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龍谷大学経済学部では、建学の精神のもと、学部の理念(論理的な分析、多様性の理解、課題の発見と解決)を見据えたうえで、初年次教育を行っています。そこでは「知のたのしみ・たしなみ」を喚起しつつ、5つの技法(聴く、読む、調べる、書く、伝える)の修得に、まずは特に力を入れております。
こうした初年次教育を前提に、演習(ゼミナール)が開講され、さらにその集大成として卒業論文を執筆します。各ゼミでは様々な指導や成果公表を行っていますが、ここでは、国際経済学科の小峯敦教授(教務主任)の試みを紹介します。
小峯ゼミでは3年前から、ご父母を中心とした保護者の方々にも公開する形で、卒業論文報告会を開催しています。今年度は1月6日(土)の午後に実施し、5組以上の保護者も見守りました。4年生(20名)は自分の卒業論文のエッセンス(研究上の問い、結論、独自な考察など)をスライドによって5分間で発表し、3年生(21名)は司会をつとめ、講評と進行を担当しました。
小峯先生は経済学史・経済思想史を専攻する教員ですが、ゼミでは歴史的・思想的な視点を入れる、という一点を除けば、特に内容に制約はありません。今年度も例えば、「コミュニティ・サイクルと放置自転車」、「自動車産業や二輪産業の復活」、「働き方改革」、「地方銀行」、「アルベルゴ・ディフーゾと地方創生」、「奨学金」、「貿易摩擦」など、学生の最も知りたいことに応じた多様な論題となりました。
中でも、西村一誠さんの「J.S.ミルの経済思想から考察する現代日本の教育」、木下優駿さんの「四条通の一車線化は成功したか」の論文が優れていたことから、龍谷大学経済学論集『学生論集』(龍谷大学経済学会発行)に掲載予定です。
当日はゼミのOB・OGも15名以上同席し、最後には就職活動の指南など、学年を超えた交流も果たしました。
このような一例からもわかるように、龍谷大学経済学部では、学生の興味を十分に引き出す指導にも力を入れています。
1月21日(日)に、2017年度「大津エンパワねっと」後期報告会を開催しました。
報告会には、本学学生、教職員の他、ご協力をいただいた地域の方々、エンパワねっとの先輩学生など、65名が参加しました。
大津エンパワねっと受講生の10期生17名(中央2チーム、瀬田東2チーム)が、地域の皆さんと1年かけて取り組んできた成果をチーム発表及びポスターセッションで報告しました。
チーム発表では、活動の概要について説明を行い、ポスターセッションでは、各チームが具体的に取り組みを紹介し、参加いただいた地域の方々、教員から貴重なコメントや評価をいただきました。
どの報告も、1年間の取り組みの総括にふさわしく、今後の学生の成長が大いに期待されるものとなりました。
報告会の全体講評として、中央地区における活動については、安孫子邦夫様(中央学区自治連合会 会長)と、元田栄三様(株式会社まちづくり大津 事務局長)より、瀬田東学区における活動については、木村準一様(瀬田東学区社会福祉協議会 会長)と、齊藤博之様(瀬田東学区青少年育成学区民会議 会長)より、お話をいただきました。あらためて御礼申し上げます。
報告会終了後に開催された懇親会では、終始和やかな雰囲気で、学生と地域の方々との親睦を深めることができ、担当教員からは学生の1年間の努力が讃えられました。
C02 なぎさふる