【公開セミナー】国際自己申告非行調査(ISRD)の歴史と比較犯罪学の展望
【企画趣旨】
「国際自己申告調査(International Self-Report Delinquency Study: ISRD)」は、統一した質問紙による自己申告調査を世界各国の中学生に対して実施し、その結果を比較しようとする意欲的な国際プロジェクトです。
第1回調査(ISRD-1)は、13ヵ国が参加して、1992-1993年に実施され、第2回調査(ISRD-2)は、2005-2007年に31ヵ国の参加を得て、実施されました。最新の第3回調査(ISRD-3)は、2012年に開始され、2020年末に終了予定です。 参加国が35か国にまで拡大する中、これまで一度も参加してこなかった日本でも2017年9月にISRDJAPANチームが結成され、第3回調査への参加を目指しています。
今回、ISRD中心メンバーであるDirk Enzmannハンブルグ大学教授をお招きし、ISRDの歴史や、各国のデータを使った分析結果についてお話しいただきます。(英語・逐次通訳あり)
【講師紹介】
ディルク・エンツマン 教授(Prof. Dr. Dirk Enzmann)
(ハンブルグ大学犯罪学部および同大学犯罪科学研究所)
国際自己申告非行調査(ISRD)の初期メンバーで、現在、ISRD-3運営委 員を務め、ISRDの技術部門の統括を行っている。
ヨーロッパにおける少年非行に関する著作、論文が多数ある。
詳細は→
https://www.jura.uni-hamburg.de/ueber-die-fakultaet/personenverzeichnis/enzmann-dirk.html (独・ハンブルグ大学HP)
【式次第】
14:00~15:30 ディルク・エンツマン教授ご講演
「(邦題)国際自己申告非行調査(ISRD)の歴史と比較犯罪学の展望」
「The History of ISRD (International Self Report Delinquency) studies
and The Future of Comparative Criminology」
15:30~16:00 参加者を交えてのディスカッション
みなさまのご参加をお待ちしております。