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 11月7日、龍谷大学大宮学舎清和館3階ホールにて実践真宗学研究科実習報告会が開催されました。実習報告会とは、実践真宗学研究科の3年次生がそれぞれの研究の過程で行なった実習や調査の結果をまとめ、研究科の内外へ報告をする場です。
例年、各ゼミから代表で1名がスライドショーソフト等を用いながら報告しています。今年は宗教実践分野の2ゼミ、社会実践分野の2ゼミの計4人がそれぞれの実習について報告しました。
 報告者と研究テーマは以下の通りです。また、2年後に発表することとなる1回生による報告レビューも併せてご参照ください。

藤山厚慈(ふじやま こうじ 葛野ゼミ)    
「アメリカにおける真宗伝道の研究―meditationを手掛かりとして―」
最初の発表者である藤山さんは、現在の海外開教の現状を実際に現地で視察し、それぞれの寺院で行われている活動や実際の様子を発表してくださいました。藤山さんは北米開教における真宗伝道の変容について研究を進められており、今回は特にアメリカ仏教の特色であるメディテーション活動を多数の寺院で視察されたそうです。
今回の発表の中で一番印象的だったのが、北米開教区の開教使(僧侶)に聞き取り調査をし、その中でメディテーションに対する意識調査が行われたことです。メディテーションに対して好意的な印象を持つ開教使は8割を超えたにもかかわらず、実際に寺院活動として行なっている寺院は全体の半数にも満たないという結果であると報告してくださいました。やはり専門家ではないことや、メディテーションを行うことで教義への誤解を与えてしまう危惧が実施されない要因となっているようです。しかし、その反面、メディテーションに対する需要があるのも事実で、課題は諸々あるようです。同じ海外伝道を志すものとして大変興味深く発表を聞かせて頂きました。
【1回生 安武】
写真1

岡至(おか いたる 中村ゼミ)
「寺院と動物の保護を調べる −アニマルシェルターへの訪問―」
岡さんは、動物保護施設(アニマルシェルター)が寺院との関係を構築することで何か問題解決できないかということを目的に、実習に行かれました。
まず、アニマルシェルターとはアメリカを発祥とし、迷子や飼育放棄などにより行き場を失った動物や、不適切な飼育環境から保護が必要となった動物たちを収容し、保護と人道的な処置を行う動物保護施設ということだと述べられていました。
そして、日本でもそのような取り組みがあり、寺院が地域の中での繋がりの一つとなる可能性を感じたそうです。寺院とアニマルシェルターの人の間の情報の行き来が円滑にでき、さらに保護活動の存在を多くの人に認知してもらい、動物についての相談も受け付けることが出来るようになれば良いのではないかと実習を通して考えられました。いのちを大切に守っていくことのできる環境の構築は、寺院とシェルターの両方の目的です。寺院でも動物たちのより良い生き方の一助となることが出来るということをまとめとし、報告されていました。
【1回生 三神】
写真2

山田 正業(やまだ しょうごう 鍋島ゼミ)
「医療者が捉える宗教者の役割 ―緩和ケア領域の視点から―」
山田さんの発表では、①緩和ケアの現場において医療者と宗教者が協同していけるのか、②宗教者にはどのような役割が期待されるのか、について報告されていました。この研究では、緩和ケアに携わる医療者にアンケートやインタビュー調査を兼ねて実施、量的かつ質的なアプローチをしています。
医師からは「傾聴やカンファレンスでの情報共有や価値観の提供して欲しい」また「患者さんやその家族の凝り固まった固まった価値観を変えてもらいたい」など。
看護師からは「病院でカフェ等、患者さんや医療スタッフが気持ちを話せる場を、もっと提供してほしい」ということが求められているとわかったということです。現場において、宗教者を求めている医療者は多いということが良くわかりました。今後の研究が楽しみです。
【1回生 柳田】
写真3

宇野 淳成(うの じゅんじょう 貴島ゼミ)
「真宗における寺院活動の課題と展望―寺カフェにおける寺院活性化の考察―」
個人的にカフェがとても好きなので、興味をそそられる実習報告の内容でした。私自身、「寺カフェ」というものを見たことが無かったので、動画で紹介してくださったのは、イメージの湧く良い手法でした。聞き取り調査の結果では、比較ができるように都心にある寺カフェと過疎地にある寺カフェという2つを取り上げていた点が印象的でした。ただ、浄土真宗本願寺派の「寺カフェ」の数が少ないという点で比較が難しいことや、「寺カフェ」と仏縁の関連性に関する考察、また地域の人々(檀家さん)の声など、自分が実習に行くときの課題などを多く学ばさせていただきました。
【1回生 佐々木】
写真4

 全員の発表後にゼミ担当教員の貴島先生、中村先生から丁寧な総評と一人ひとりに向けてのコメントがなされました。発表者にとっては、これまでの実習に対する手応えや修士論文の執筆に向けての課題を得られ、また参加者は実践真宗学における課題を見いだせる、大変有意義な場となりました。
写真5、6


写真1 藤山厚慈(ふじやま こうじ 葛野ゼミ)


