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1.金先生ってどんな人?

Q1.立命館大学に進学した理由をお聞かせください。

法学部で法律を勉強したいという夢があって、いくつかの大学を受験したんですけど、当時立命館に行こうと思って、その点では明確な理由っていうのは正直あんまりなかったかなと思います。今から考えたら龍谷大学でも別に何ら問題はないと思っています。

Q2.法学部を選んだ理由をお聞かせください。

色んな本とかテレビなどを見ていて、法律というものは凄く悪い人を断罪する側面というのが一方ではあるんですが、被告人の人からすると自分は犯罪をしていないとかそういう事実と異なるというふうなことで、争うわけですよね。なぜ争うかというと真実を伝えたということ。例えば刑法でいえば、殺人罪で処罰されるのと傷害致死で処罰されるのでは罪の重さが違うんですよね。殺人罪だと一番重い罪は死刑です。そういった様なその人の人生や命に関わることで争うということについて、具体的に調べてみたいなと思ったのが法律を勉強しようと思ったきっかけです。

Q3.バイトやサークルなど、大学時代にしていたことは何ですか?

大学2回までボクシングをやっていたんですよ。ボクシングをやっていて、鼻を2回折っているんですよ。それで2回折ったときに、整形しないといけないぐらい折れてしまって、これ以上やっても限界があると思って辞めた経緯があります。バイトは色々していました。当時は塾の先生はずっとしていました。あと当時はビリヤードが流行っていて、24時間空いているビリヤードの店で夜中もバイトしていました。簡単なんですよね、お客さんが終わったらビリヤードの玉と台を拭く仕事をしていました。

Q4.刑法を研究するきっかけは何ですか?

今から考えるともっと深く考えておけばよかったなと思うんですけど、刑法の教科書の、特に総論の教科書とかを読んでいて、凄く面白さを感じたんですよ。当時は司法試験の受験をしていたので、一応他の領域も勉強していたんですけど、その中でもやっぱり1番刑法が民法とか他の領域よりも学説の対立が鮮明ですよね。そこが非常に僕の関心にぴったりと一致したというのが正直な所です。だから今からすれば、もっと民法の不法行為とか錯誤の問題とかやっていればよかったなというのは思いますね。

Q5.刑法を学ぶこと、調べることなどで意識することは何ですか。

僕の刑法への問題意識の芽生えにもつながりますが、裁判などで争うということが、被告人にとってやはり自分の人生にかかっています。刑法というものは、悪人を処罰することで、他方、国が人の自由や命を奪うこと。だから、できる限り適正に国の権限の行使を制する。そうすることで、僕たちの自由を守るという側面があると思います。単に悪いから処罰するのではなく、法律に違反するから処罰する、という風な意識で判断しましょう。そのときには、また違った法律の面白さが出てくるのではと思います。

Q6.大学教授になった理由を置お聞かせください。

大学4年生ぐらいの頃に、法律に深みがあってすごく魅力的に感じて、もっと勉強したいと思ったからです。法律って、単に条文の解釈だけでなく、その背景にあるその社会的、歴史的な思想、社会情勢が混ざっています。それらを見る中で、世の中を知る1つの基準として刑法を勉強したかったからです。


2.金ゼミってどんなゼミ?

Q1.先生のゼミの特徴や強みは?

ゼミでは円卓を組んで議論をみんなで行います。報告も同様です。1つの事件に様々な視点で、考え方でどのような処罰が適切か議論しています。僕が出したテーマに、班ごとに議論してもらい、議論した上で報告してもらいます。

Q2.どのような学生にゼミに来てもらいたいですか。また、どのような学生向けのゼミですか。

誰が来てもウェルカムです!来るもの拒まず、去るものも追います(笑)。ゼミで単位を取ることだけを目的にするのではなく、1つの専門科目を通じてその法律を見ていくということは人生の中で貴重であることを理解して参加してほしいです。ですので、安易にやめる人には考え直すように促しています。

Q3.ゼミのイベントや企画などはありますか。

レクリエーションの一環としてガンバ大阪の試合を観に行きました。また、大学合同の報告会では3位を獲得しました!合宿はコロナが流行したためでできていません。学生の意見を聞いて開催することはあります。大学で集中的に作業をして、終わってからコンパを開いたりすることはあります。今日の2回生のゼミでは、3回生の人に来てもらって、報告のしかたを教えてもらったり、議論しながらレジュメ作りをしたりしました。


3.学生に向けて

Q1.学生に向けてメッセージをお願いします。

龍谷大学は勉強する環境が非常に整っているので、まず自分で関心のあることを探してください。今の学生はインターネットで探す癖があるので、携帯なしに物事を考えてみてください。そして、ゼミっていうのは、皆さんの人生の中でも1つのことに集中して深く検討できる貴重な機会ですので、積極的に参加してほしいです。


【取材・記事】
柴田 美怜(法学部3回生)
高橋 尚人(法学部2回生)
中川 波音(法学部2回生)


 大学院進学をお考えの方へ、必見です!

 農学研究科では、大学院進学説明会(2025年4月入学)をオンラインで実施します。学内外問わず、また、社会人の方(職を有しながらの通学をお考えの方)等、どなたでもご参加いただけます【事前予約制・参加費無料】。
 本学農学研究科での学び・研究を中心に、入試制度や奨学金、社会人学生を支援する長期履修制度等についてもご説明いたします。当日は、大学院(修士課程・博士後期課程)で指導する教員がみなさんにお話をします。
 特に、初めて教員とコンタクトをとられる方は、申し込みの際に、可能な限り学びたい研究分野や興味のあるテーマについてご希望をお聞かせください。ぜひ、直接、各研究室の教員と話をしていただくために、フリートークの時間を設けています。
 
 大学院ってどんなところ?龍谷大学の農学研究科ではどんなことが研究できるの?どんな研究室があるの?そんな疑問を一緒に解消しましょう!

【日時】
①2024年7月  6日(土)10:00~11:00(申込〆切:7月4日(木))
②2024年7月20日(土)17:00~18:00(申込〆切:7月18日(木))
 ※2日間とも同一内容です。ご都合の良い日をお申し込みください。

【内容】
前半40分:学び、研究、入試制度、奨学金等について説明します。
(学内の方はここまでで終了となります。)
後半20分:教員とのフリートークができます。

【参加方法】
① 添付のチラシのURLもしくはQRコードから必要情報を入力して送信してください。
②お申し込みいただいた実施日の前日午前中に、登録いただいたメールアドレスへ参加URL(zoom)をお送りします。
③当日は時間になりましたら、本URLからご参加ください。
 ※開始15分前にオンライン会場をオープン予定です。

【注意事項】
○どなたでもお申し込みいただけますので、事前予約をしてからご参加ください。
○参加URLの転送はご遠慮ください。
○当日の様子を録音・録画することはご遠慮ください。ただし、本学活動記録として、録音・録画をさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。




【参考】
龍谷大学大学院農学研究科HP
教員・スタッフ紹介



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大学院農学研究科進学説明会チラシ


1.本多先生ってどんな人?

Q1.行政は身近にありますが、「行政法」と聞いて何を学習するか想像することが難しく、行政法について先生ご自身なりのご説明をして頂けないでしょうか?

個々の事例みたいなものを話すと長くなりますね。行政法自体が何なのか皆さん分かりにくいと思います。憲法なら憲法典というものが具体的にありますし、民法なら民法典というものが具体的にあります。行政法には行政法典っていうものがないので、まず、物理的に認識することが難しいですよね。あとは、視覚的に認識することも難しいと思います。
質問にもありますように行政は身近にあります。我々が朝起きてから寝るまで、全ての生活に関わるインフラは行政が提供していますよね。あるいは、行政自ら提供していなくても行政が規制をしていますよね。具体例をあげれば水道ですね。これは、市町村が供給主体となっていますので、行政作用ということが言えます。
また、大学に来るにあたって公共交通機関を使っているかと思います。これは京都市の市営のバスや地下鉄であれば、京都市という自治体・行政が提供しているものですけども、大阪の地下鉄は民営化されて民間企業が営業しているものです。そういう民間企業が提供している鉄道サービス、阪急さんや京阪さんもそうでしょうけども、それは鉄道に関する法律が規制をしています。例えば国土交通省がそれに対する規制を行っていて、その規制がきちんとされてなければ、安全な交通サービスを受けることはできないという意味ではやっぱり行政作用が近くにありますよね。
それから道路交通に関しても、警察というと法学部の学生の皆さんはすぐに刑事司法と言いましょうかね、刑事事件における警察といったものを想定されると思いますけど、それは授業で勉強した司法警察と言われるもので、警察はそういう司法警察だけでなく、行政警察と言われている活動もしているわけです。道路の交通安全において違反をして刑罰の対象になるのは刑法の話なわけですけども、その違反自体を取り締まるというのは、行政作用にあたるわけですね。あるいは違反をさせないように例えば道路標識等を整備する、これも行政作用ですよね。
このように見てくると行政作用あるいは行政活動とは私たちの身近にあります。そして、それが法になるとはどういうことかというと大体法律があるのですね。
行政活動あるいは行政作用に関するものには個々の法律があります。水道でも水道法という法律がありますし、バスであれば道路運送法という法律があります。そして、先程の道路の交通だったら道路交通法という法律があります。それぞれの法律がその行政作用に関する法律なのですが、その行政作用を公務員が行うにあたって、各法律で要件とその作用の内容を定めていることが多いのです。要は要件と効果ですね。法律学全部に共通していて、行政法にも同じように要件と効果というものがあります。ただ、これは、行政機関が行政作用を行うにあたっての要件とその効果ということで、それはちょっと皆さんにとっては身近ではないですよね。刑法だと犯罪類型を定める構成要件を充足すると罰を受けるという意味で要件と効果ってわかりやすいでしょ。民法でも契約を締結する場合にその要件は一体どうなのかということ、どういう効果が生じるかといったことが民法で定められているので、自分にすぐその効果が及ぶという意味では分かりやすい。けれど、行政法は自分に効果が及ぶとは直ちには言い切れないものがいっぱいあるので分かりにくいと思います。民法が権利の法であるとすると行政法は権限の法ですね。民法は権利を行使するための法なので、その権利を私たちが行使するにあたって要件はどうなっていますか?行使した場合どういう効果が生じますか?ということを民法では勉強するのですが、行政法で私たちが勉強することは、行政機関の立場に立って考えるのではなくて、行政機関がその権限を定めている法律通りに働いていますか?ということなのですね。行政機関がその法律通りに働いてないことが問題なので、それを見つけるのが行政法の勉強なのです。
なんか変な話でしょ。「法律による行政の原理」という行政は法律に従って行わなければならないっていう原理がありますが、得てして行政はそれを破るので、その破っていることを見つける。それで、破っていたらそれをどのように是正するか、あるいは、それを破ったことによって不利益を被った人がいたらその人をどうやって救済するのか、それを考えるのが行政法学なのです。だから、行政法は、行政に権限を付与している法律を見て、「その法律通りにやっていますか?やってないでしょう。それ問題ですよね。それを違法な行政っていうのです。それは裁判になりますよ。」という話なのですね。

