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 2017年11月9日(木)に開催した政策学部キャリアシンポジウムに、政策学部生や卒業生など140名近くが参加しました。

 第1部の基調講演には、OGAWA COFFEE USA,INC 社長兼CEOの宇田 吉範 氏をお迎えしました。1993年に社会学部を卒業され、京都に本社をおく小川珈琲(株)に就職された宇田氏は、エスプレッソのノウハウをもつバリスタの先駆者です。現在は、バリスタ競技会の世界チャンピオンを育てるほか、コーヒーの生豆選定のために世界を飛び回る日々をおくっておられます。
講演では、「海外から見た日本人は大人しいという印象」、「そんな日本人が世界で活躍するためには、常にアンテナを高く張り、世界中で起こっている様々な事象に興味関心をもつことが必要」と語られました。「学生時代には、自主的・主体的に考えて行動する習慣をつけてほしい、また、臆することなく自分の意見を言える度胸を身につけてほしい」とメッセージをいただきました。「この先の未来は人の仕事がAIに奪われるかもしれない。そんな中でも人にしかできない仕事を追い求めていくことが大切」と締めくくられました。

 第2部パネルディスカッションでは、卒業生・修了生から、在学中に受講したPBL授業(Project Based  Learning:課題解決型学習)「政策実践・探究演習」での気づきが公務員採用試験に役立ったこと、2年生で受講する「コミュニケーション・ワークショップ演習」など人とのコミュニケーションの取り方を学べたことが今の仕事でも生きていることなど、業種の異なる4人のパネリストの言葉に、参加者は興味深く耳を傾けました。
また、仕事でグローバル化を感じたエピソードについてもお話いただき、大学での学びが社会といかにつながっているのかがうかがえるディスカッションとなりました。

参加者アンケートでは、「自身とさほど年齢の差がない先輩方の話しぶりが非常に心に響き、説得力があった」、「将来の就職活動を見据えての学生生活の過ごし方や心構えを考える機会になった」との感想が多く寄せられました。

<実施内容>
■基調講演
テーマ:『コーヒーを通して、みんなが幸せになる-小川珈琲から学ぶ人のつながり-』
講 師: 宇田 吉範 氏(1993年社会学部卒業:OGAWA COFFEE USA, INC社長/CEO)
■パネルディスカッション
テーマ:『チーム政策卒業生が語る!~社会で活躍する龍大卒業生はここが違う~』
 パネリスト:吉田 智美 氏(2017年政策学研究科修了:株式会社関西計画技術研究所)
       新田 廉 氏(2016年政策学部卒業:京都信用金庫)
       倉  寿和 氏(2017年政策学部卒業:福知山市役所)
       苅郷 時良 氏(2017年政策学部卒業:東海旅客鉄道株式会社)


入社に至った経緯などお話される宇田氏


アメリカでのお仕事について、大いに語って頂きました。


学生時代の経験が現在の仕事にも役立っているとお話頂きました。


ご協力頂いた4名の卒業生。


 10月25日(水)午後4時から政策学部3回生の9人が、富士ゼロックス京都株式会社でCSRのプレゼンテーションを行いました。
 政策学部では、毎年第1学期に専攻科目として「企業のCSR実践演習」(担当教員:白須教授)を開講しています。この授業は、企業のCSRの取組について、協力企業6社から講義を受けた後、班に分かれて実際に企業を訪問、ヒアリングし、対象企業のCSRの取組について提案するものです。
 今年も、最後の授業(7月26日)に、協力企業や京都府の皆さんの前で、各班からプレゼンテーションを行いました。その中の1班(10人、班長 大坪右弥君)の提案が高く評価され、是非、富士ゼロックス京都株式会社本社で社長の前でプレゼンテーションして欲しいとの依頼を受け、実現したものです。
 提案の内容は、富士ゼロックス京都が取り組まれている「古文書復元プロジェクト」を発展させ、①龍谷大学深草町家キャンパスで古文書教室を開催する、②龍谷大学の授業で古文書の復元、活用を学ぶ、③龍谷ミュージアムで触れられる展示を行うというものです。
 当日は、富士ゼロックス京都から、川本文雄代表取締社長をはじめ6人の社員の皆さんが出席され、川本社長からは「富士ゼロックスの複写技術を社会に活用する素晴らしい提案。是非、実現に向けて検討してみたい。」という発言がありました。
 実現までには様々な課題があるかと思いますが、授業での提案を企業が評価し、実現を検討するということは、学生の提案レベルの高さを示すもので、是非、今後ともこれに続く素晴らしい提案がまとめられることを期待します。

