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Faculty of Environmental Studies and Sustainability
環境サステナビリティ学部(仮称)

山中 裕樹(やまなか ひろき)

山中 裕樹
教員氏名
山中 裕樹 教授
学位
博士(理学)
専門分野
生物多様性科学、環境DNA学

※2027年4月就任予定

研究テーマ

環境DNA分析の技術開発を主な研究テーマにしています。環境DNAは環境中、つまり水や大気の中を漂っている生物由来のDNAで、これらを回収・分析することでその環境にどんな生物が棲んでいるのかを推定するのが環境DNA分析の技術です。種類だけでなく、成長段階や生物量、健康状態を含めてたくさんの情報が取り出せるように、新たな技術の開発を続けています。

研究分野の面白さ

研究分野自体が新しいもので、2008年ごろから環境DNA分析による大型生物(魚やクジラやと鳥など、微生物でない生物)の検出が行われるようになりました。日本では龍谷大学はもっとも早くからこの研究に関わっています。まだまだ新しい技術が作れる分野で、世界初のものになる可能性も多くあります。

自身の研究テーマが社会や生活にどんな影響を与えるか

世界的に現在は生物多様性の減少を食い止め、増加に向けた反転をさせようというNature Positiveの動きが起こっています。観察や捕獲を伴わず、水や空気を取ってくることで生物多様性の観測が可能な環境DNA分析は大きな注目を受けています。人間活動がどのように、どこで、生物多様性に影響を与えているのか、その評価に使われるようになりつつあります。

この学部で何を学んでほしいか

環境を守るという営みは、環境を守ることを生きがいにして人生をささげている人だけが行うようなものではありません。世界中の多くの人がその活動に加わってくれることが、つまりは環境を意識した生活や働き方・物の使い方をしてくれることが、不可欠です。そのためには多くの人が理解してくれる形で、保全の必要性やその進め方を議論する必要があります。基礎情報としてのデータ、つまりは確実なエビデンスに基づいた思考と行動ができるようになって、世界を変えていく人が育ってくれればと思います。

この学部を受験する人へ向けてのメッセージ

地球環境を良くしていける持続可能な社会を作るには、私たち一人一人の思考や価値観、行動を変えねばなりません。しかし、考え方や動き方が変わるには、きっかけが必要です。説得力を持って環境を保全することが正しい行いであることを語るには、その背景にある論理や仕組みを知らねばなりません。環境サステナビリティ学部で、ぜひそれを学び、身に着け、世界を変えてください。

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