Q2.どのような経緯で本多先生は法学部に入学されたのでしょうか?

そうですね、うーん、1つは社会科学系の学部に行きたかったからで、それは多分中学3年生の頃から思っていたと思うんですよね。
中学3年の頃に何があったかっていうとオイルショック、第1次石油ショックと言われるものがありました。すごく物価が高騰しましたが、この物価の高騰も、石油が値上がったというよりも、その石油の値上がりを口実に商社が買い占めをしていたっていうことが大きな要因でした。この売り惜しみをして物の値段を釣り上げていくっていう、とんでもない悪質なことをしていて、それに対して政治がうまく対応していなかったわけですよ。もともと理科とか理系にすごく関心があって、そちらの方もよく勉強していたんですけども、このような問題があってから社会とか政治とかにもすごく関心をもつようになったのです。高校生になった時には政治関係を勉強しようかなと思っていました。もっとも、政経の授業を聴くと経済も面白いじゃないかって話になって、じゃあ、政治と経済を勉強できる大学に進学しようと考えたのですが、政治と経済を看板にする学部をもっている大学は少なくて…。国立大学というと、政治学を開講しているのは法学部ですよね。経済っていうと、経済学部です。さあ、どっちに進学しようかなと悩みました。ただ、数学Ⅱを勉強しているなかで「行列」というものが出てきて、行列の式の意味を理解できなくて…。経済学部に進学するとなると、どうしても数字の世界が出てきますから。それでひょっとしたら、経済学の勉強が分からなくなっちゃうかもと思いました。
社会学部?これはあまり考えなかったですね。当時は社会学部を銘打った大学はあまりなくて。どちらかというと、文学部の中に社会学関係をやっているという感じだったのです。だから、社会学を勉強したいと思えば文学部に進学するということになるのですが、文学部を卒業した時の将来って何があるかって考えると、学校の先生になるという選択肢が出てきますよね。先生になる気もあまりなかったので、人文社会科学と言っても社会学系はほとんど考えることは無く、法律か経済、でも(経済学部行くのは)数学難しいよねと思って、じゃあ、 残ったものが法律だったというのが法学部に進学した理由のひとつです。これは受験生的な発想にもとづいたものです。
もう1つの理由は、やはり憲法に関心があったっていうことでしょうか。「政経」の授業の中で、憲法25条の授業がありました。皆さんもご存知のように憲法25条にはプログラム規定説っていう考え方があります。要するに、憲法では権利って書いてあるけれど、文化的で最低限度の生活の保障は政策判断の結果であって、国民はこれを具体的な権利として主張することはできないというような考え方ですね。当時の最高裁判所もそういうプログラム規定説的な発想に立っているというような授業を受けたのです。憲法って一体なんだろうと思いましたね。憲法を実質化するためにはどうしたらよいのか、そういう意味では法律学に対する関心があったのです。受験生的な発想と、高校の時に法律学の中でやっぱり憲法を勉強したいっていう気持ちから、法学部に進学したということになりますね。

Q3.高校生の時代に憲法に興味があったというお話でしたが、今の先生の分野は行政法じゃないですか。憲法から行政法に関心が移ったきっかけみたいなものがあればお聞かせ願いたいです。

これは本当にね、恥ずかしながら、偶然の産物なんですよ。結果的に言えばゼミの選択でそうなっちゃったわけです。
僕が通っていた大学では、学部3年からゼミということで、憲法に関心があったので、憲法のゼミに入りたいと思っていました。ところが、憲法を担当する先生としてお二人がいらしたのですが、お一人の先生はゼミで英語の文献を読むというのです。当時は、研究者になりたいとは思っていなかったので、英語の文献を読むのはちょっと違うよねと思いました。もう一人の先生は、ゼミで実定憲法を扱うということだったのですが、その先生がちょうどドイツに留学されて、ゼミが開講されなかったのですよ。そこで、後の話にも繋がるのですけど、権力の濫用を法的にコントロールするという公法系の法律学には他に何があるかっていうと、行政法のゼミしかなかったのです。どうしようかなと思っていたら、友人たちが行政法のゼミを選択するっていうので、じゃあ、みんな行くなら僕も行くっていう感じで行政法を勉強することになったのです。だから、皆さんが聞いたら、先生もそんな軽いノリでゼミを選んだのかって、いや、俺たちの方がよっぽど真剣に考えているよ、って思うかもしれませんね。
そういう意味では行政法を選んだのは偶然の産物なのですよ。それで、ゼミに入ってから、ゼミの先生、室井力というのですが、先生が書いた論文などを読んでいくと、私が考えていたいことにかなりフィットするな、面白いじゃないというように思いました。だから、憲法のゼミに入っていたら、 憲法の先生になっていたかもしれませんし、そもそも大学の先生にならなかったかもしれません。だって、ゼミの先生が、学部を終えた後、自分を大学院に受け入れてくれなかったら、大学の先生にはなれなかっただろうし。

Q4.先生の学生時代はどのような学生生活を送っていたのでしょうか?

学生生活、正直言って真面目に勉強をしていませんでしたね。しっかり勉強をし始めたのは、大学院に進学したいと決めてからですかね。いろいろなことをしようということで、 体育会系の部活に入ってそれを4年間やっていました。それだけじゃなくて、3回生からですけど学生自治会活動もやりました。あとは学内イベントですけど、クラスやゼミで音楽系のイベントに出ることになって、ギターを弾くからっていうことで伴奏の手伝いをしたりしました。基本、自分ができることで関心のあるものであれば、何でもやってやろうというのが大学の学生時代の考え方でした。

質問者: 体育会系の部活っていうのは、何に入られていたんですか?

本多先生: バレーボールをやってましたね。

質問者: バレーボールは中学生ぐらいからされていたのですか?

本多先生: 高校生のときからやっていて。高校生の時はあまり上手くなれなかったんで、大学でもやったら、もう少し上手くなれるかなと思って。結局はあまり上手くならなかったですよね。4回生で現役引退した後、女子バレーボール部の監督もしたことがあります。

質問者: 今もバレーボールはされているのですか?

本多先生: 全然していないですね。やったら多分、骨折しちゃうでしょうね。もう怖くてボールなんか触れないですね。

質問者: すごいですね。学生自治会活動っていうのは、どのようなことをされてたんですか?

本多先生: 学部の学生自治会では、学生の要求を集約して、1ヶ月に1回ぐらい開催される学部の執行部との協議会に持ち込みました。当時は大学紛争から10年も経っていない頃なので、 全構成員自治という考え方があって、学生自治会と大学当局が協議するっていうことは結構ありましたね。龍谷大学でもそのような名残はありますね。年に1回、協議会を学生と大学執行がやっていますね。それで、最初は法学部の学生自治会の執行委員をしていたのですが、途中から全学の学生自治会の連合、全学会の役員もやりました。学部じゃなくて全学という大きな視点から見たらどうかなっていう関心からでした。全学会の活動を通じて学部を越えて友達できました。部活の友達とはまた別のなんていうかな、仕切りというか、ちょっと違う分野の友達を作ったという感じでしたね。 

Q5.院生時代はどのような生活を送られていましたか?

師匠と弟子さんという師弟関係の中での大学院生活でした。学部時代の先生と学生という関係とは全く違いましたね。厳しい先生だったので、緊張が続いた生活でした。
でも、先輩とか同級生とかとは仲が良かったですね。みんなで飲み会をやって、そこで研究の話や将来の話をしたりしていました。当時一緒に大学院で研究していた人達とは今も仲がいいですね。職場は違うけれど、研究を一緒にすることが多い。だから一番頻繁に連絡をし合っていますね。その意味で、一番の友人が出来たのも院生時代ですね。

Q6.学生時代の先生にとって学校とはどのような場所でしたか?

