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 龍谷大学では、韓国・東国大学校との一般交換協定(2002年8月3日調印)に基づき、毎年度、交換講義を実施しています。この講義では東アジア地域の学術研究・教育活動をいっそう推進し、両国間の学術交流の振興および、浄土真宗を含む日本仏教と韓国仏教の学術研究・教育活動の促進を目的としています。
 韓国仏教および韓国文化についての学修は、本学の学生にとっては、日本への仏教伝来および文化・技術の伝来の構造を国際的に学べる貴重な機会となります。さらに韓国においても、日本仏教および浄土真宗について講義することは、韓国における反日感情の解消につながる前向きな姿勢や、日本仏教を深く理解する機会となり、学術交流の振興を図るための足がかりとなっています。




1.開催日時 : 2017年11月21日(火)、22日(水)
         ※各日とも10:45-12:15、13:15-14:45

2.開催場所 : 龍谷大学 大宮学舎 西黌2階大会議室
        (京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1)

3.テ ー マ : 元暁(がんぎょう)の発心修行章

4.講   師 : 徐 旺模 氏 (東国大学校 仏教大学仏教学部 助教授) 

5.入   場 : 参加費無料・事前申込不要

6.主   催 : 龍谷大学文学研究科、龍谷大学実践真宗学研究科

   ※本学からの派遣教員による韓国・東国大学校での交換講義は9月21日~22日に実施し、本年度も盛況のうちに終えることができました。

以 上


リュック=アンリ・ショケ氏(左)と赤池一将教授(右)

2017年10月19日に、龍谷大学至心館1階において、龍谷大学犯罪学研究センターの司法福祉ユニット「危険性と再犯予防」研究グループ主催の犯罪学研究センター公開研究会が開かれました。
今回の研究会は、フランス司法省青少年司法保護局(PJJ)研究部長リュック=アンリ・ショケ氏をお招きして、フランスにおける再犯予防と「立ち直り」研究の現状、特に、フランスでの少年司法政策展開において、1940年代、50年代、70年代の、当該課題に関するそれぞれの時代の犯罪学理論が、政策展開においてどのように吸収・消化されてきたかを総括的に検討しました。ショケ氏は「再犯とデジスタンスに関する、犯罪学的研究及び計画への縦断的視点」« Un regard longitudinal sur des études et des programmes criminologiques, concernant la récidive et la désistance »と題した講演で、フランスにおいては、1940年代から70年代にかけての犯罪学領域における少年非行研究が主に非行原因に着目して行われていたのに対し、90年代以降の統計的手法の発展によって再犯(再非行)リスクへと関心が移行していること(modèle RNR)、またそうした中でリスクと本人の望ましい生き方と両立させる新しい考え方も登場していること(modèle GLM)などを、その時代ごとに注目すべき研究者とその著作を取り上げながら指摘され、最後に少年非行に対する今日のフランス的なアプローチの方向性を提示されました。講演後の質疑では、こうした犯罪学の関心の移り変わりの要因などに関して、議論が交わされました。ショケ氏の本研究会における講演は、今後の研究にとって一つの指針となる内容でもあり、とても有意義な研究会でした。この場を借りて改めて、リュック=アンリ・ショケ氏に御礼申し上げます。 (文責 相澤育郎)


国連広報局アウトリーチ部 マーヘル・ナセル部長

2017年11月9日(木)マーヘル・ナセル氏(Mr. Maher Nasser ・国連広報局アウトリーチ部※1部長)をお招きし、講演会を開催しました。「Our expectation of the younger generation for the formation of a sustainable society(持続可能な社会の形成に向けて若者に期待すること)」をテーマにした講演会には、本学国際学部グローバルスタディーズの学生を中心としながらも他学部生や交換留学生も参加しました。
 講演は質疑応答も含めて全編英語で行われました。2015年9月の国連サミットで採択され、2016年から2030年までを履行期間とする「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs)」について、それが定められた背景や17の具体的目標に関して話されました。また、質疑応答では、本学学生からさまざまな質問があがりました。中には幸せの定義や、近年問題となっているさまざまなゴミの問題、そしてSDGsを伝える取り組みとして吉本興業・ピコ太郎氏の協力を得た広報も話題になりました。質問の挙手があがり続ける中、講演会は惜しくも時間切れとなりました。終了後は、マーヘル氏を囲んで記念撮影がおこなわれました。マーヘル氏からは「他大学では日本人学生はおとなしい事が多いが、龍谷大学では日本人学生からも積極的に質問が出てとてもうれしい」という感想をいただきました。



※1 アウトリーチ部:国連広報局の中にある3つの部門の一つ。大学や図書館、NGO、著名人、映画界などと連携し、国連の課題や活動への理解を広げることを手掛けています。


国際連合広報センターホームページ http://www.unic.or.jp/
国際学部グローバルスタディーズ学科 ホームページ  http://www.world.ryukoku.ac.jp/department/glstudies.html 


講演会案内ポスター


多くの学生が講演会に参加しました。


各国の留学生からも質問があがりました。


「日本人学生からも積極的に質問が出てとてもうれしい」とコメントをいただきました。


Sustainable Development Goals (SDGs)


修了後も学生からの質問が絶えませんでした。


講演会後の記念撮影

マーヘル・ナセル氏略歴:
Maher Nasser氏は、国連システムで30年を超える勤務経験を持ち、ガザやエルサレム、アンマン、カイロ、ウィーン、ニューヨークで様々なポストを歴任しました。2011年2月、広報局アウトリーチ部長に就任し、2012年4月から8月中旬と、2014年8月から2015年2月にかけては、国連広報局長代行を勤めた経験もあります。また、2017年4月1日から8月31日まで、グローバル・コミュニケーションズ担当事務次長代行も勤めています。


講演中のマーヘル氏


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