白須教授 紹介ページ




 政策学部で開講している「政策実践・探究演習(国内)」京丹後プロジェクト(担当:清水万由子准教授)では、2016年4月から大宮町五十河(いかが)地域で、地元住民の方に対して、地域の高齢者から生活文化や食・農業についての聞き書きを行なっています。このプロジェクトは、学生が地域を理解するとともに、地域住民自身が五十河地域の魅力を発見・再認識できる場づくりを目的に、過年度から行っています。
 10月28日(土)には、京丹後市立大宮南小学校にてばら寿司づくり教室を実施しました。ばら寿司づくりの上手な地元住民を講師に迎え、京丹後プロジェクト受講生が、大宮南小学校の小学生・保護者たちと一緒にばら寿司をつくりました。お米は、小学生が地元区と協力して育てたものです。
 小学生や保護者からは「ばら寿司は知っていたけれど、自分でつくるのは初めてだった」「自分で作ったからこそ美味しかった」との声があがりました。
その他に「普段接する機会がほとんどない大学生と触れ合い、地域のことについて語り合えたのが楽しかった」との感想もたくさん出てきました。
 大学生、小学生、保護者、地元住民、それぞれにとって地域の魅力を再発見する機会となりました。
 なお、このプロジェクトは、京丹後市「夢まち創り大学」活動の一環として実施され、(中高大連携による「地域の知恵と技術」継承事業として)平成29年度京都府「1まち1キャンパス事業」にも採択されています。

清水 万由子准教授 紹介ページ
政策実践・探究演習(国内) 紹介ページ






龍谷大学国際学部は、参加学生をそれぞれの国の代表としてチーム分けし、模擬国連(※)形式で討議する、龍谷サミット「グローバル・クライシス・ゲーム」を、11月18日(土)に深草キャンパスで開催します。
今年度のテーマは、「南シナ海問題」で、参加する学生はそれぞれの国の立場で会議に臨み英語で討議し交渉していくことで、外交政策の意思決定者の考え方について触れるとともに、南シナ海を取り巻く情勢への理解を深め、データ収集力、チームワークそして交渉力の強化を図ることを目的としています。
会議および交渉等はすべて英語で行います。各国には5~8名構成で、国際学部学生、留学生に加え、高校生(奈良育英高等学校、東宇治高等学校)も参加します。
今回の会議は、『「南シナ海問題」について話し合うため日本、アメリカ、中国、EU、マレーシア、フィリピン、ベトナムの7ヶ国が集まり、緊急で会議が開かれた』という想定で行われ、事前にそれぞれの国の立場を表明したポジションペーパーを作成し、当日会議前に発表します。会議の進行は国際政治で行われる手順に則って進められ、各国の状況については、各国とは別のグループ「マスメディアチーム」が逐次取材し発表していきます。公式、非公式の交渉を経て、最終決議を議決します。
つきましては、本件を広くご周知いただくとともにご取材いただきますよう、よろしくお願いいたします。

※模擬国連形式
  国際連合の会議をシミュレーションする教育活動。参加者は担当国の外交官として、その国の利害を代弁して交渉・議論
を重ね、問題解決への合意形成を図る。



1.日     時 :  2017年11月18日(土) 9時~19時

2.場     所 :  龍谷大学深草キャンパス 22号館内

3.想定シナリオ:  南シナ海問題に関して、7ヶ国から構成される緊急会議が日本を主催国として
開催される。参加国の代表団の一員として、あなたはこの問題解決に向けて何をするだろうか。

4.使 用 言 語 :  各国の交渉および会議・発表は、英語を公用語とする。 
ただし、国内の会話は母国語を使用してもよい。(日本語使用可)

5.担 当 教 員 :  陳  慶昌(チェン チンチャン)  国際学部グローバルスタディーズ学科 准教授
清水 耕介  国際学部グローバルスタディーズ学科 教授

6.そ の 他:  セッション以外の時間帯に非公式交渉を行ってもよい。


以上


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