それは居場所ですね。
居場所。つまり家にいるより居心地の良い場所です。やっぱりさっき言ったように部活をやっていたり、学生自治会やっていたりしていましたので、大学に居る時間が長かったですね。部室に泊まり込んで麻雀やパーティーをやったりして…。ほんとはそういう使い方しちゃいけないのでしょうけど、自治会室も自治会の役員になってからは結構入り浸っていました。そこに友達が来て、その友達とまぁくだらない話からかなり真剣な話もいろいろして、楽しいというか、自分がここに居て良い場所なんだという感じです。
あと図書館も結構好きでしたね。大学院に行くってこと決めて勉強をし出してからは結構図書館に居ました。図書館の静けさの中で、本に囲まれて勉強していると、「知的な生活しているよね、俺」(笑)、と。

Q7.教員紹介のホームページを参照させて頂いたところ、もともと国家権力の濫用に対する統制に関心があったとのことですが、関心を持たれたきっかけなどございましたらお聞かせ願いたいです。

基本的には権利を保障するためには権力を抑制しなければ、といった感覚がありますよね。権力濫用が気になったのは、特に歴史が好きだったということもありますね。日本史にしろ、西洋史にしろ、抑圧的な権力に対して人々が立ち上がって、社会を自らの手で良くしていくという、革命と言いましょうかね、そういったものに憧れを持っていました。現在では革命っていうものはほぼ考えられない社会になっています。市民革命のときのような革命ではなくて、法的に権力をコントロールしようとすれば、現実の社会では裁判になります。それをどれだけ徹底するかが、現代に革命を実現するというか、具体化するということになるのではないかと思いました。

Q8.2023年度後期演習コース履修ガイドの先生のゼミ紹介ページを参照させて頂いたところ、先生は、行政法、地方自治法、個人情報保護、とくに行政手続・不服審査手続の構造と規範的性質の研究を継続的に行われていると拝見させて頂きました。
そこで、先生がこの研究分野を研究するきっかけなどがございましたらお聞かせ願いたいです。


なぜ行政手続とか不服審査手続という分野を研究したかというと、1つは大学の学部学生から大学院へ進学しようと思っていた頃に行政手続法の整備といったことがだんだん学界で注目されだしたことですね。だから、自分が大学院に進学するにあたって、比較的日本では新しいテーマである行政手続を研究テーマにしました。 特に、ドイツ語があまりできなかったので、英語で研究するということで、アメリカかイギリスかいずれかを選択しようと考えた時に、アメリカ合衆国の行政法を比較研究として選びました。アメリカは、司法審査から行政手続へ、というように発展していった行政法の体系を持っているので、行政手続を研究するならやはりアメリカだよねという雰囲気もありましたね。
自分と同じ世代の行政法の研究者の中には行政手続を研究している人が多いのですよ。なぜだろうかと考えると、どうやら「司法の反動化」が1970年代に進んだということが関係しているのではないかと思っています。
司法の反動化が何なのか分かりにくいでしょうけど。端的に言うと、公務員は労働基本権のうちの争議権は公務員法で厳しく制限されていますよね。1970年代の初めに制限を緩和する判決が下されるようになるのですよ。当時の日本社会において、公害反対運動であるとか、あるいは、日本はまだ福祉後進国だったので、社会福祉をもっと拡大しろっていう運動が高まっていて、革新自治体と呼ばれる、自治体運動もあったのです。当時の社会党、それから今でもある共産党が推す候補が知事や市長になった自治体をそう呼んでいたのです。公害反対運動や福祉を拡充するという住民運動の中で生まれてきて、1970年代の初期から中期は革新自治体が盛り上がった時代でした。公務員の職員組合がそういう運動の支えをしていたところがあって、公務員の労働運動が民間の労働運動と連帯して、革命じゃないですけどね、大きな政治的な変革が生じるかもしれない時代だったんですよ、70年代は。当時の政府が、これはまずいということで公務員運動を抑えるために、最高裁に保守的な裁判官を送り込んで、公務員の争議権の制限を緩和する判例を変更させていったのです。
行政法の分野においても60年代から70年代にかけて行政訴訟を活性化する方向の議論が生まれてきて、裁判例もそういった方向に展開をするようなところがありました。ところが、70年代の終わりから80年代にかけてさっき言った司法の反動化が行政法に及んで、そういう行政訴訟とか行政権を相手にする訴訟に対して、裁判所はもう本案を審理しませんっていうように、門前払いをすることが非常に多くなったのです。行政法っていうのはさっき説明したように、違法な行政を見つけてそれを裁判で争うっていうところに存在意義があるのですが、違法なところを見つけても裁判で争えない、そういうようになると、「これ裁判所に頼ったって意味ないんじゃない」っていう、そういうアパシーが行政法の研究者のなかに生まれてきたと思うんですよね。もう裁判所が当てにならないのだったら、行政過程そのものを立法で改革するしかない、ということで行政手続に関する関心がすごく高まったと思うのです。それは意識するかしないかに拘わらず、そういう雰囲気になっていた。多分、自分もその雰囲気に曝されていたんだろうなと思いますよね。
私が大学院を出て、大学に就職した頃に、日本でも行政手続法を本当に制定する動きが本格化して、行政手続法の法案が準備されました。法案のもとになる要綱案が不十分だということで、対案を作るという話が私の先生が主宰する研究グループで持ち上がったのです。グループの中で、アメリカ行政法研究の上で私の先輩に当たる方と私が、先生から「お前ら考えろ」って指名されました。その先輩と対案を作って公表したことがきっかけで、本多の存在が学界で認知されました。それ以降、行政手続に関して私に声をかけてくれるようになりました。もう一つの研究テーマである行政不服審査法については2000年代に入ってからの話です。同じ手続ということで行政不服審査法の改正の時に、事実上総務省が主催している研究会についても著名な先生から声かけてもらいました。

Q9.先生が過去に研究を続けていく際に、途中で心折れかけそうになった経験などありましたらお聞かせ願いたいです。

やはり大学院生の頃ですね。修士論文の執筆で心が折れかけたか、折れたかな。
研究者になるということで意気揚々と大学院に進学しけれど、自分の問題意識って一体何なのかということを改めて考えて、なんだろうって悩んでしまったのかな。「なんで行政法の研究者になりたいのだろうか」っていうことで悩みました。自分のやりたかったことは多分行政権の歴史的な展開といったこと。歴史が好きだったこともあるし、あまり実定法の解釈論そのものには関心がなくて、それよりも法の解釈がどのように展開をしてきたのか、それは何故なのかを解き明かすことに関心がありました。特に、行政法学は20世紀になってから出来上がった比較的新しい法律学で、まさにそれは行政権が急速には発展する中でどこの国でも生成してきた法律学なのです。そこには現代法としての共通性と国による違いというものがあるはずで、それを明らかにしていきたいと考えていました。そして、それが今後どのように変わっていくのかっていうのを見てみたい。そのような問題意識でアメリカの行政法を見たいと思っていました。さきほど挙げたアメリカ行政法研究の上での私の先輩はそのような研究をされた方で、それと同じようなことをしてみたい、そういう論文を書いてみたいと思っていました。
しかし、特に扱った素材がちょっと狭すぎたっていうこともあって、 自分の関心からずれるようなテーマ設定になってしまい、何をやってんだろうと思ったんですよ。でも、とにかく書かないとどうしようもない、ということで書いたのだけれども、自分には研究は向かないんじゃないかなと思いましたね。
その中で、大学院で一緒に研究をしている先輩らが励ましてくれました。心折れる中でも添え木をしてくれて、1年余分にかかりましたが、なんとか博士課程に上がることができたという感じですね。その後も順風満帆っていうわけでは決してなかったのですけどね。

質問者: 修士論文というのはどのようなものを書かれたのですか。

本多先生: アメリカの連邦社会保障の不服審査制度についてです。「administrative law judge」、日本語訳は「行政法判事」なんですけども、アメリカの行政手続なり行政不服審査の中には独立性の高い裁判官のような立場の職員がいるんですよ。その人が手続を主宰して、行政決定の公平性・公正性を担保する役割を果たしているのです。日本も行政手続の聴聞手続の主宰者や行政不服審査法における審理員の制度は、それを一応意識して作っているんですけど、はるかに及ばないものです。行政過程に裁判官に似たようなものを置くという、行政過程を司法過程あるいは裁判になぞらえてみるっていうのがアメリカ行政法の特色なので、アメリカの行政権の発展を見ていく上で重要な制度だろうということで、それを研究のターゲットに選びました。修士論文では社会保障の行政法判事だったのですが、博士課程ではもっと広げて考えてみることにしました。
ところが、研究報告会のときに、「それは、デュー・プロセス・オブ・ロー(due process of law)とどう関係するのや」って先生に言われました。やっぱりアメリカはデュー・プロセス・オブ・ローの国なのなんだから、憲法上の適正手続の原則の視点からその問題を考えないとあかんだろう、というのが先生の趣旨だと思いました。先生にそのように言われたので、アメリカのデュー・プロセス・オブ・ローを歴史的に検討・研究してみようかと思い直し、当初の予定と変更してそれを研究することにしました。既存の研究に新しい情報も加えて、アメリカの行政権の発展の中でデュー・プロセス・オブ・ローという憲法原理がどのような役割を果たしたのかを明らかにするというテーマに大きく転換をしました。
その時はもう心折れるということではなくて、やっぱりこれではあかんのかっていう、自分でもやっぱりちょっと限界を感じていたところなので、逆に思い切ってテーマの方向を変えろというのが先生の助言だと捉えました。でも、実際、先生はそんな気はなかったみたいですけどね(笑)。先生のちょっとしたアイデアみたいなもので、これも考えてみたら?という感じだったみたいです(笑)。

