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Faculty of Environmental Studies and Sustainability
環境サステナビリティ学部(仮称)

三木 健(みき たけし)

三木 健
教員氏名
三木 健 教授
学位
博士(理学)
専門分野
生物多様性科学、数理生物学

※2027年4月就任予定

研究テーマ

普遍性の高い仮説に基づく定性的な予測(いわば「預言」)を得意とする従来の生態学の枠組みを超え,定量的な評価・定量的な予報を可能とするモデリング及び解析手法の開発を進める「定量生態学」の発展をめざしています.たとえば、「生物多様性減少の許容量は何%か?」「この生態系はどれくらい壊れやすいか?」「病害虫が急増殖しそうな場所と時は?」などの問いに数値で答えられるような方法の開発をしています。

研究分野の面白さ

研究の初期段階で集めるデータは、生き物の写真だったり、生物の数だったり、ある意味「目にみえる」データです。その目に見えるだけのデータを自分の独自のアイデアで加工した結果として、今まで誰も見たことの無いようなグラフが描けたり、今まで存在しなかった概念が浮かび上がってきたりしたらとてもうれしくなります。

自身の研究テーマが社会や生活にどんな影響を与えるか

現在、地上観測・人工衛星観測・大規模気象シミュレーションモデルを組み合わせた最新テクノロジーで、天気予報や局地的な豪雨や雷のリアルタイムな情報提供が行われ、人々の命を守るのと同時にさまざまな仕事の意思決定に使われています。21世紀の生物多様性科学がめざすのは、生態系や生物多様性に関する予報やリアルタイムの情報提供によって生態系の中のあらゆるいのちを守ることにつながるだけではなく、そのような生態系を維持するために人々の行動や仕事上の意思決定に活かされる社会がやってくると信じています。

この学部で何を学んでほしいか

自然の中やまちの中など、いろいろな場所に出て、実際に見て・触れて・感じてほしいと思っています。教室の外には、まだ名前もついていない「問い」や「不思議」がたくさんあります。同時に、教室の中にも多くのヒントが詰まっています。講義の中で「ちょっと気になる」「もっと知りたい」と感じたことをきっかけに、本の世界でどんどん深掘りしてみてください。理系・文系にこだわらず、小説やSF、ノンフィクションなど、ジャンルを問わず本をたくさん読んでほしいです。人が一生の中で直接体験できることや、自分で思いつけることには限りがあります。でも、本の中には、別の時代や別の場所、さまざまな考え方が詰まっています。本を通して世界を広げることで、自分のものの見方や将来の選択肢も、きっと大きく広がっていくはずです。

この学部を受験する人へ向けてのメッセージ

私は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクター・ブラウンのような科学者(あとは、ナウシカやインディージョーンズ、それから岡部 倫太郎)に憧れてこの道に進みました。科学で自然環境を守る仕事は、基礎知識と計算能力が重要です。特に定量生態学は数字で自然の価値を測るので、興味があるなら数学や物理をしっかり学んでおくことをお勧めします。「受験」という機会を生かして基礎をしっかり固めておくと、将来研究する際に大きな力になります。答えのある問題を解く体力をつけなければ、答えのない問題は解けません。共に地球環境を守る新しい学問を創りましょう。

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