写真2 岡至(おか いたる 中村ゼミ)


写真3 山田 正業(やまだ しょうごう 鍋島ゼミ)


写真4 宇野 淳成(うの じゅんじょう 貴島ゼミ)


写真5 貴島信行教授


写真6 中村陽子教授


 11月1日(金)~2日(土)に立木神社で開催された草津街あかりイベントのひとつ「あかりART展」に、情報メディア学科の学生団体『S-Project』(※)が、芸術センス溢れる空間 「想像と現実の縁(えにし)」を演出し、「あかりART展」審査会の審査により演出内容が優秀作品賞に選ばれました。
 「草津街あかり」は、彩り豊かなオリジナルのあかりが草津駅周辺の旧街道や寺社、公園などを美しく照らす、毎年恒例のイベントです。「あかりART展」は、そのイベントのひとつで今年度のキーワード「灯り」をテーマとした演出が行われ、本学のほかに京都工芸繊維大学、大阪工業大学の学生団体が参加し、「街の魅力と灯りがどうコラボレーションしているか?」という視点で、複数の寺社に様々な空間が創造されました。
 
 S-Projectの空間演出では、MR(Mixed Reality「複合現実」)や様々なセンサーが用いられ、立木神社内に幻想的な世界観が繰り広げられました。これらは2020年4月開設の先端理工学部で展開する学修プログラム「リアル&バーチャルメディア」での取り組みを先行実施したもので、地域の方々に楽しんでいただけるようなシステムとコンテンツをPBLにて開発・制作しました。


 ※理工学部メディア学科の「S-Project」は2006年4月に学生を中心とした団体として発足し、その後びわ湖e-まち映像協議会の下で様々なメディアを用いて地域社会を元気にすることを目指している団体です。地域におけるメディアの役割を考えるとともに、メディアを用いた地域活性化を目的とした活動に取り組んでいます。
 

1 実施日時  2019年11月1日(金) 2日(土) 両日とも18:00~21:00
2 実施場所  立木神社(楼門前~本殿)
3 出展テーマ 想像と現実の縁(えにし)
4 主な出展内容 ・ MRを用いた想像との共生
         ・ モーションセンサーを用いた仮想おみくじ,花火
         ・ 距離カメラを用いた人と灯とのインタラクション   等


モーションを用いた花火




距離カメラを用いた人と灯とのインタラクション




国際学部国際文化学科では、2年次必修科目「国際文化実践プログラム」の一環として、浄⼟真宗本願寺派/⻄本願寺と連携したアクティブ・ラーニング型の授業を実施しています。

受講者は3人ずつのチームに分かれ、「若者や外国⼈が仏教に興味を持つにはどうしたらよいか」、「⻄本願寺周辺の観光資源は何か」といったテーマの枠内で独自に課題を設定し、授業の合間や週末を利用して、西本願寺や京都駅周辺でのフィールドワークに取り組んでいます。
11⽉20⽇(⽔)には、⿓⾕⼤学深草キャンパスで、浄土真宗本願寺派社会部の職員を招いての中間報告会がおこなわれました。チームごとに最終提案に向けて検討中のアイデア、これまでの取り組み、現状の課題などについて報告し、本願寺派職員からは貴重なコメントやアドバイスをいただきました。


どのチームもアンケート等の調査を順調に進めており、「SNSの活用」、「活性化イベントの実施」、「既存設備の充実・改善」、「英語による案内の充実」、「新たな観光資源の発掘」など、エビデンスにもとづく提案の骨子が披露されました。その一方で、本願寺派職員のコメントやアドバイスを通じて、過去の本願寺派の取り組みや、さらに追求すべき点が明らかになるなど、受講者にとっても学ぶことの多い有意義な中間報告会となりました。

この授業では、12⽉11⽇(⽔)に西本願寺の聞法会館で最終報告会を予定しています。各チームで温めてきたアイデアを実現可能な企画として提案できるよう、今後も引き続きフィールドワークと分析作業を進めていきます。


国際学部国際文化学科では、文化の多様性に接することのできるカリキュラム・学内環境の整備に努めています。
学部紹介はこちら


学生からの報告


本願寺職員からのフィードバック


質疑に対応する学生


12月1日に大阪府立体育館で開催された第64回全日本学生拳法選手権大会(男子の部・団体)で、本学日本拳法部が優勝を果たしました。
決勝戦の相手校は、昨年の決勝戦で敗れた明治大学でした。大将戦まで一歩も譲らない拮抗した試合展開でしたが、奮闘の末、16年ぶりの悲願の優勝を果たしました。



これからも本学日本拳法部へのご声援、よろしくお願いいたします。
日本拳法部の選手の皆様、関係者の皆様、おめでとうございます。


2019年11月30日(土)、阪口ゼミの同窓会を実施しました。本同窓会はゼミ授業の一環として実施しており、多方面で活躍する卒業生の話を聞き、在学生と卒業生の関係を深める大変有意義な機会となりました。






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作成日2016/04/26

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作成日2016/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成日2017/05/08

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/01

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