Q10.先生の専門分野の面白さを教えて頂きたいです。

教員紹介のホームページの「専門分野の面白さを教えてください。」の内容を敷衍するならば、憲法論を主張しても裁判では勝てないんだけど、行政法論を主張すると勝てるぜっていうことですね。
さっき言ったように。権力の濫用を防止するって時に基本的人権の侵害を主張しても裁判所は「うん」とは言ってくれないことが多い。けれども、「ここは行政法のこういったところには違反しています」って言うと、憲法違反って結構重たいものなので 、裁判所は、憲法違反とは認めない、でも、違法とは認めてくれます。最近は、最高裁判所もだいぶ憲法違反を認めてくれるようになってきましたけどね。昔は、憲法違反をなかなか認めてくれないですよね。憲法違反を行政法のレベルに引き直して言うならば、 裁判所は違法と認めてくれるということなのですね。
判例時報のウェブエッセイ(Web日本評論・私の心に残る裁判例(第46回)「憲法学と行政法学との対話」)に書いたことなのですが、龍谷大学の法科大学院(2005年4月~2017年3月)の公法系教員の研究会で、とある行政法判例について私は行政法ですごく新しい発展を示した判例だということでいい評価をしたのですよ。ところが、憲法の先生たちは、事案の内容は元々憲法が争点で、憲法違反の主張を認めなかったのは問題だというのです。憲法違反の主張は通らなくて、 裁量権の濫用っていう行政法の話になったら、裁判所は受け入れてくれたっていう話が琴線に触ったようですね。行政法の中に、憲法の価値とか人権の内容を読み込めば、 裁判官だって飲んでくれる。いきなり人権侵害って主張すると、裁判所側はやっぱり重たく感じてしまう。もうちょっと飲みやすくすれば裁判所が受け入れてくれる。ここが行政法の魅力だなと感じています。自分は、学生のころ、最初は憲法を勉強したかった、でも行政法をすることになった。繰り返しになりますが、これは偶然なのだけれども、行政法を勉強していって、「あっ憲法より面白いじゃない!」っていうことになったのだと思います。行政法の面白さは何かって言うと、権利の救済とか権利保護を主張したいならば、憲法で攻めるよりも行政法で攻めた方が面白いというのが私の信条です。
学生の皆さんは、行政法の授業で「なんでそんな細かい話をするんですか」って感じていると思います。ただ、新聞記事とか読んでいても、「あ!これ、行政法で考えたらこうじゃん」とかね。特に、行政が関わる社会の出来事なんかは、行政法を知っているとその意味がよく分かってくるということもあります。

Q11.休日は何をして過ごされているのでしょうか?

いや、そもそも休日があるんかねっていう感じです。大学の業務がない日を休日っていうなら、大学の業務がなければ自分の研究をしますので。最近は頼まれ原稿が多いので、なんとか処理しなくちゃ、っていうことで、その締切りに追われてあんまり休めてないっていう感じです。
旅行に行くとかコンサートに行くとかなんていうことは、最近ほとんどないですね。子どもらが小さい頃は子どもらを連れて遊びにいくっていうのもそこそこあったけれど、大きくなるにつれて…。逆に自分だけの時間ができるとなると研究や物書きに使いましょうっていう話になりますね。
追い込まれている状態がなければ、本当はね、前々からしたいと思っていた庭をきれいにするとか、若い頃に少しやっていたギターもまたしたいなと思いますね。長男が大学生の頃に軽音をやっていて、ギターを揃えていたんで、「いいな」と思っていましたね。大学生の長男がガチャガチャ演っているのが聞こえて、下手くそと思いながら(笑)。自分もそんなもんだったかなと反省しつつ、また演りたいなと思ったり…時間さえできればね。

質問者: ご自身のギターは?

本多先生: 子どもが3人になったときに捨てちゃいました。また買って演りたいなとは思ってます。漫画・アニメの『ぼっち・ざ・ろっく!』とかでまた流行ってますからね。YouTubeには、ぼっち・ざ・ろっくの曲を弾いてみたとかで、ギターの運指やリフを全部見せてくれる動画があって、「そうか、そうやって演るんだ」と感心したりね。若いころにこういうのがあったらよかったのになーって思ったりしますね。そうだったら違う道もあったかなと思いまして(笑)。まあ才能ないからそっちには行かなかったけど(笑)。

質問者: 頼まれ原稿というのは、先生のご本の執筆ですか?

本多先生: そうですね。法律系の雑誌の論文とか、新聞社のコメントとか、あるいは出版社から教科書出してくれとか…。自分で考えた研究テーマで論文を書くというようなものが最近少ないですね。次から次へと依頼があって、それを書けるのは自分しかいないとなるとお引き受けちゃってますね。そうすると、自分の研究本体じゃないっていうこともありますね。でも同じ分野の依頼が多くなっていくと、だんだんそれが研究のメインになってきますよね。もともと自分は地方自治関係が専門ではなかったんですけども、そういう関係の依頼の仕事がどんどんと入ってくると、それについて研究をし、論文の蓄積ができると、「ああ、いつの間にか自分の専門分野になっている」ということがありますね。
ともあれ、休日の過ごし方といってもあまり分からないですね。でもYouTubeなんかは見ますけどね。

質問者: どんなYouTubeを見られますか?

本多先生: そうですね。さっき言ったように今流行りのものを見ていますね。
最近何を見てるかなぁ、さっきの『ぼっち・ざ・ろっく!』ですかね、ぼっちちゃん(『ぼっち・ざ・ろっく!』の主人公)系の動画は見たりします。
あとなんだろう‥。結構鉄道好きなところがあるので、乗り鉄っていうか、YouTubeでどこからどこまでを最短時間で乗ってみたとかね、逆に最長距離で乗ってみたとかね、1日の間に鉄道で大阪駅からどこまで行けるかやってみたっていうのを見たりしています。そういうのを見て、列車に乗って、旅行した気になるっていうことをしています。


2.本多ゼミってどんなゼミ?

Q1.先生は学生にゼミでどのようなことを学び、習得してもらいたいと考えていらっしゃいますか?

普段から行政法の存在を知らないっていうこともあるから、演習ではレクチャー的なものは半分入れていますね。それから、皆さんも基礎演習や法政入門演習でもしたように自分たちで課題見つけて、調査・検討するっていったことを行政法に即してしてもらっています。それが結構難しいみたいで、文献なんかも教えるなどアドバイスをすることで、なんとかやっているという感じですよね。2回生でも3回生でも同じようなことをやっていますね。2回生は、行政法を勉強するという趣旨で、行政法に関連する事件とかそういう出来事を選んでもらい、そこで選んだ事件や出来事に関連する行政法を勉強するということをしています。チームで課題を設定して、レポートを書いてもらっています。3回生でも地方自治や地方行政に関する課題を探してきて考えるということをしてもらっています。政策的に関するもの多いので、必ずしも行政法に収斂する必要はないのですが、難しいようですね。政策学部での勉強に近いかも、多分ね。
とにかく、演習ではレクチャー半分と学生のチームによる活動を半々ぐらいして、チームの活動の時間帯ではチームの間を巡回して、どういう作業状況になるかを聞いて、アドバイスするっていうことをしています。いわば進捗管理ですよね。次回にここまでやってこないと最終報告に繋がんないよ、今日はどこまでみんなでやってきたの?とかを尋ねています。皆さんが就職してから会社などで企画とかイベントとかを任された時に、起案して、実施するプロセスの中で、タスク立てをして、そのタスクを実現するためのスケジュール管理をしなきゃいけないし、タスクを達成するにはどういうものがいるかってことを全部調べてやらなきゃいけない。進捗管理を意識させるのはチームでやっていくことには必要なので、ゼミでしたことが役に立てばなと思っています。

質問者: では、先生のゼミでは課外活動などはされていますか?

本多先生: 課外活動はね、1回だけ。コンパは別ですけどね。行政法聖地巡りっていう、行政法に関連する事件が起きた現場を見に行くということをやっています。2回生の春休みにやっていますね。

質問者: では、 先生のゼミでの魅力や強みなどは何でしょうか?

本多先生: うーん、魅力・強みね…。
自分自身としてはそういうことはあんまり考えていないので…。まあ、結果的に学生がどう受け止めているかっていうことになるか…。先ほど言ったように、ゼミでは行政法を勉強してもらうのはそうなんだけど、法学部卒業時に法律学的な素養を身につけていることを目的としています。それ以外には、チームでいろいろと作業をすることかな。企画立案、 実施計画作り、進捗管理をして、時期に合わせてちゃんと実現する、そういう訓練をする。学生時代にそういう訓練を受けていれば、民間会社に就職しても、公務員になっても役に立つと思っています。あとは、自分で物事を発見することは、就職の面接で引き出しを増やすことになるのかなと思っています。個人面談で「大学で何していましたか」「こういうことを勉強していました」と答える時に、たんにゼミで報告した細かな解釈論を話すのではなくて、面接員にもっと関心を持ってもらうような話題を提供できるんじゃないかな。

Q2.先生はどのような学生にゼミに来てもらいたいと考えていらっしゃいますか?

うーん、そうですね。
行政なり地方自治なりに問題関心がある人に来てもらいたいですね。例えば、ゼミ選択の時に提出するゼミ志望理由書に一応行政などに関心があることを明言する学生に来てもらいたいですね。具体的なところに着眼した記載があると、うちのゼミ来てもらっても問題意識は共通しているから、議論ができるだろうっていうことで、「いいね」になる。問題意識を作るところからスタートしなくっていいですからね。強いては言えば、行政のあり方とか地方自治の問題とかに問題意識を持っている学生に来てもらいたいと思いますね。
公務員になりたいとかそういう志望を持たなければならないわけではありません。例えば、故郷の過疎の問題に非常に自分は悩んでいてどうしたらいいか、どのような政策があるかということをいつも考えていますっていう学生には期待しています。特に3回生の後期はそういう問題を考えますから。

Q3.先生は学生にゼミでどのようなことを学び、習得してもらいたいと考えていらっしゃいますか?

