたのですが、開催直前にイベントが中止となり、本番での活動を行うことが出来ませんでした。とても残念でした。
この写真は、事前学習会の様子です。JICAスタッフから、イベントの趣旨や当日の役割について説明していただきました。

オンライン事前学習会の様子
参加予定だった活動が中止になった場合、出来る限り別の活動に振り返るといったことも行いましたが、スケジュールが合わなくなったり、体調不良等で、当初、ボランティア体験を希望した学生全員が体験することが出来ず、体験希望者76名の内、実際に体験したのは65名になりました。体験を希望したのに、実際に体験できなかったのは非常に残念でした。
アンケートの結果などから見ても、参加した学生にとって非常に貴重な体験となったことがうかがえます。これからも、学内でのボランティア活動推進に取り組んでいきたいと思います。
ボランティア体験にご協力いただいた団体の皆様、本当にありがとうございました。
▶▶前半の体験活動報告はコチラ
▶▶オンラインでの講座の報告はコチラ