Q2に被ってしまうんですけど。まあ、1人ぐらいは自分のゼミ生から行政法の研究者になる人がでてきたらいいなとは思ってはいましたけどね。もうすぐ定年が近いんでね、これから大学院に進学したいって言われても面倒をみられないのでそれはもう叶いませんけれど…。
どのようなことを学び、習得してもらいたいか?もちろん、行政法を勉強してもらって習得してもらいたいと思いますけど…。でも、さっきも言ったように、行政は身近なんだけれど、皆さん自身が行政法をそのまま使うことってそうそうないじゃないですか。一般の企業に就職した場合に、仕事の上で行政法と関連することがいっぱいありますけども、行政法の解釈論を知らないと対応できないわけではないので…。
どこまで習得してほしいかっていうと、問題意識を持つことで、きちんと資料を集める能力があること、それを正確に読み取ってまとめる能力があること、そして、その中から自分の見解をこう導き出す、そういう大学生に求められている能力を習得することですね。それらを自分の専攻する分野を通じて習得してもらえばよいと思います。専門家を育てる教育として行っているわけではなく、あくまで、大学教育として行っているので。
それから、「想像する力と共感する力」っていったものをつけてほしいですね。事件などの中からどういうことが一体問題になってきたのか、どういう人がその中で苦しんでいるのかといったことを想像して、共感して、それに対して法がどのように役に立つのかということに気がついてほしいなって思いますね。


3.学生に向けて

Q1.大学で学び、どのような学生になって欲しいか、大学生の内にしておくべきことなど学生へのメッセージをお願いします。

「想像力と共感力」といったものはやっぱり身につけてほしいです。そのために何をしておくか?うーん何でもしてください。
何でも関心を持って何でもチャレンジしてください。自分にリミッターをかけないでほしい。リミッターかけるなって言っても、やっちゃいけないことはあるけれども。違法行為とか反社会的行為を除けば、いろいろと経験を積まないと想像ができないですよね。人間、自分の体験した範囲内でしかなかなか想像ができないのでね。いろいろなことを経験して、いろいろと感じたり泣いたりすることですかね。人のために涙を流すというのは共感力だと思うんです。そういう人に育って欲しいというか、そういう人になって欲しい。人のために涙を流せる人に。涙を流すことで人は強くなれると思います。

Q2.高校生の方にも進路や大学の選択などメッセージをお願いします。

自分自身の大学選択が大したものではなかったので、なかなか言うのも憚れます。
僕が若い頃、このような便利なサイト(龍谷大学法学部のような案内サイト)はなかったからね。今はネットで進路選択情報がいっぱい出ているのでね。いくつかの進路・進学のモデルを見て、自分はこれに1番近いから○○に進学っていう当てはめも1つの材料としてはいいとは思いますが、悩むこと自体に意味があるのだろうなと思います。誰かに教えてもらうよりも、悩んで悩み抜いて自分で選ぶ、それが間違いであることだってあるだろうし、でもそれは若いからいくらでも修正・やり直しが効くと思います。たまたま見つかる場合もありますがね、自分が何したいかって、問題意識がなければ全然見つからないですよ。「高校生、君たちはどう生きるか」っていう世界だよね、どう生きたいの?ということですね。
でもなあ、まだ経験の少ない高校生が問題意識を付けようとするのは難しいでしょう。将来、具体的にやりたいことがある人はまあ楽だと思うけれど、このメッセージは、「自分は何に向いてるのだろう?よう分からんわ」っていう人たちに向けてなんだよね。
私は、なりたい自分、憧れ、夢を見つける、それに自分は近づきたいか、どうしたら近づけるのか、それが大事だと思うんですよ。さっきも言ったように、自分は音楽をやりたかったけど、才能ないから無理だと思った。でも学問は?行政法学界に革命を起こし、理論をリードしていた先生に憧れましたね。向こう見ずだったかもしれなかったけど、勉強すればそれなりにできる自信はありました。もちろん、実現しない夢はいっぱいあります。その都度その都度、真摯に自分を見つめ直さないといけないことはありますよ。でも夢に向かって、なりたい自分を目指して、1歩踏み出すことが重要だと思うのですよ。
俗に言えば、格好いい生き方をしたいじゃないですか。格好いい自分になるためにはどうしたらいいかって。迷ったらね、格好いい自分はどれなんだろうって考える、そして、 それを目指せばなんか道が見えてくるのではないかなと思います。途中で変更してもいいんですよ、若いうちはいくらでもね。でも常に憧れなり夢なりを持つことに意味があるんじゃないかな。


【インタビューを終えて】
お忙しいにも関わらずインタビューを喜んでお受けして下さり、心より御礼申し上げます。インタビュー当日はとても緊張しておりましたが、先生が優しく受け答えして下さったおかげで緊張も解れ、こちら側から事前にお送りさせて頂いた質問以外にも質問をする事ができ、とても楽しくインタビューをすることができました。また、先生の学部生時代のことや院生時代のことなど、普段講義を受けているだけでは知ることができない先生のことをこのインタビューを通して読者の皆様も知ることができたのではないでしょうか?
「行政や地方自治に関心がある!」「行政や地方自治の政策に関して具体的に考えてみたい!」「ゼミ内でチーム活動をしてみたい!」という方はぜひ本多ゼミへ!
自分の可能性は無限。You, Unlimited.次回のインタビューも、乞うご期待。

【取材・記事】
隅田知里 (法学部3回生)
井上詩緒里(法学部2回生)
山中いろは(法学部2回生)(記事作成のみ)


1.玄先生ってどんな人?

Q1.先生はどのような経緯があって法学部に入学されたのでしょうか?

もう何十年も前の話なんで忘れてたんですけど‥。なぜ法学部入ったのかっていうと、端的に言うと法曹になりたかったからなんですよ。
そもそも、僕、小学校から高校までいわゆる民族学校っていうとこに通っていまして、いわゆる朝鮮学校って言われてるところなんですけど。そこの社会っていわゆる、まとまった在日コリアンの社会としてあるんですよ。そこで生まれてずっと生きて、生きていこうと思えば、一生をそのコミュニティーの中で生きていけるんですよね。もうずっと昔から知ってる人だけでの付き合いだけで人生が終わる。終わる人もいる。で、そういういうのが良いっていう人もいるんですけど、僕はそれ嫌やったんですよ。で、このコミュニティーからなんとか抜け出したいと思って。いわゆる朝鮮学校って大学まであって、大学の就職先もその在日コリアンの人たちの会社なりに行って、もうずっと過ごすっていうのは嫌で、なんとかこのコミュニティーから抜け出したくって‥。抜け出すにはどういう方法があるのかって言うと、その当時、日本の大学に行くっていう方法があったので、元々、大学行く気もなかったんですけど、じゃあ、もう、そのコミュニティーから抜け出せるのであれば日本の大学に行くって言って。でも、日本の大学行くだけじゃあ、周りに納得してもらえないので。とりあえず、法曹になるって言って、 法学部に行こうと思ったって感じですかね。まあ、だから、知り合いとかに裏切りもんとか言われましたけどね。

Q2.学生・院生時代はどのような学生、院生生活を送っていたのでしょうか?

それ、答えづらいんですよね。いやー、本当にね、飲んでばっかりだったんですよ。結構、木屋町で酔い潰れて、寝てたりとかして、救急車呼ばれたりしたんですよね。ていうのがあって、ちょっと、もう、皆さん、ほんと真似しないでくださいって感じなんですけどね。
ただ、法曹になるって言って大学に、法学部に入ったので、一応、計画は立てていたんですよ。大学1年はとりあえず遊ぼうと思って、遊んでいたんですよ。まー、ちょっとは勉強していましたけど。勉強したっていうか、大学の勉強っていうか、単位を落とさないようにしていましたけど。1年は遊んで、2年からはちゃんと勉強しようっていうことで、大学が開いている講座に行ったりとか、あるいは、予備校に行ったりとかはしてましたね。
司法試験の受験をしようと思って、勉強してましたけど。多分、やっていくうちに分かってくるんですよね。「あ、自分、この勉強には向いてないな。」って。司法試験って、やっぱり、大量の情報を上手くまとめて、形にして、アウトプットする っていう、要するに、情報処理って言うかな、処理能力がすごい求められるんですけど。僕、自分が勉強して分かったのは、処理能力全く無いなと思ったんですよ。どっちかって言うと、すごい細かいことにこだわって、それをずっと考え込んじゃうので、全然先に進まないわけですよ。そうすると、試験に向かないわけですね。当然試験までに期間があって、その期間までに六法科目について一定の知識を得て、それを試験問題に対する解答としてアウトプットするっていう‥。すごい効率性が求められるので、それが自分には向いてないなという風に思って、それで大学院行こうと思ったって感じですかね。
あと、就職したくなかったんですよ。なんで就職したくないかって言うと、この身なり見てもらったら分かるように、基本的に散髪行くの嫌なんですよ。で、就職したりすると、散髪に行かないといけないし、スーツとか着るのがあんまり好きじゃないので。というので、結構、まだ学生だと気楽なのでっていうので、学生続けたいなっていうのもあって‥。それで、大学院行こうかなという感じですかね。大学院でもちろん、勉強っていうか研究しないといけないので、もちろんそれはしてましたけど。まあ、でも、やっぱり先輩とかとよく飲みに行ったりとかはしてましたね。それで研究の話したりっていう感じですかね。

Q3.先生にとって学生時代、学校とはどのような場所でしたか?

僕の中ではもうはっきりしてて、いろんな出会いの場なんですよね。もちろん人と、あるいは教員と。
特に僕の中で出会いが大きかったのは本とですね。やっぱり自分がこれまでも一緒と言いますか、すごい価値観を変えられるというか、触られるというか、自分が読んでてすごい面白いなって思える本に出会えるっていう。だから、いろんな意味で出会いの場ですかね。
もちろん、その友人関係で今でも付き合いのある友人ができたりもしましたし、今でも付き合いのある先生方もいらっしゃいますし、そういった意味で、本当に広く出会いの場ですね。ぜひ皆さんも色んな方に会っていただければという風に思いますけども、そういう機会が特に、龍谷大学もそれなりの大きな規模の大学なので、色んなところから色んな人がいらっしゃるので、そういった人たちと出会っていただいて、あるいは図書館にも行っていただきたいです。近隣の図書館に比べて、龍谷大学の図書館は結構色んな本があるんですよね。ですので、色んな本を見たりとかしていただけるといいかなという感じですね。

Q4.教員紹介のホームページを参照させていただいたところ、刑法が苦手で大学生時代に刑法ゼミに所属したことが刑法という分野を専門にしたきっかけだと拝見しましたが、勉強を続ける中、苦痛に感じたりすることはなかったのでしょうか?
また、苦労を感じたときは、どのように対応されていましたか?


そうですね。分からないとやっぱり苦痛ですよね。なので、大きな目標を立てるのではなくて、ちょっとでもいいから何かしらすぐにできそうな簡単な目標をいっぱい立てて、その目標を達成したら、じゃあ次行こう、次できたら、じゃあ次行こうって言う感じで、いわゆるスモールステップみたいな形で、ちょっとずつちょっとずつ分かれば次、分かれば次という感じでやっていくと、達成感も出てきて少しずつ面白くなってくるかなっていう感じですかね。
例えば、基本的に何にしても段階があるので、その段階を適切に踏んでいかないと、いきなり難しい本なんか読んでも分かりっこないんですよ。専門の人でも分からないような本だったりもするので、やっぱりその時々に合った、自分に合った、何かの本なり、あるいは、教員に聞いたりして‥。教員だと自分のレベルに合わせて、どういった本読めばいいのかっていうのを教えてくれるので、聞いたりしてみると良いと思います。そうすることで自分の分かるところの範囲から、ちょっとずつ、ちょっとずつ進めていくっていう感じですかね。

Q5.犯罪学CaféTalkを参照させて頂いたところ、先生は主に、刑法上の故意概念(故意の認定、未必の故意など)に関する研究が中心であると拝見しました。そこで、「刑法上の故意概念」を研究されようと決めたきっかけは何だったのでしょうか?

えっとね、たまたまっちゃ、たまたまなんですよね。
元々やりたい分野があって大学院に入ったんですけど、その分野について別の人もやりたいって人がいて‥。被ったんですよ。それで、じゃあ被っているのであればって言って、僕、別の分野にしようと思ったんです。じゃあ、どうしようかなって考えてたんですけど、一応大きな分野として刑法の中には責任論っていう分野があるんですけど、そこをやりたいとは思ってたのでその責任論のところで、まあ面白そうかなっていう風に思えたのがその故意の話だったんですね。要するに、犯罪を分かっててやれば故意犯として処罰されるんですけど、 その分かっててやったってどの範囲まで言えるのかっていうのが故意の話になります。

質問者:龍谷大学の講義だといつ開講されるものになるんでしょうか。
玄先生:えっとね、刑法の講義で言うと刑法ⅡーBになるんですよね。なので3年生の前期です。

Q6.「刑法上の故意概念」の研究を続けていく中、途中で心折れかけそうになった時などありましたらお聞かせ願いたいです。

あー、いや、もうそれは昨日もそういう経験しましたから‥。
研究会で報告してめちゃくちゃに言われて‥。まあその時はヤケ酒ですね。
研究する上っていうか、論文書く上で最低限絶対これは必要なものって言われてるのが、何か新しいものを付け加える事なんですよ。これまでにある知見にさらに何か新しいものを付け加える。それは結論であってもいいし、その結論に至るプロセスであってもいいし、これまで従来言われていなかったような新しい問題の発見でもなんでもいいんですけど。とりあえず何か新しいものを言わないといけない。でないと書く意味がないので。みんなが分かってる様なことを書いても意味が無いですからね。なので、新しいもの言わないといけないんだけど、その新しいものっていうのがすごく難しいんですよね。この故意の分野って言っても、もう何百年と議論されてきてるんですよ。そういった何百年も議論されているところに、さらに何か自分が付け加えられるものがあるのかって言われると、なかなか難しくって。それで、色々な文献呼んだり、日本だけではなくって、僕は比較がドイツなので、ドイツ刑法学の文献を読んだりしながらこれまで言われてきたものがどこまでたどり着いていて、このたどり着いてるものにどれだけのものを付け加えられるのか。やっぱり、何を付け加えるのかっていうところが1番重要なんですが、それがやっぱり難しいですよね。そこで色々みんな悩むっていうか。まあ、なんとかもう無理やりやるわけですけど。で、なんか新しいもの付け加えたと思ったら、「いやいや、そんなもの全然新しくない」って、いろんな批判が加わるわけですよ。そういう批判の中で、本当にそれが新しいものなのか、新しくないのかっていう形で、議論が深まって、それが新しいものだって認められれば、それはそれでみんなで共有されていきますし、やっぱり違うんだって言ったら、もう1回それにもう一度チャレンジするという。こういうプロセスで、 大体、研究者っていうのは研究をしてるっていう感じですかね。やっぱり、どうしても、全然上手くいかないんですよね。新しいものがもう毎回バンバン出てくるわけじゃないので。でもやっぱり、その試行錯誤の中で、色々やりながらっていう感じでやってるので。まあ、だから、なんて言うのかな、10回チャレンジして、1回でも何かいいものが出ればいいっていう感じですかね、イメージ的には。

質問者:本当に、すごい途方もない道なんですね。
玄先生:まあ、そうですね。特に分野にもよるんですけどね。すごく議論がある分野、例えば、最近の新しい分野であったりとか。それぞれ新しい分野は、新しい分野なりの問題や難しさがありますし、あんまり資料がないので、自分で考えていかないといけない。逆に、古くから議論されてるものはすごく資料があるので、それをまず全部読まないといけないんですよね。そこでまず大変。まあでも、それで何かしら付け加えられると、やっぱり嬉しいわけですよ。新しいものを提示したみたいな感じで。それが研究のモチベーションになるって感じですかね。


2. 玄ゼミってどんなゼミ?

Q1.ゼミでの雰囲気、先生のゼミではどんな課外活動をするのかなどの最近のゼミでの活動をお聞かせ願いたいです。

それは僕の中で一番難しいんですよね。逆に皆さんどういうゼミがいいと思います?
てか、 皆さん、何回生でしたっけ。

質問者:自分2回生です。私達2人は1回生です。
玄先生:(1回生2人に向けて)あ、じゃあ、まだゼミ入ってないですよね。
(2回生に向けて)ゼミに入られているんですね。
2回生の質問者:ゼミに入りました。自分は、興味があった分野を専門に研究されている先生がいらっしゃったので、そのゼミに入ろうと思いました。
玄先生:なるほどね。それはもう正当なゼミの選び方ですよね。
いや、何せ、僕のゼミは不人気ゼミなので。これから多分ゼミ選択されると思うんですけど、刑法の人気ゼミに落ちた人が僕のゼミに来るっていう。だから、受け皿ゼミとか言われてますけど(笑)。いや、全然それはそれでいいんですけど。なかなか難しいんですよね。その時に来た人達で、どうしたいのかっていうことを話します。もちろん刑法の勉強はしますけど。結構なかなか、それぞれのやりたいこと、目的とか、ゼミでどういったことをしたいのかっていうのがバラバラなので、それをまとめるのがちょっと大変かなっていう感じですかね。ただ、やってるのは、もちろん刑法の勉強ですから、ちょっと模擬裁判チックに、検察官側と弁護側で分かれて問題出して、その問題について論じ合ってもらってっていうことを毎回やるとか‥。僕が事前に問題を作って刑法の問題をまずみんなで教科書見ながら解いてみましょうみたいな感じで、それを僕は解説しながら‥。あと、みんなで議論しながらやっていくとか、あとは、演習Ⅱになると卒論書かないといけないので、卒論のために個別に報告をしてもらっていますね。個別に報告してもらう準備をすると、大体それが研究テーマになるので、就職活動とかの面接の時にどういったことを研究してますか?っていうの答えられるようにするとかですね。そういったことを主にゼミではやってます。
課外活動はやらない時もあれば、やる時もありますね。 この11月18日(2023年)にもやりますけど、刑事法で刑事法討論会っていうのをやってるんですよ。それに出たり出なかったりしています。最近は出ていないですけど。これはインターカレッジでやってるので、近大と今回は立命が来るのかな。
質問者:インターカレッジとは何なのでしょうか。
玄先生:龍谷だけではなくて色々な大学が来て議論をすることです。
コロナ前は熊本大学もインターカレッジに参加したりしてましたけど、あと、甲南も。
刑事系だとそういったこともやって。昔は刑事系で合同の飲み会とかやってたりしましたけど、コロナになってできないですし、コロナ明けてもやっぱり大人数では集まるのちょっと難しいので、 最近はやってないですけど。それも本当に、いらっしゃった皆さん次第なんですよね。

Q2.先生のゼミの魅力や強みがございましたらお聞かせ願いたいです。

無いんですよね。

(ゼミに入っている2回生の質問者に対して)逆にありますか?
2回生の質問者:うーん。自分の所属しているゼミのテーマが強みなのかなと思います。
玄先生:じゃあ、やっぱり刑法やってるってことかな。あまり考えたことはないんですよね。本当にその時に来た時々に合わせてやってるっていう感じなんですよね。こうすべきとか、ああすべきとか、こうしたい、ああしたいっていうのは、基本、 僕はあんまりないので。
要するに、ゼミが終わって卒業した時に、「あ、このゼミ入って良かったな」って思えるかどうかなのかな。

Q3.先生のご趣味や何をされている時が癒されますか?

ほとんど基本寝てますね(笑)。寝るのが好き。寝てるか、Netflixで韓ドラ見ながらお酒飲んでる。で、妻にすごい怒られるっていう‥。「もうええ加減にせえ」って怒られるって感じですかね。
基本、出不精で外にあんまり出たくないので、ずっと家にいるのが好きなんですよ。

Q4.休日は何をして過ごされているのでしょうか?

Q3と同じですかね。大体寝てるかお酒をのんでいるかって感じですかね。休むと決めたらぐーたらに過ごしています(笑)。


3.学生に向けて

Q1.この大学で学び、どんな学生になって欲しいか、大学生のうちにしておくべきことなど学生にメッセージをお願いします。

多分本来教員なら言わないといけないんでしょうけどね、あまりそういうのはないんですよね。結局何て言うのかな、 大学卒業した時に、この大学来てよかったって思って頂ければいいし、そう思っていただけるように教員として頑張りたいなっていうのもありますけど、だからといって、こういう学生なってほしいっていうのは、あんまりないですね。
できれば、大学って勉強する場なので、大学で学んだことを社会で生かして欲しいし、そういう学生にはもちろんなってほしいんですけど‥。結局は、まあ、大学来て良かったって思って、卒業して、それなりにしっかり働いて、幸せになっていただければ、教員としては嬉しいです。で、時々なんか「今自分はこんなことしてます」って近況報告とかいただけると、それはそれで嬉しいっていう感じです。

Q2.進路や大学選択に悩まれている高校生にメッセージをお願いします。

んー、何をどう言えばいいのかなって考えましたけど‥。まあ、これは別に高校生だけでないのかもしれない。皆さんに対してもかもしれないですけど、やっぱ、希望は持ってほしいですよね。
本当に皆さん、これからいろんな可能性があるんですよね。
僕、大学行こうと思った時は高3だったんです。それまで、一切勉強してなかったんですよ。それでも、まあ、なんとか勉強すれば、大学に入れたし、大学に入って勉強すれば、大学院に行けたし。大学院で研究すれば、大学教員になれたしって形で、もう当初は全然思っていなかった様な自分の道に進んでるっていう感じなんですよね。それも、やっぱり、自分がそうなれるんだと希望を持っていたんです。その希望って言うのかな、目標に基づいて、自分で計画を立ててちょっとずつやっていくっていうような形で、実現はできたので、本当に、皆さん、色んな無限の可能性は確かにあって、なのでもう、なりたいとかやりたいと思うのであれば、悩む前に、まず絶対やった方がいいと思います。当然、失敗はするんです。でも、その失敗は必ず、その後の人生に生きてきますので。失敗しない人生なんてあり得ないので。失敗したら失敗したで、そこから何を学ぶかですし、それを次に活かせばいいので。
特に、大学とかそうだと思うんですけど、自分から動かなければ、何も変化はないんですよ。自分から何か1歩勇気を出して踏み出さないと、周りの変化っていうの絶対起きないので、ちょっと勇気を持って1歩踏み出すっていうことはやってほしいですよね。その上で希望を持って、自分のやりたいことにチャレンジしていってほしいです。高校生にしても、大学生にしても。
例えば、ゼミとかで、「ゼミに来て放っておいたら、みんな仲良くなるわけないからな。」って言ってるんですけど、相手方を常に意識したりとか、お互い気遣い合って、積極的に話しかけるとかっていう、そういう意識的な行動を取らない限り、何かしらの物事の変化なんか起きから。それはなかなか大変なんですけどね。僕もどっちかっていうと内向的な人間で、電気真っ暗にして家で体育座りでぼーっとしていたい人間なので‥。何かしら自分から動くってなかなか大変なんですけど、でもやっぱり、何か踏み出さないと物事は変化はしないので。その勇気を持って、自信を持って、やっていってほしいなっていうのはありますね。

質問者:踏み出す自信みたいなのってどうやったら上手く出せるんでしょうか?質問者は人見知りが激しいタイプで、そういう自信みたいなのってどういう風に出したらいいのでしょうか。
玄先生:自信はね、もう本当にこれは積み重ねなんですよ。
要するに、何もないのに、何もやってないのに、自信なんかつくわけない。例えば、ゼミに来ました。隣に座った子がいます。1回、自分から話しかけてみる。1回目で、上手くいかなかった。「あー、失敗したか。」ってなって、じゃあ、次もう1回、違う人と話してみると上手くいった。「今回上手くいったから、じゃあ次、行ってみよう。」って。ちょっとずつ、ちょっとずつ、やっぱりその積み重ねが、だんだん自信に繋がってくるので。いや、もちろんいるんですよ、根拠のない自信持ってる人とかね。「なんでお前そんなこと言えんねん」っていう人はもちろんいるんですけど。それは、そういう個性の人でって話で‥。やっぱり何か自分でしっかりとしたものがないと前に進めないっていう人はいきなり大きく踏み出すんじゃなくて、ちょっとずつで。ちょっとずつだと失敗してもそんなに大したことないじゃないですか。なんかいきなり友達とその横に座った人に一緒に映画行かへん?って誘って断られると、なんか辛いじゃないですか。それよりどこ出身?とかってちょっと話しかけて1回の会話のキャッチボールができた。それだけで今日はオッケー。じゃあ次、2回目のキャッチボールしてみようとかちょっとずつ進めていったらいいと思います。
質問者:失敗した時にだいぶ自分は落ち込んで、1週間ぐらい引きずってしまうタイプなんですが、引きずる期間を短縮したいんですけど何かコツとかあったりしますかね‥。
玄先生:どうなんやろうな。僕はもうお酒なんですよ。もうお酒飲むかyoutubeでエガチャンネル見てるか。
まあ、その意味ではあれですかね。江頭さんがどっかの専門学校に招かれて入学生に対して講演会やってるんですよ。あの講演会がすごい好きで。あれはぜひ見てほしいですね。youtubeで「エガチャンネル 伝説のスピーチ」で出てくる。いや、ごめん。何を勧めてるんだろ(笑)。
質問者:この動画を見たらちょっと失敗もする事もあまり恐れなくなるような感じなのでしょうか。
玄先生:いや、えっとね、失敗は絶対するし、もちろん恐れてもいいし、恐れるからこそしっかり準備をしないといけないし。やっぱり何事もね、僕1番思うのは準備なんですよ。どれだけしっかり準備できるかなんですよ。
もちろん、しっかり準備したからと言って、結果うまくいくかって言われるとそれは微妙なんですけど。いかない場合ももちろんある。でも、しっかり準備しないとうまくはいかない。それは絶対なんですよ。なので、必ず何事に対してもしっかり準備をする。そうすると、やっぱり報告でもそれなりに自信がつくんですよ。自分が準備してると思ってるから。すると、大体良い報告になります。僕の経験上、しっかり準備ができてないと、あんまり今日ちょっと準備できてないからなっていう感じで自信なさげになってしまい、やっぱりいい報告にはならないですよね。

Q3.どのような方が法学部での学習に向いていると考えられていますか?

どうなんですかね。どうですか皆さん。自分法学部に向いてると思います?あるいは法学に向いてると思います?

(2回生の質問者):自分は思わないです。
玄先生:(1回生に向けて)もう法学の授業は始まっているんですか?
(1回生の質問者1):憲法・民法はやっています。
玄先生:あー、やっている。聞いてみてどうでしたか?
(1回生の質問者2):あんまりまだしっかりそこまでやっていないので分からないんですけど、話聞いてて、正解とかルールある方が好きなので、だから向いてるかなと思います。
(1回生の質問者1):どっちつかずのこととか考えるのは好きやけど、そんなとこまで言うんや、みたいな細かいとこまで見るから、そういうのはちょっと大変やなって思います。
玄先生:なるほどね。そうか、 なかなかね。一応、法学って大人の学問って言われてて、どういう意味なのかっていうと、社会出て初めて法律の意味っていうか、意義っていうかな、必要性っていうのが分かるっていう‥。基本、やっぱりまだ家庭で守れて生きていると、あんま法律って身近に感じないと思うんですけど、社会に出て会社に入って、会社でなんかトラブルが起きて‥、基本トラブルが起きないと法律って身近に感じないんですよね。普通に生きている分には身近に感じないですよ。皆さん、電車で帰ったりしてると思うんですけど、全部それ契約でやってるって話ですけど、その契約なんていちいち意識していないですよね。これは民法で何条に規定されていて、うんぬんかんぬって考えないですよね。大体何か問題起こった時に、「え。これどう解決したらいいの?」「じゃあ法律どうなってんの。法律はこうなってるし、じゃあこういう風に解決しましょう」みたいな形で。基本、大人の学問で必要性とか云々って、結局社会出てしか分かんないんですよ。社会出てしか分かんないことを社会出る前に学ばないといけないので、それは興味ないんですよ。でも、仕方ないんですよね。法学っていう学問の特殊性なので。で、なんでこんな細かいこと議論してんのって言ったら、実際の社会ではそこがやっぱりそれなりに意味があるからやるんですけど、やっぱ分かんないですよね。なので、まあとりあえず、もう社会出たら分かるなと思って、ちょっと我慢してやればいいんじゃないですかね。
なので、向いてる向いてないっていうよりもちょっと我慢して頂いて、なんとか一生懸命勉強されると社会に出た時に、「あ、あの時勉強した内容ってこういう意味やったんだ。こういう意味があるのかとか、あの時勉強したのがこういう形で生きてくるんだ」っていうのはあると信じて勉強して頂くといいですかね。
結局人生ってさ、何があるか分かんないですよね。そういうとこで、やっぱり法律上の問題って色々関わるわけですよ。まあ、もちろん、関わらない方がいいんでしょうけど、まあ絶対関わるわけですよ。何かしら自分とか、あるいは自分の家族であったり友達関係とか、そういうことを想定しながらそんな時に、「じゃあ自分はどうやって解決したらいいの?」って考えつつ、法律の授業とか聞いて頂くとちょっと関心持てるのかなという風には思います。


【インタビューを終えて】

お忙しいにも関わらずインタビューを喜んでお受けして下さり、心より御礼申し上げます。インタビュー当日はとても緊張しており上手く質問を出来ない場面もありましたが、先生が優しく受け答えして下さったおかげで徐々に緊張も解れ、とても楽しくインタビューをすることができました。また、先生の学部生時代のことや院生時代のことなど、普段講義を受けているだけでは知ることができない先生の一面をこのインタビューを通して読者の皆様にもお伝えすることができたのではないでしょうか?
「刑法の故意の分野に興味がある!」「刑法に興味がある!」「刑法に興味が出てきた!」という方はぜひ玄ゼミへ!
自分の可能性は無限。You, Unlimited.次回のインタビューも、乞うご期待。

【取材・記事】
隅田知里 (法学部3回生、インタビュー当時は2回生)
井上詩緒里(法学部2回生、インタビュー当時は1回生)
山中いろは(法学部2回生、インタビュー当時は1回生)


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作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

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作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

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  • 滋賀県「若年層向け人権啓発講義」を開催【REC滋賀・社会学部】

    2022年1月7日(金)1講時に、滋賀県による「若年層向け人権啓発講義」が社会学部現代福祉学科の「障害者福祉論Ⅱ(担当:立田 瑞穂講師)」の中で行われました。 滋賀県では「滋賀県人権尊重の社会づくり条例」のもと、若い⼈たちに⼈権は⾝近なものであり、⼈権の尊重は私たち⼀⼈ひとりが考えていかなければならない課題であるという意識をより強く持っていただくことを⽬的として、県内⼤学等での講義の中で、各⼈権分野の最前線で活動されている⽅からの講話により、⼈権課題の現状を学ぶ機会が提供されています。今年度は本学と2月に...

  • 留学WEEK(Studay Abroad Week in Ryukoku University)を開催【R-Globe】

    9月19日(火)~10月6日(金)まで龍谷大学の留学に関する情報を収集できる「留学WEEK(Studay Abroad Week in Ryukoku University)」を開催します。 この期間では、交換留学・私費留学・短期留学・その他にも国別留学説明会・IELTS・TOEFL ITPに関する情報など、留学に関する様々な情報を発信します。 また、過去に留学経験のある学生からリアルな体験談とアドバイスを共有する予定です。 留学に興味のある方やこれから留学を考えている方は、是非留学WEEKにご参加ください。

  • イベント出展(11月)ご案内

    産官学連携活動の一環として11月に以下の展示会等に出展いたします。是非、ブース、会場でのセミナー等にお立ち寄りください。 催事名:Challenge万博2024 開催日:10月31日・11月1日(木・金) 開催地:三井住友銀行本店東館(東京都千代田区) 出展内容:「界面活性剤を利用した水中の貴金属の回収」(先端理工学部講師 浅野昌弘) ブース出展の他、プレゼンテーションに登壇(11/1) https://ksii.jp/event/challenge-expo-2024/ 催事名:アグリビジネス創出フェア2024 開催日:11月26日~28日(火~木) 開催地:東京ビッグサイト...

  • 2014(平成26)年度 特別研修講座「矯正・保護課程」 受講者募集 【4月1日受付開始】

    2014(平成26)年度の特別研修講座「矯正・保護課程」の受講者を募集します。 龍谷大学では、特別研修講座のひとつとして「矯正・保護課程」が開講されています。 この課程は、刑務所や少年院、少年鑑別所で働く矯正職員、犯罪や非行をおかしてしまった人たちの社会復帰の手助けをする専門職である保護観察官や保護司等のボランティアを養成することを目的としています。 1977年の開設以来のべ受講者数は、1万5千人を超えています。現在、多くの卒業生が、この分野で活躍しています。所定の科目数を受講し、施設参観に参加した場合...

  • 「フードビジネスマーケティング論」で講演会を実施

    2019年6月28日(金)4限時「フードビジネスマーケティング論」において、株式会社早和果樹園代表取締役社長秋竹 俊伸 様を講師としてお招きし、「有田みかんを活用した地域活性化の取り組み」と題しご講演いただきました。中でも株式会社早和果樹園の6次産業化(生産・加工・販売)の取り組みについて次の3点を中心にお話いただきました。 ・甘くて美味しいみかんを栽培する技術に加え、ICT農業システムを取り入れるなど、最先端技術を用いた生産活動 ・みかんの皮やフクロなど余すところなく活用するという多様な商品開発の取り組み...

  • 「日本経済論」で元マツダ(株)執行役員の講義を実施【経済学部】

    経済学部では、企業現場の最新動向を日常の講義の中に組み入れ、「経済学をもっとアクティブにする」取り組みを積極的に進めています。 その一環として、今年度、NPO法人コアネットと連携をして、「地域産業論」や「日本経済論」の講義の中で、ものづくり企業の第一線で活躍してきた方々の知識と経験から学ぶ機会を数多く設けました。 11月27日の日本経済論(担当:伊達浩憲教授)の講義では、NPO法人コアネット会員で、元マツダ株式会社 本社工場長・執行役員の神谷 宏氏をゲストにお招きして、「企業内イノベーション―マツダの変革と再...

  • 企画展「因幡堂 平等寺」 ナイトミュージアム【龍谷ミュージアム】

    開催日:5月18日(土) 開館時間:19時00分(最終入館18時30分)まで延長 <ギャラリートーク> 時 間:17時30~18時15分 集合場所:龍谷ミュージアム101講義室 ※事前申込み不要/聴講無料/当日の観覧券が必要です(観覧後の半券不可) 【関連サイト】 ◆ 龍谷ミュージアム ◆ 企画展「因幡堂 平等寺」 ◆ 龍谷ミュージアム公式Twitter

  • <深草キャンパス>就活準備支援プログラムについて

    学部3年生、短大1年生、修士1年生の皆さんへ 定期試験お疲れ様でした。いよいよ春休みですね。 3月から本格化する就職活動の準備は進んでいますか? 順調に準備を進めている人も、何から始めていいかわからない人も 今すぐ、「就活準備支援プログラム一覧」を見てみましょう。 就活への自信につながるイベントがたくさんあります! ぜひ積極的に一歩を踏み出してみましょう。 ※プログラム一覧は、皆さんの自宅住所宛に1月24日(金)に郵送しています。 就職活動は、これからの自分の人生を考える大切なターニングポイントです。 ゆっく...

  • シリーズ勉強会「デジタル・フォレンジック鑑定と向き合うために」第4回【犯罪学研究センター主催】

    龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)は、2022年11月からシリーズ勉強会「デジタル・フォレンジック鑑定と向き合うために」をオンラインで主催します。 【&gt;&gt;お申込みフォーム(Googleフォーム)】 ※申込期限:2/24(金)17:00 シリーズ勉強会「デジタル・フォレンジック鑑定と向き合うために」 第4回 音声・話者認識の現状 【企画の趣旨】 今日、スマホやパソコンなど情報技術が私たちの生活に深く浸透し、利便性が飛躍的に良くなったものの、これを用いた犯罪も巧妙かつ多岐にわたるようになり、個人情報の流出や詐欺...

  • ご生誕法要(瀬田学舎)

    以下のURLでYoutube配信します。 https://youtu.be/4Iph0Vtz424

  • 『高瀬舟』を題材とした「国語的」模擬裁判授業(公開授業・千葉県)【犯罪学研究センター協力】

    犯罪学研究センターの嘱託研究員である札埜和男准教授(岡山理科大学)が、法教育・法情報ユニットの活動として、下記の通り公開授業を開催します。 法教育とは,法律専門家ではない一般の人々が,法や司法制度,これらの基礎になっている価値を理解し,法的なものの考え方を身につけるための教育です。 法務省では法教育に関する様々な取組を推進しています。当センターの法教育・法情報ユニットは、その取組に賛同し、独自の企画を立ち上げ、どのような法教育の場が設けられるのかを活動を通して研究しています。 【関連Link: 法務省...

  • テスト

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  • 国際学部 履修<履修登録手続編>

    ■履修<履修登録手続編>重要 履修<履修登録手続編>(通し)「時間割の組み方、登録の仕方、注意事項など」 20分 ※以下の動画は履修<履修登録手続編>(通し)を分けたものです。 1.履修登録の準備 基本事項の確認 「基本事項を確認しよう」 3分半 2.履修登録の流れ 「履修登録の流れ」 1分 3.時間割 必修編 「時間割を組んでみよう 必修科目編」 2分半 4.時間割 教養科目編 「教養科目で残りの科目を決めよう」 4分半 5.予備・事前登録 「科目を決めたら登録しよう 予備・事前登録」 2分半 6.本登録 「本登録しよう...

  • 国際学部 履修<履修登録手続編>

    国際学部 履修<履修登録手続編> ■履修<履修登録手続編>重要 &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 履修<履修登録手続編>(通し)「時間割の組み方、登録の仕方、注意事項など」 20分 ※以下の動画は履修<履修登録手続編>(通し)を分けたものです。 1.履修登録の準備 基本事項の確認「基本事項を確認しよう」 3分半 2.履修登録の流れ「履修登録の流れ」 1分 3.時間割 必修科目編「時間割を組んでみよう 必修科目編」 2分半 4.時間割 教養科...

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作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL沖

作成日2017/05/08

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作成者KDL沖

作成日2017/05/08

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/15

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作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/01

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